冬斗亜紀のレビュー一覧

  • フェア・プレイ
    またこの二人の物語を読めるとは……!進展した二人の仲のよい様子を見られるのも嬉しいけど、なんといってもエリオットの父親の青春時代が、あー日本だけじゃなくアメリカもそんな感じだったのかー……と読んでいて感慨深かった。青春の終わり、というフレーズが頭に思い浮かんだり。読み応えがあるのにあっという間に読ん...続きを読む
  • ドラッグ・チェイスシリーズ(1)還流
    初め、ラッキーは薬を盗む側なのかと思っていたら、あにはからんや。横領を取り締まる側だった! ラッキーと、ラッキーがしごきまくる新人・ボーは共にワケありで、お互いにいがみあいながらも少しづつ心を開き、とうとうお互いの過去を労わり支え合うところまで進んでいく様子は、読み応えがあったし、温かい気持ちになっ...続きを読む
  • ヘル・オア・ハイウォーター(2)不在の痕
    超楽しみにしてたヘルハイ2巻!待ってました!!
    小山田先生の表紙が、トムの横顔プロフェットの眼差しがやばい。
    キャラ紹介も挿絵も今回も作品と同調しててテンションMAXです。

    前回「幽霊狩り」では、EE社でバディを組む事になった
    元シールズで元CIAのプロフェット(31)と、元FBIのトム(36)。...続きを読む
  • アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ

    うそ〜ぉ!

    完結?!ウキウキ読み始めてまた相当なドラマを見せてくれる訳です、憑き物落ちた(?)ジェイクの変貌には眼を見張るものがあってやっとアドリアンにも安寧が、、とホクホクしてたらなんとなんと翻訳家のあとがきで「おしまい」と判明。OMG!終わり方が含み多いってゆーか単純にもうちょっとその後の2人を読みたいって...続きを読む
  • ヘル・オア・ハイウォーター(1)幽霊狩り
    アドリアン完結巻とあわせ読み応えたっぷり。
    新シリーズは喧嘩っプルの骨太サスペンス。設定とかちょっとした事にまで妄想をかき立てられ引きこまれる至福の読書だった。


    元FBI(36)トム・ブードロウ×元CIA工作員(31)プロフェット・ドリュース


    誰もが認める優秀なエージェントのプロフェットだが...続きを読む
  • 恋する狼

    甘~い☆

    なんだ、この可愛い生き物は~!!…って、レインのことです♪ちっちゃくて色白で赤毛で綺麗な見かけによらず、思ったことをつい口にしちゃううかつな所や欲望に抗えない所が愛しい…性格も素直で好感度高し。
    強くて男前デヴもそんなレイニーが面白可愛くて仕方ない様子。
    二人の体格差がまたいいんだな♪
    狼シリ...続きを読む
  • フェア・ゲーム

    翻訳BLハマりました。

    この作家さん好きです。
    アドリアンシリーズに比べると1冊完結ものなので、掘りさげに欠ける部分はあるかもしれませんが、よくできています。

    BLライトノベルと一般書籍の中間の作品で、エンタメ度も高いです。
    日本BLはドリーム色が年々酷くなっている印象なので少しリアリティ路線を含んだ こういった...続きを読む
  • 狼を狩る法則

    オススメです!

    海外BLは初ですが、良い意味で日本のラBLイトノベルの様式美?的なものがなく面白いです。
    印象としてはライトノベルと一般書籍の中間です。
    BLライトノベルの中でもしっかりした"小説"を好む人、一般書籍のBLを好む人、一般書籍を読みなれている人、大人には楽しめます。
    日本のBLドリームとは違い...続きを読む
  • アドリアン・イングリッシュ(3) 悪魔の聖餐
    何度も手をとめて、まさかまさかと成り行きを見守り・・・え~ん・・・。
    以下続刊!を待つしかない身の上で、もうもう、切な過ぎる~!!
    分厚くて物語としての読み応えは十分ですし、とても面白かったです。
    ここで焦らすのは仕方ない・・・と納得はできるんだけど・・・早く読みたい~!!
    次巻は2月ごろとのことで...続きを読む
  • アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影

    まだ続編ある?

    3巻現在⭐️5です。BL/ML要素よりも見事なミステリー仕立ての構成が読み応えあって(一般的に言うミステリーカテの書籍と比べてではありませんBL/MLカテにおいて、と言う意味で。)筆力ある作家さんプラス翻訳家の方の言葉選びのセンスの良さもあり面白くてグイグイ引っ張られます。フェアゲームよりさらに複雑...続きを読む
  • 狼の遠き目覚め
    前作より断然面白かった!!
    甘くて食傷気味になった前作と違って、ラブ5割サスペンス5割な仕上がり。
    もちろん甘甘なのは変わりないのですが、やっぱ事件が絡むとイッキに引き込まれます。

    CPは人狼でゲイの探偵×人狼になりたてのノンケの青年。

    虐待や差別など、やっぱり日本よりアメリカの現代社会は手厳し...続きを読む
  • フェア・ゲーム

    面白い!

    上質なBLプラスミステリーです。
    翻訳特有の文章ではなく
    比較的読みやすかったです。

    タッカー、かっこいい。。
    エッチな場面で過剰に喘いだりしない所が逆に萌えました。

    もっと他のも読みたいです。
    草間さんの絵も素敵だけど
    外人は、やっぱり天野瑰さんの絵で
    是非よみたいです!
  • アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影
    深く優しく甘いのに残酷な、ゲイ文学独特な香りがありながらも、どこまでもエンターテイメントで、読む者をワクワクさせてくれ、更に楽しく切ない小説です。
    主人公のアドリアンが経験する世界は、ゲイでなければ経験しない世界であり、それは、単純にマイノリティーという枠には収まらない、複雑なこの世界を美しくも陰鬱...続きを読む
  • フェア・ゲーム
    BL(というにはファンタジーさが少ない、けどそれがいい)とミステリーの融合。どちらも読みごたえあります。
    翻訳ものはジャンルに関わらず余り読まないのですが、程よい固さで読みやすかったです。表紙買いしたのですが、買って良かった。
    解説の三浦しをんさんは暴走しすぎじゃないかな!(笑)読んでて目をそらした...続きを読む
  • フェア・ゲーム
    BLの翻訳物?と思い手に取ったんですが、正直BLに分類するのはもったいないと思いました。
    男性同士の恋もありますが、それ以上にミステリーやアクション、そして人間関係等が面白く、いわゆる日本のBL小説以上の読み応えを感じました。

    日本のBLのテンプレート化やオープンさ(よく言えばおおらかだけど悪く言...続きを読む
  • フェア・ゲーム
    草間さかえ先生の眼鏡がすてきな表紙と、翻訳モノの珍しさに惹かれて購入。海外ミステリなために湧いてくる事件の緊迫感が、普段読んでいるBLにはなかなか無い新鮮な感じでした。その反面、主人公とタッカーの関係が日本のBLのテンプレを踏襲していて謎の安心感。主人公が堅物眼鏡に見せかけてタッカーに再会するたび発...続きを読む
  • フェア・ゲーム
    新書館さんが面白いことしたな、という興味本位で手に取った。本屋からの帰りにバスの車内でぱらぱら捲り、これは本腰を入れて読まねばと思い数日間放置。
    風呂に入る前にちょっと、と思い読み始めたら止まらず、気づけば1時間以上経過していた。

    骨太のサスペンスを読み切った気分。取り敢えず母に読ませて感想を聞い...続きを読む
  • フェア・ゲーム
    FBI捜査官×負傷でFBIを辞した大学講師の犯罪ミステリ。受け視点で展開。体の繋がりはあれど恋人でない曖昧さで別れ再び引き合いかき乱される感も楽しく。ライバルと恋人が同居するカプ好きにオススメ。予想以上にBLの体でした。
  • 殺しのアート(5) ムービータウン・マーダーズ
    総合評価:★4.0
    殺しのアートシリーズ第五巻。
    初めて一巻を読んだ時にあまりの面白さに衝撃を受け、それからなるべく長くこのシリーズを楽しみたいと思い、あえてちまちま読み進めていたのですが、とうとう最新刊に追い付いてしまいました…(T-T)

    今回もサムの出番はかなり少なめ。ジェイソンが前回の汚名を...続きを読む
  • アドリアン・イングリッシュ(3) 悪魔の聖餐
    表紙からもしや新たな男が出てくる?三角関係?と当たりをつけながら読んでいきましたが、それどころじゃなかった。

    あまりにも突然すぎる急展開に衝撃。
    自身が同性愛者であることを認められないリオーダンが、アドリアンへの愛との狭間で葛藤しているのは伝わっていたけどそれ程だったのかと。でも自分を偽ってでも生...続きを読む