松本清張のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上巻も下巻も、続きが気になって気になって、仕事どころではなかったですw
そして、思うのは、この小説に「砂の器」というタイトルを付けた松本清張氏のセンス。すごく美しいですね。脱帽です。
作中の風景描写も表現が美しいと感じました。
2004年にドラマ化された際の主題歌は、ドリカムの「やさしいキスをして」。
これを読んだ後に聴くとまた格別ですね。
いつの世も、女性の愛は一途で美しい。
傍から見たら"どうかしている"状態であるほど、本人の中では純度を増していく。
そこにはまさに「幸か不幸かは私が決める」という強い意志がある。
美しさの核はそれかなと思う。
そして、それを体現して -
購入済み
犯罪の回送
北海道北浦市(小説内の架空の市)の春田市長が、陳情で東京出張中に行方不明となり、日野市の林の中に埋められた死体となって発見される。警視庁の田代警部、岡本刑事、青木刑事が真相を追う。他派閥で政争中の田代も時を同じくして東京に来ており怪しまれるが、北海道へ帰郷した彼は水死体となって発見される。北浦市には、札幌のクラブママあがりの妻美知子、弟雄治がいた。はたして春田市長は、どこで殺害され現場へ「犯罪の回送」となったのか。本当に東京で殺害されたのか、いかなる理由で殺されたのか、田代警部は解き明かしていく、この小説の核心となる。
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Posted by ブクログ
松本清張ジャンル別作品集「美術ミステリ」。積読本解消。
巻末に発表年を書いてなかったので、wikiで調べてみた。
真贋の森 1958
青のある断層 1955
美の虚像 1982新潮文庫
与えられた生 1970単行本
後者2つは文庫と単行本の発行年しかわからなかったので、おそらく「美の虚像」の方も1970年ぐらいの発表だと思う。前者2つは戦後10、13年後の発表。東日本大震災が15年前だから、当時の人たちにとっても戦後の混乱は、ほんのつい最近の感覚だったろう。
現代では通用しないやり方や、
現代でも変わらない気持ちが、
見えてきて大変面白く読んだ。
「真贋のー」「美のー」は、贋作を巡るお話で -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めての松本清張。
個人情報の観点や電話のやり取り、当時の生活様式や言葉遣いなど、自分の世代では馴染みのないものばかりでしたが、以前よりそういった歴史は知っていたので特に違和感もなく読み進められました。
難しい言葉で書き綴らねども、背景描写や心情がわかりやすかったのでサクサクと読んでいけたのが良かったです。
禎子はまだ憲一と結婚して日が浅く、仕事や年齢など、わかりやすい表記のようなものしか知り得ていなかった。短い間で既に彼を充分に愛していたから、行方や過去が気になりあそこまで調べたというよりは、これから愛していけると思っていたから、知りたかったのではないかと思いました。
派手な服装をし