あらすじ
仕事ができる人は、みな「数学的」だった!
生産性・評価・信頼、すべてが爆上がり!
「事実から考える・仮定から考える・読む・書く・話す・資料をつくる」すべてのビジネスパーソンの仕事が劇的に変わる、「数学的なビジネススキル」を徹底的に解説!
★本書を読めば解決する悩み
・数字に弱い
・論理的に考えられない
・社内の膨大なデータの使い方がわからない
・伝わらないメールをダラダラ書いてしまう
・説明しても「何が言いたいかわからない」と言われてしまう
・魅力的なプレゼンテーションができない
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
深沢さんがご自身で「人生の集大成」と銘打つ一冊。
丁寧すぎるほどの分量を割いて「数学的」に思考手順、仕事術、話し方、書き方などが解説されている。
「書き方」については、頭と手を使う手順だけでなく、生成AIへのPromptについても解説している。ということは、”本書のテキストDataをNotebookLMのようなRAGツールやAIエージェントに添付すれば、数学的な仕事術を自分の代わりにこなしてしまえるのではないか?”と淡い期待がよぎりつつ(2024年9月時点でそこまでかゆいところに手が届くサービスはないが…)著者の深沢さんはそれも「有り」というスタンスのようだ。その仕事・タスクに(例えば、事務的な報告メールか、感謝の気持ちを伝えるメールか)自分という人格を必要とするかどうかで(事務的な報告メールのように)「否」であれば、AIで良いではないか、と。
メールをいただく立場からみてもそれで良いと思う。機械が握る回転寿司と寿司職人が握るカウンターとでは、ニーズやシーンが異なるが、どちらもあって良い。気持ちがこもっていなくてはいけない(つまり仕事をしてくれたヒトの人格が必要)場合と、そうでない場合はある。
長くなってしまったが、「数学的な類い」のコミュニケーションは、AIの進化に伴って人格を必要としない仕事の領域に吸収されていくと思われる。星新一作品の「肩の上の秘書」みたいに。
Posted by ブクログ
まず読んでいて非常に読みやすい。数学的な思考で物事を整理、無駄を省き書く、またより即興性が求められる話すという行為に対するアプローチの仕方として参考になった。数学的という発想は著者の経歴ならでは。