松本清張のレビュー一覧

  • 或る「小倉日記」伝

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    芥川賞を受賞した表題作と他5篇を集めた短編集。
    後の清張のような推理小説的な展開はほとんど見られない。
    まず表題作だが、小児麻痺のようなものを患った男が、九州にいた頃の森鴎外を研究していくという話。
    全体にも通ずることだが、人物の心情などをほとんど地の文で書かない簡潔な文体が読んでいて潔い。
    内容はまずまずといったところ。
    他の4篇に関しては、全体的なテーマとして、登場人物(主に主人公)が、一つのことに集中していて他のことには目もくれないような一途さを持っており、
    そのせいで他者の反感を買ってしまうという、熱心さに基づく哀れさが展開されている。
    途中では、その人物に反感を持ってしまうが、話が終

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    2009年10月07日
  • 球形の荒野 新装版(上)

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    戦時中に死んだと言われていた外交官の父の筆跡を寺院の奉名帳に発見する娘。
    父の影を追い求める彼女に、恋人である新聞記者はもしかしたらという疑問を抱く。

    清張の推理小説としては少し毛色が変わった話かも。かなり叙情的な話だった気が・・・(笑!あんまり覚えてない)
    でも最後に父と対面を果たす場面とか、とにかく感動的で当時は一番好きだと思ってた。

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    2010年12月20日
  • 渡された場面

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    はじめて読んだ清張作品。
    清張に関して「有名」という以外、何の知識もなく読み始めたのでこの作品の完成度というか、清張の凄さを思い知らされた。
    ひとつの事件や嘘を隠蔽するために次々に事件と嘘を繰り返し、苦境に立たされる犯人。
    こう繋がったのか!と、最後に感服させられる。何度読んでもおもしろい。

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    2009年10月04日
  • 神々の乱心 上

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    松本清張の未完の大作。新興宗教団体と皇室がつながるなんていう要素におなかいっぱいになりそうです。紋様の意味や神道系新宗教のことなど、ちょっぴり京極夏彦な感じも覚えた。

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    2009年10月04日
  • わるいやつら(上)

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    私絶対好きそうだから読んでみ!って友人から勧められて読んでみました。
    好きですこういうのw
    ていうか松本清張ってこんな読みやすかったの?

    上は戸谷の悪態ップリが延年続くだけですが、これがこのあとどう変わっていくのか・・・?

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    2009年10月04日
  • 霧の旗

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    昔ドラマで見て、幼なながらにものすごい衝撃を覚えたものです。きちんと読み直してみようと思って読んでみたのですが、やっぱりすごい。一気に読破。すぐに物語りにのめり込めます。

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    2009年10月04日
  • けものみち(上)

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    主人公の民子はしたたかな女である。地味な生い立ちとは裏腹に、彼女は日本の黒幕の心さえ揺れ動かし、己の欲望を満たそうとする。しかし、・・・・・

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    2009年10月04日
  • けものみち(下)

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    上巻と共に、本書を極普通の女性が読むなら、必ずやその女性には野望といったものが蘇るであろう。そういった面では、女性の野望を実現する為のマニュアルとも言える。

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    2009年10月04日
  • けものみち(上)

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    今木曜日にドラマではいってます!オススメオススメ!松本清張さんのふぁんなんでオススメ!人間の汚いところみれます!

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    2009年10月04日
  • 半生の記

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    昭和の大作家、松本清張が松本清張になるまでの半生。地位を確立してもなお、にじみでるコンプレックスに「人間・清張」を見る事ができます。

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    2009年10月04日
  • 点と線

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    さすが、松本清張作品。
    読者を最後までグイグイ惹きつけ、あっという間に読んだ。
    博多と北海道の道程。今の時代ならそれほどかからないが、その当時なら不可能と思えるのに、そんな中をかいくぐる面白さがあった。

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    2026年07月11日
  • 砂の器(下)

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    上巻も下巻も、続きが気になって気になって、仕事どころではなかったですw
    そして、思うのは、この小説に「砂の器」というタイトルを付けた松本清張氏のセンス。すごく美しいですね。脱帽です。
    作中の風景描写も表現が美しいと感じました。

    2004年にドラマ化された際の主題歌は、ドリカムの「やさしいキスをして」。
    これを読んだ後に聴くとまた格別ですね。

    いつの世も、女性の愛は一途で美しい。
    傍から見たら"どうかしている"状態であるほど、本人の中では純度を増していく。
    そこにはまさに「幸か不幸かは私が決める」という強い意志がある。
    美しさの核はそれかなと思う。
    そして、それを体現して

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    2026年07月10日
  • 黒革の手帖(下)

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    何度かドラマ化されている作品で、言わずもがなストーリーが面白いです。まさに悪銭身に付かずということですね。特に終盤の坂道を転げ落ちるような展開がさすがという感じです。
    松本清張の他の作品と比べて、登場人物の背景にある悲哀などの描写は少なめだからか、余計に因果応報とはいえ堕ちていく人生の虚しさを感じました。

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    2026年07月09日
  • 犯罪の回送

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    犯罪の回送

    北海道北浦市(小説内の架空の市)の春田市長が、陳情で東京出張中に行方不明となり、日野市の林の中に埋められた死体となって発見される。警視庁の田代警部、岡本刑事、青木刑事が真相を追う。他派閥で政争中の田代も時を同じくして東京に来ており怪しまれるが、北海道へ帰郷した彼は水死体となって発見される。北浦市には、札幌のクラブママあがりの妻美知子、弟雄治がいた。はたして春田市長は、どこで殺害され現場へ「犯罪の回送」となったのか。本当に東京で殺害されたのか、いかなる理由で殺されたのか、田代警部は解き明かしていく、この小説の核心となる。

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    2026年07月05日
  • ガラスの城 新装版

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    「ガラスの城」っていうタイトルから想像する雰囲気と違いましたが、楽しかったです。
    清張、こういうのも書いてるんだ。

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    2026年06月28日
  • Dの複合

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    最初の展開は中々進まずじれったい感じがしたが後半からの怒涛の展開には惹き込まれあっという間に読み終えてしまった。

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    2026年06月27日
  • 十万分の一の偶然

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    松本清張らしい誤魔化さない綿密な事故の描写のリアルさ、じわじわと真実へ近づく緊張感、そして復讐劇。フェイクの倫理観などテーマとしてはいまにも十分通用する。

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    2026年06月22日
  • 張込み―傑作短編集(五)―

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    久しぶりの清張さん
    短編だがどれも人間の機微に触れる物語で面白かった
    当然古さは感じられるがそれを補って余りあるものがある

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    2026年06月22日
  • 張込み―傑作短編集(五)―

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    2026.6.14 NHK BS 松木清張 「張り込み」野村芳太郎監督
    推理小説の傑作短編第1集。
    殺人犯を張込み中の刑事の眼に映った平凡な主婦の秘められた過去と、刑事の主婦に対する思いやりを描いて、著者の推理小説の出発点と目される「張込み」。判決が確定した者に対しては、後に不利な事実が出ても裁判のやり直しはしない“一事不再理”という刑法の条文にヒントを得た「一年半待て」。ほかに「声」「鬼畜」「カルネアデスの舟板」など、全8編を収録する。

    目次
    張込み


    地方紙を買う女
    鬼畜
    一年半待て
    投影
    カルネアデスの舟板

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    2026年06月16日
  • 眼の壁

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    松本清張をあまり読んで無かったが、売れっ子になるきっかけとなった作品と聞き、読んでみた。ストーリーが面白く一気に最後まで読み切った。トリックは荒唐無稽な部分が無くはないが、今でもワクワクしながら読める本だった。他にも色々読んでみたい。

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    2026年06月07日