【感想・ネタバレ】叛獄の王子(3) 王たちの蹶起のレビュー

あらすじ

「生きていた。王の御子が生きておられた。デイミアノス」正体が明らかになった今、デイメンはローレントに自分こそ兄の敵であるという真実を告げなければならない。だが約束の場所、シャルシーにローレントは現れなかった。その頃ローレントはグイオンの手に落ち、地下牢に囚われていたのだ。そして目の前には彼を憎むゴヴァートの姿が――。ヴェーレとアキエロスの戦力をたばね、王子たちは執政の企みから母国を守ることができるのか。そしてふたりの信頼と友情の行方は――!? 叛獄の王子三部作、ついに完結!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

文句なしに傑作。家に帰るまで待てず歩きながら読み始めてしまった……。
緻密に張り巡らされた謀略と勝利を掴むために周囲をどこまでも欺き続けるローレントの底知れなさが凄まじく、手に汗握りながら早く続きを!と待ち続けてきた最終巻。ここで更にひっくり返すかローレント……! などありつつ、ギリギリまで緊迫感の漂う展開。最後の挿絵に心から祝福を送りたくなる結末だった。
2巻までと比べると知略の駆け引きの部分が粗いな、とか、ラストが都合良すぎるのでは、などと思わないではないけれど、その代わりに描かれたローレント像が人間味にあふれていて魅力的で、ここまで読み進めてきた甲斐があるというもの。
BLというジャンルで括るなかれ、ここまで最初から最後まで熱量高くぐいぐい読めるとは思わず読み始めたので、読み終わったあとの虚脱感がすごい。

3
2019年07月01日

購入済み

面白かった!

最終巻まで面白くて一気に読みました。2人の恋愛関係もドキドキしますが、やはり執政の陰謀に巻き込まれて最後まで気が抜けませんでした。外伝もあるので楽しみです。

#感動する #深い

0
2024年03月27日

購入済み

最後までハラハラ

今回も最後の最後まで
ドキドキハラハラさせられ
自分が予想してた終わり方とは
違っていて良い意味で裏切られました。
3巻は
ちょっとラブラブな所も見れて良かったです。

#ドキドキハラハラ #深い #シュール

0
2021年12月06日

購入済み

最後の最後まで

こちらに気を抜かせてはくれなかった……。
できるだけゆっくりと読み進めては息を吐く日々が、ようやく終わりました。
物語の端々に散りばめられていた細い糸が、何かに引き寄せられるように収束していく。
これからどのような未来が待ち受けているのか、まるで読めないけれど、2人とその周囲の人々に幸多からんことを

0
2021年11月15日

Posted by ブクログ

映画を観ているような展開。8割は戦争と裏切りと何度も立ち上がる不屈の男達のお話。モノクロームロマンス文庫侮れません。

0
2021年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻でおおお!?っとなって、でもデイメンの正体の件はどうするの!?って心配していた所が初っ端からひっくり返されて、はらはらし通しでした。
というか、ローレントがなんかずっとデレてて、デレてるのに今までの例から信用していいの?って別な意味でもはらはらしていた(笑)

こんだけ壮大なファンタジーで、これ、MMじゃなくてもよいのでは?と前巻まで思ってましたが、ここへ来て予想外のラブラブっぷりでびっくりした。

伏線がね、いろいろ…過去から貼られてて、その辺も読み応えあったし、これまでの歴史政治文化と性的事情までちゃんと設定されてて、すごい話だった。これMMで括らなくても良いのでは?と思うくらい。

面白かったです!これから番外編読むの楽しみ!

0
2021年07月11日

購入済み

 

1巻から3巻まで一気に読みました。
デイメンとローレントの気持ちが巻を追うごとに明瞭になっていき、ローレントのデレが可愛いのなんの。
最後の最後までこの巻で終わるの?!て言うくらい最後までクライマックス(?)で進捗バーを何度も確認したくらい熱い。
欲を言えば2人の後日談なんかを是非読みたい。

0
2020年06月27日

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