松本清張のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近テレビドラマ化される事が多い、松本清張先生。
「砂の器」、「黒革の手帖」、「けものみち」いずれも高視聴率のようだけど、どれも見ていない。ましてや、小説自体も読んでいないというチョット乗り遅れ気味な感じもするけど、この「Dの複合」が火スペや土曜ドラマ劇場なんかで2時間ドラマ化されたら、是非見てみたい。(もう、やってたりして・・・)
売れない作家が、小出版社の月刊誌に旅の紀行文「僻地に伝説をさぐる旅」の連載依頼を受けたところから、物語がスタートする。
旅先で白骨死体遺棄事件が起こり、当初は単なる偶然と思っていた事件が、曰くありげな人物が登場し、さらに謎めいた35、135という数字が指し示すもの -
Posted by ブクログ
2026/08
やっぱり松本清張はいい。ということを再確認。
詐欺により自殺した同僚のため、独自に詐欺グループを突き止めようとする男性とその友人の記者。
今とは全く違う時代背景が本当に魅力的。
令和は便利だし、豊かで、物も人もたくさん溢れかえっていて活気はあるけれど
この時代みたいに、ものすごく長い時間をかけて電車に乗って地方へ行ったり、スマホに触れる代わりにぼーっとしてたら俳句を思いついたりしてみたい。
プライバシーもないので情報筒抜けで、他人と知り合いの境界線が曖昧なのも面白いなと思う。
泥臭く誰かのために真相を追求する主人公と記者の姿に痺れた。途中で重要な女性が気になるものの二 -
購入済み
いずれの短編もよく知られた武将
が登場。知っていたエピソードも多いが、作者の研ぎ澄まされた文章は読みやすく、より深く考えさせられる機会にもなった。一番印象深く考えさせられたのは「腹中の敵」。この短編の主人公、丹羽長秀という武将を私はどう捉えてよいのかずっとピントが定まっていなかった。作者は長秀の人生に一つの解釈を明確に語っている。