あらすじ
大学入学でジョージアにやってきたマットは、友人の兄であるオーブリーの家に同居することになった。 出会う前からセクシャルな濃密な匂いが立ちこめる。二人はメイトだった。
だがオーブリーはホテルチェーン、レイノルズグループの社長で、 今後群れの統率者(アルファ)としての責任を負う立場。 自分がゲイであることを公にして会社に不利益をもたらすことはできない。 マットは静かに状況を受け入れるが、先の見えない関係に次第に持ち前の明るさを失ってゆく。そんなある日、オーブリーのもとに荷物が届いた。 中にはマットの写真、オーブリーに対する脅迫だった――。大人気の人狼ロマンス最新刊!!
感情タグBEST3
大好きなシリーズ
このシリーズの大ファンです。オーブリーとマットの話ですが、途中は少し切ないけど、安心のハピエンでした。マットの家庭環境は少しかわいそうでした。
Posted by ブクログ
人狼にとっての運命の相手“メイト”の物語、第三弾。
今作では、メイトを求めてしまう本能と、体面を慮ってしまう葛藤が描かれている。
っていうか、オーブリー!!
せっかくスーパー攻たる条件が揃ってるのに、いずれは女性と結婚するつもりだとか。メイトであるマットに対してちょっとひどいのでは。
気持ちはわかる。家柄も良く、大企業のトップで、唯一の弟はゲイでメイトを見つけて戦線離脱(一作目のカプ)。そりゃ結婚して跡取りを作らなきゃって気にもなるだろう。だけどメイトの本能に抗えず、マットとやることやって、愛しさも感じてるっていうのに、最初からあきらめてるのは読んでいて少し苛立ちを感じた。
三作目の今回は、ストーリーのテーマがメイトとは…だったので特に。
まあ、結局はハッピーエンドを迎えるんだけど。今回はちょっと読んでいてストレスでした。
オーブリー、イラストは非常に好みだったので残念。
シュガーかぁ♪
このシリーズは初見ですが、徹頭徹尾甘かったです。
ハニーやダーリンはよく見聞きしますが、シュガーと表現される恋しい人の描写は、フワフワして優しく、正に甘かったです。
翻訳物ではありますが、カッチリし過ぎない文章なので、苦手な方も読みやすいと思います。
イケズな。。
野郎だったはずのオーブリー(笑)、いやいやどーして責任感が強すぎるがゆえに自らをがんじがらめにしちゃってる不器用な人でした。ってキートンとの確執を本作読んでて思い出したくらいですが(笑)。しかし先住民の血を引く引き締まった体躯の色男マットのギャップ萌えくらいの天真爛漫なハッピーボーイっぷりがオーブリーじゃなくても「たまらん!」て感じです。ミス(ミセスか?)ラングレーの描き出す人物像は誰も彼もが生きてるし身近にいそうな人をモデルにしてそうな気配が良いですよねぇ。と西洋文化ならではの恐ろしくナチュラルに甘〜い空気がね、H描写のみならず凄く好き。今回はシュガーかぁ、こーゆー愛称呼びも日本じゃお目にかかりにくいし惹かれるな〜。