冬斗亜紀のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
文句なしに傑作。家に帰るまで待てず歩きながら読み始めてしまった……。
緻密に張り巡らされた謀略と勝利を掴むために周囲をどこまでも欺き続けるローレントの底知れなさが凄まじく、手に汗握りながら早く続きを!と待ち続けてきた最終巻。ここで更にひっくり返すかローレント……! などありつつ、ギリギリまで緊迫感の漂う展開。最後の挿絵に心から祝福を送りたくなる結末だった。
2巻までと比べると知略の駆け引きの部分が粗いな、とか、ラストが都合良すぎるのでは、などと思わないではないけれど、その代わりに描かれたローレント像が人間味にあふれていて魅力的で、ここまで読み進めてきた甲斐があるというもの。
BLというジャンルで括るなかれ、ここまで最初から最後まで熱量高くぐいぐい読めるとは思わず読み始めたので、読み終わったあとの虚脱感がすごい。 -
購入済み
ミステリー x ツンデレ
ミステリーとしては言わずもがな、この作家さんは、面白いです。アドリアンシリーズのときもそうでしたが、引き込まれます。早く続きが読みたい。
-
Posted by ブクログ
ネタバレプロファイラーという職種に弱い…しかも、BLならますます俺得としか。
FBIの行動分析官×美術犯罪捜査官。ミステリーとBLが完全融合していて満足。BL主体で推理が適当とかだったらモヤモヤしちゃったと思うけど、リアルな情景描写と人魚に絡めた少女の殺人事件の真相を追うハラハラさせる展開にがっつり心を奪われてしまいました。
ぜひアメリカのTV局にドラマ化お願いしたいです…!
しかも、ケネディとジェイソンの関係性に一言では説明できないじわじわくる萌えがあって、そこがとてもよかったです。
ジェイソン視点で描かれてるから、ケネディがジェイソンをどう思っているのかというのが最初なかなかつかめなくて、こっちまであれこれ意識しまくりに。
でもケネディ、ほんとにいいところであぁぁぁぁ~最高ってなりました(笑)カッコいい。恋愛面では不器用だけど頼もしさがハンパなかったです。
ジェイソンはものすごいツンデレ?仕事ではケネディの監視役だったり、見解の相違で反発し合ったり、一見ラブラブになるのは困難な模様なんだけど、まあ最初から互いにフォーリンラブだったよねと途中で気づきましたwwwそれくらい分かりにくいcpで、ドキドキさせられました。
ケネディがジェイソンをベッドに誘う場面が秀逸!
脳内に映像となってリピートしまくりです。
ミステリーとしても日本のものとは違うおどろおどろしさがとても雰囲気あって、こういう感じでシリーズ続いていくなら追っていきたいなと思いました。
回収されていない伏線がある気がするので、続くよね。
続編プリーズ! -
Posted by ブクログ
良かった。前作よりはイチャイチャ度高め。
エリオットの父親関連の話がメインだけど、
タッカーのエリオットを愛しているからこそ、エリオットの家族も信じて受け入れるところ、
タッカーの惚れた弱み感がすごいところ、エリオットの相変わらず的外れな苛立ち、
喧嘩して険悪になっても別れることを一切想定しないエリオット、
喧嘩しても必ず遠いだろうに島に帰ってくるタッカーなど、
二人の不器用だけどお互いを深く愛してもう家族になっているところが最高でした。
ただ、事件自体は前作のほうがハラハラさせられて面白かったかな。
ローランドの昔の運動がどの程度史実に基づくものかは不明だけど、
アメリカにも日本の学生運動のようなものが実際にあったのかな?とアメリカの現代史にも興味が沸いた一冊だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレBL関係なく戦記ファンタジーものとして面白い。というレビューを見て購入。
同性同士の性交渉が当たり前にある世界という前提で描かれているのでそういった場面も出てくるのだけど、それがメインではなく舞台装置としての演出といった感じで、本題は飽く迄戦記ファンタジー。話の筋がよく練られていて、単純明快なわかりやすさのない様々な思惑が絡み合った重厚なストーリー。とても面白い。
1巻のラストまで読んでも主役の二人の間には信頼のような何かが芽生えたか、という段階で、BLではなくブロマンス展開になる方が正直燃える。このままでいてほしい。
ただ、中盤でローレントが口にする「己が大切にしているものを教えるのは……」の台詞を踏まえてそれ以降のデイメンの扱いを見ていると、これは確かにBLだと思う。私はここで一気に腐女子フィルターが掛かってしまったのでつらい。これは行間で読ませるBL……。
巻末に収録されていた外伝は途中出てきた奴隷の子を描いていて、なんというか『トーマの心臓』の時代の少女漫画の雰囲気をそのまま文字に起こしたようだった。翻訳者の方が良いお仕事をされていると思う。 -
購入済み
2人のその後
紆余曲折を経て、ようやくくっついたアドリアンとジェイクのラブラブなその後。
とはいえ、家族の問題しかり仕事の問題しかり、何かとトラブル体質なアドリアンの周りは賑やかというか何というか。
でも、喧嘩しそうになっても相手の為にグッと我慢したり、そんなところに2人の相手を想う強さが見えたりして、しみじみと2人が付き合えて本当に良かったなぁと…。
ラストはついに!という所で、これから先も何かとトラブルに巻き込まれたり時々喧嘩したりしながらも、きっと末永く2人で暮らしていってくれるでしょう。
あ、一応ネタバレになるかもしれませんが
途中でガッツリとリバシーンがあります。
ジェイクとアドリアンのそんなの見たくない!という方はお気を付けて…。
-
購入済み
おもしろいです
アドリアンシリーズのほうが好きですが、このシリーズもやっぱりおもしろいです。関係がこじれた時の二人の会話や思考にリアリティーを感じるというか、共感します。
事件の展開は先が読めず面白いし、真剣で愛情深い二人の関係性が好感が持てて好きです。このあと、また、事件による波乱がありそうで、続きが早く読みたいです。 -
ネタバレ 購入済み
ぐっと進展
今回はエリオットとタッカーの関係だけでなく父親や母親との関係が深く絡んできていて、また、ローランドの過去を通して米国社会の抱える一面も描かれていて、より厚みがあって面白いストーリーになってた。ミステリーの部分だけでなく、ふたりがお互いの立場やプライドと関係性に悩み、絡まった愛情の両方を解すためにエリオットとタッカーが傷つきもがきながらも行動して前進して解決へ向かう姿に胸を打たれました。前作よりラブがぐっと多めです♡苦しいけれど愛があるのです。いろんな愛が。涙します。(笑) それに、エリオットに絡んでくるサイコパスな男が増えて次作がすごく楽しみ‼️
-
購入済み
クリスマススペシャル。
三篇の短編と、それにまつわるショートストーリーが二本。
・宝石泥棒とFBI
(そのショートストーリー)
・地方警察官とFBI
・アドリアンとジェイク
(そのショートストーリー)
アドリアン・イングリッシュのシリーズを読んでいた方なら間違いなく楽しめる内容ですね。
シリーズ終了後の二人の生活がよくわかってほっこりしました。
読んでいない方には訳がわからないかも。
クリスマスをテーマにした作品集です。 -
購入済み
探偵もの?
探偵ものとして読んでも、先が読めない面白さがあるし、恋愛ものとして読んでも、人物の気持ちの動きにリアリティーがあります。
事件としては、3冊目の海賊王の死が特におもしろいと思いました。ここからストーリーも劇的に進むので、先が気になって、続刊を読み終えるまで眠れず、徹夜しました。 -
購入済み
おもしろい!
サスペンスやスパイ映画をみているよう。スリリングで興奮します。試し読みをしてから購入するまでに時間がかかったけれど、読み進めるごとに、止まらなくなって、つぎつぎに続刊を購入することになりました。
また、恋愛面では、二人の間には大きな障害があるのですが、惹かれ合う気持ちも大きく…とにかくドキドキ、ハラハラします。登場人物がみんな個性的で魅力的なのもいい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ超楽しみにしてたヘルハイ2巻!待ってました!!
小山田先生の表紙が、トムの横顔プロフェットの眼差しがやばい。
キャラ紹介も挿絵も今回も作品と同調しててテンションMAXです。
前回「幽霊狩り」では、EE社でバディを組む事になった
元シールズで元CIAのプロフェット(31)と、元FBIのトム(36)。
拒絶しながらも見え隠れする互いの過去に興味津々で惹かれあい、
心を開く代わりに身体だけ幾度となく繋げるまでに至った訳だけど、
それぞれに問題を抱えていて互いを想うがゆえに
トムは別のパートーナーを選び、
プロフェットはEE社を去り姿を消したところで終わっていましたが。
プロフェットがEE社を去り空白の4ヶ月。
別のパートーナーを選びながら、その間も絶え間なくプロフェットにメールを送り続けるトム。片やプロフェットはスーダンの地、単独で人質保護をしながらそのまま地の果てに消えようとしていた。しかし、祖母の居るルイジアナ州ニューオリンズにハリケーンが迫りつつある中、エリトリアの任務中でフィルに帰る許可が貰えないとぼやくトムのメールがプロフェットを動かす。
ニューオリンズで運命の再会を果たすふたり。
空白を埋めるかのように、どうしようもなく互いを求め合う。
ハリケーンの最中、嵐のように熱く熱く昂ぶるふたり。
今作は、ちゃんと向き合いだしているからでしょう
前作以上に終始さかるふたりがエロくて濃厚。エロでこんなに萌たの久しぶり!
しかし、しばらく寄りつきもしなかった故郷ニューオリンズには
トムの凶運の元凶がある。懐かしいバイユーの地は
否応なく忌々しい悲しく辛いトムの過去を晒していく。
プロフェットの目の前に。
湿地帯といえばワニ!トムの特技が功を奏した?お色気ごっこも楽しくw
暴かれる過程に起きる殺人事件、時の経過で見えて来る切ない真実
謎解きも巧みで面白くて読む手が止められなかったです。
こうしてみてみると、トムは生真面目で頑固で一途ですね。
プロフェットの破天荒ブリも表向きで
今回、見せた底根にある優しさ・良心にきゅんとしました。
プロフのトムへの想いも明確です。トム愛されてます。
まだ、すべてを許したわけではないけれど。
リバですが、互いを求める衝動としてとても自然な成り行きで書かれている。
設定や性格を聞くだけだと厳つい2人ですが、
その本質にある人間的な部分、弱さだとか脆さなどが
浮き彫りとなって欲望に素直なふたりがとてつもなく可愛いのです。
萌を随所で感じつつ、最後の方にある占いのくだりは
トドメを刺されたように萌死にました。
そうか、トムはこれを信じ確認したくもいたのか。こんな36歳ワンコずるいよ。
プロフェットもなんやかんやさ…なんなのキミらかわいすぎる!
それにつきる今作でした。すごく面白かった!
トムの「幽霊狩り」は決着を見せ、ふたりの距離はぐぐっと近づきましたね。
この先は、プロフェット編になっていくんだろう。
「もうお前を離さない」という恐い物ナシになった
トムの頼もしい言葉に期待が高まります。
例のビデオをトムに送りつけてきたのは誰なのか?
ジョンは果たして生きているのか?
サディークたちとの決着は?
そしてプロフェットの目の病は…
まだまだお楽しみが多すぎてヘルハイ熱止まりません。
次巻のふたりに早く会いたい! -
購入済み
うそ〜ぉ!
完結?!ウキウキ読み始めてまた相当なドラマを見せてくれる訳です、憑き物落ちた(?)ジェイクの変貌には眼を見張るものがあってやっとアドリアンにも安寧が、、とホクホクしてたらなんとなんと翻訳家のあとがきで「おしまい」と判明。OMG!終わり方が含み多いってゆーか単純にもうちょっとその後の2人を読みたいってゆーか。。シリーズ通してミステリとハードボイルド足したよーな読み応えある展開に甘ラブありでそりゃも〜満点ですがね、でもここで終わって欲しくなかった〜。お別れが悲しい。
-
Posted by ブクログ
ネタバレアドリアン完結巻とあわせ読み応えたっぷり。
新シリーズは喧嘩っプルの骨太サスペンス。設定とかちょっとした事にまで妄想をかき立てられ引きこまれる至福の読書だった。
元FBI(36)トム・ブードロウ×元CIA工作員(31)プロフェット・ドリュース
誰もが認める優秀なエージェントのプロフェットだが、性格に難アリ
組んだパートナーとは悉く上手くいかず、トラブルメーカーの彼の暴走のストッパー役、新たなバートナーとしてEE社(民間傭兵派遣会社)にトムがやってくるのだが…
プロフェットは10年前の任務の失敗からPTSDを抱えており
その時に失った仲間であり幼馴染みのジョンの遺体を誰も見ていないことから
現在も任務の傍ら彼の手がかりを探り続けている男。
トムはケイジャン(フランス系移民)で過去に組んだパートナーが
すべて死んでいることから自分の凶運を呪っている男。
そうゆうことに関係しているか説明は今のとこないけど、悪夢を捕らえる意の
ドリームキャッチャーはじめお守りのように身体中に入れられた
トライバル系(部族系)のタトゥやピアスが意味深で特徴的。
いやもうこの二人のキャラが面白くすごく魅力的です。
いろんな傷を抱えているから共に尖って他者を寄せ付けまいと見えて
似たもの同士・一匹狼同士の感というか臭覚で腹の中では探り合い
興味津々な二人です。口は悪いが本音の部分はとても可愛い
寂しがりの男たちにも見えました。
互いの過去の経験から、他者と深く関わる事に
臆病になっているのだろうと推測できるのですが
どっかで「コイツとなら解り合えるかも」という甘い葛藤も見え隠れして
流されてやっちゃう感じもいろんな感情が入り交じってやたら楽しい。
30越のデカイ男同士の攻防がなんだか滑稽で可愛くてかなり萌萌してしまった。
私は元々抵抗ありませんが、BLというよりMLでリバなカップルです。
どちらも等身大の大人の男としての魅力満載で書かれているのでむしろ色っぽく感じました。
二人の初任務となる事件の被害者は所在不明のジョンの弟。
情報共有のためジョンやその家族の話をトムに聞かせるプロフ。
幼馴染みにして元カレ的関係を吐露され嫉妬しちゃうトムにニヤリする一方
プロフが語るジョンの過去もまた傷だらけで切なく、こうした彼の生い立ちも10年前の出来事やなんらかに関係してたりするのか?などいろいろ推測出来るのが面白いです。
帯にもあるように「譲れない一匹狼」たちが出会い惹かれ合うことで
干渉しぶつかりながら、それぞれの問題、過去と向き合い
ケリをつけていくお話なのかな。
一冊目では明らかになっていない事がまだ多いですが。
10年前、任務に失敗し捕らえられ尋問されるプロフェットの映像が
何故トムに送られてきたのか。誰が送ってきたのか。テロリストとの決着、
ジョンの弟の死の謎、ジョンは本当に死んでいるのかそれとも生きているのか。
プロフェットの目の病やトムの凶運と言わしめる過去、それぞれの家族の事など
今後、一匹狼たる彼らを形成してきたであろう過去が暴かれていくのだと思うと
いろいろ妄想が止まらない。早く知りたいと胸が逸ります。
束の間の接触で惹かれ合ってしまったふたりですが、任務で様々危険な目に遭い相手を思い遣るがゆえパートナーを解消するところで終わってます。
次巻でどう再会し今後どう関わっていくのか次回予告に煽られまくり。
楽しみすぎる二人です。
あと、小山田先生の描く男の色気もこのお話にピッタリ。
あの部分のピアスは無理にしても次はタトゥな裸体でふたりの絡みもあるといいな。 -
購入済み
翻訳BLハマりました。
この作家さん好きです。
アドリアンシリーズに比べると1冊完結ものなので、掘りさげに欠ける部分はあるかもしれませんが、よくできています。
BLライトノベルと一般書籍の中間の作品で、エンタメ度も高いです。
日本BLはドリーム色が年々酷くなっている印象なので少しリアリティ路線を含んだ こういった作品は好感が持てます。
是非オススメです! -
購入済み
オススメです!
海外BLは初ですが、良い意味で日本のラBLイトノベルの様式美?的なものがなく面白いです。
印象としてはライトノベルと一般書籍の中間です。
BLライトノベルの中でもしっかりした"小説"を好む人、一般書籍のBLを好む人、一般書籍を読みなれている人、大人には楽しめます。
日本のBLドリームとは違い、海外のゲイ文化ドリームの方がより現実的な部分が多いようです。
たっぷりエンタメ度も高い作品なので、海外BL初心者には最適な作品です。
久しぶりのヒットでした。