冬斗亜紀のレビュー一覧
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購入済み
短編構成
イチャイチャしたところはないけど、それでよかった
遠く離れたところに住んでいる二人が出会った
一人はゲイとして生きていくには偏見や差別、生きづらさがある古い小さないい町
一人は都会で肯定も否定もせずただ仕事だけを真っ当にする都会
これからの暮らしが知りたくなる結末 -
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実は海外の本格的なBL小説を読むのは初めてでした。
とても切ないけど暖かくて素敵なお話でした。
生涯を誓った相手に去られベンソンという息子(妹の子供で養子)を持つシングルファーザーとして何とか頑張ろうとしていたギデオン。
けれどやはり難しくナニーを雇う事に。
ナニーとして現れたトビーがナニーとしてこれ程まで優秀とは驚き、オマケにナニーとしてだけではなくギデオンをも気遣ってと好意を持たずにはいられない。
お互いにゲイである事も要因しどんどん惹かれあっていく2人だけれどその関係は雇用主と雇用される側であることから悩み苦しむけれど誤魔化すことはできなくてお互い好意を持っていると伝えあえそこでお互 -
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ネタバレ総合評価:★5.0
殺しのアートシリーズ第四巻。
今回はこちらのシリーズにしてはページ数少なめでしたが、そんな不満を一切感じさせないほど読み応えのある内容で、最後の一文までしっかり楽しませていただきました。
今回は意外にもサムの出番は少なめで、ジェイソンが主体となって動く回でした。サムよりもJ・Jの出番の方が多かったんじゃないかな(笑)
これまでは連続殺人犯を追う話でしたが、今回のテーマは“幻のフェルメール作品を追え!”というジェイソンの専門分野にばっちり当て嵌まるお話だったので、過去三作品とはまた違った気色となっていて読んでいて楽しかったです。
ただ、そのジェイソンがなぁ…。FBIは身内 -
ネタバレ 購入済み
狼はメイトを選べない
生まれつきの絆なんだから
まさかメイトが同じ男だなんて
キートンはゲイだったがチェイはちがった。
キートンは距離を置こうとするが、チェイは関係なく関係をきずこうとしていく
お前が彼らを失ったんじゃない
彼らがお前を失ったんだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ総合評価:★5.0
買ってからずっと積読になっていたジョシュ・ラニヨン先生の殺しのアートシリーズ第一巻をようやく読んだのですが、読み終わって真っ先に思った事は「何故もっと早くに読まなかったのか!?」でした(笑)
ほぼ毎日、寝る前に少しずつ読み進めていたのですが、もう面白くて面白くて夜が待ち遠しかった程でした。
有能だけど冷たくて周りに敵を作りがちなFBI行動分析官のサムと、同じく有能だけど頑固で割と無茶するタイプのFBI美術犯罪班のジェイソン。最初は二人ともお世辞にも仲が良いとは言えなくて、この二人のロマンスがまるで想像出来なかったのですが、途中で何やら良い感じの雰囲気になり、サムがジェ -
ネタバレ 購入済み
待望の新刊!
5巻もハラハラドキドキが止まらない。1巻から登場するジェイソンのストーカーであるジェレミー・カイザーに、2巻で登場し海外逃亡したシリアルキラーのシェパード・デュランドとジェイソンの因縁相手に事欠かない本作だが、今回、サムの元恋人イーサンを殺したと思われるロードサイドリッパーに共犯者がいたとの話が浮上。ジェイソンとサムは“二人の未来”を考えるという関係性の変化もうまれる。ジェイソンとサムが何に邪魔されることなく幸せな時間を過ごせる日がくることを願いながらも、二人にはまだまだ事件に巻き込まれてほしいと思ってしまう、そんな作品。とにかく次巻も楽しみ。
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Posted by ブクログ
不動産会社勤務エリートのマイケル
ホテル業大富豪の御曹司ブライス
2人の「名前のいらない関係」からの、「お互いがいない人生なんて考えられない」までの、初恋のようなくすぐったい関係の変化するまでの様子が可愛らしかった。
話の進み方も交互に2人の視点で変わり、お互いの心情がわかりやすくて、キュンキュンした。
2人でイチャイチャしたあとに、ウーバーした食事をサブスク見ながらダラダラみたいな、(リッチな2人なのに)等身大の男のコたちの生活が描かれていて、そうそう、パートナーのいる生活の醍醐味ってこれだよね、、、と共感がもてたのも良い。
大きなトラブルもなく(話の上で、多少はあるけど)、2人の気持ちの変 -
ネタバレ
あのお尻大好き男が、再登場!
なんと7年ぶりの第2巻!1巻にハマッて続き読みたさに原書沼に飛び込み、全9巻読破。自分を褒めてやりたい(自画自賛)とはいえ、英語力には自信がないので、できることならそりゃ日本語で読みたい!とこの2巻の発売を心待ちにしておりました。本当にありがとう、モノロマさん!両想い?になったとはいえ、まだまだ「ステディなおつき合い」には抵抗があるラッキーと、心優しすぎて傷つきやすいボー(愛してる!)は、互いの距離を恐る恐る埋めながら近づいていく。そんな二人に、過酷な任務は容赦なく襲いかかり、それぞれに譲れないラッキーとボーの間にも大きな亀裂が生まれてしまう―・・・私は1巻からボーが好きでしたが、完全にボーに
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ネタバレ
潜入捜査官ラブ最高!!
魂に傷を負ったもの同士だからこそ解り会える、ボーとラッキーが持つ絆に心がギュッとなる。
ラッキーはなかなか素直になれないけれど、だんだんボーの優しさと愛に絆されて変わっていくところが良い。
今回は小児がん治療センターが舞台で深刻な医薬品不足という状況だから、展開は結構辛かった。でもこの作品は結末でそれを都合良くキレイに片付けるのではなく、希望を残しつつ依然とアメリカ医療に蔓延る闇を描いていて現実的なところがとても好き。
確か第1巻は2016年に刊行されていて、私が行った本屋ではどこも2巻はあっても1巻は見つからなかった。ドラッグ・チェイスシリーズが気になっている方は電子なら1・2巻一気読みで -
ネタバレ 購入済み
やっぱりこの二人最高
シリーズ2作目。1作目に続きタッカーとエリオットがほんと最高。二人が同棲を始め、衝突をしつつもさらに愛は深まっていく。1作目同様ストーリーの主軸は事件解決にあり、ラブラブ甘々な展開というのはないけれど、それでも、二人の間の愛をはっきりと感じられるストーリー。あからさまで大げさな表現はなく、でもエリオットのちょっとした仕草や目線とか、タッカーとのさりげないやり取りの中に愛がにじみだしている。ほんといい。エロもいい、と書こうと思ったけど、なんかエロって言いたくなくなった、この二人はセッ○スという言葉のほうがしっくりくる感じがしてきた。セッ○スやキスなどのシーンはさほど多くはないけれど情感たっぷりと