小野不由美のレビュー一覧

  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

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    面白すぎて一気読み。ファンタジーってこんなにワクワクするものだったんだ。麒麟に選ばれる人が胎果の生まれなのが多いのが気になる。それも何か理由があるんだろうか。あとは泰王のことも気になる。陽子がこれからどんな風にして国を収めていくのかと気になる。陽子と景麟のこれからの関係も気になる。はやく続きが読みたい!

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    2026年09月26日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

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    ネズミ!出たーー!
    SNS上で、「ネズミが出るまで我慢」の意味がよくわかった。
    確かにそれは間違いなかった。
    楽俊、すごくいいやつだ。

    一瞬で上下巻を読みきってしまった。
    面白かった。

    いろんな辛いことが続き、それでも元いた世界に帰ることをだけを信じて動き続けた陽子。
    何度も騙されて、殺されかけて、それでも這い上がって、陽子は強くなった。
    でもまさか、陽子がそうなるとは思わなかった。
    やっと慣れてきた異世界で、いきなり重圧のかかる立場になる。
    なかなか決断できることではないと思う。

    最後は、あまりにあっけなかった。
    一瞬で景麒を取り戻し、話が終わってしまった。
    もう少し長く戦いが描かれるのかと思っていた。

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    2026年09月24日
  • 風の海 迷宮の岸 十二国記(新潮文庫)

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    幽冥の岸を一編だけ読んで、やっぱり白銀の墟を読み直そうと思って、風の海まで戻ってきてしまった。大筋は覚えていたけど、景麒のシーンが長くてとびっくり!泰麒がいじらしくて、読み直して良かった。新刊にはまだまだ辿り着きません笑

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    2026年09月24日
  • 月の影 影の海(上) 十二国記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    初めてこんなファンタジーを読んだけど、今まで読んでこなかったことを後悔するくらい面白かった。生ぬるさが全くない。ずっと過酷で驚くくらい冷たかった。陽子が次第に身も心も荒んでいくのを見るのが辛かったが、これからどうなっていくのかすごく楽しみになった!早く続きが読みたい

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    2026年09月24日
  • 風の万里 黎明の空(上) 十二国記(新潮文庫)

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    麒麟に選ばれるだけでは王としてあり続けることはできないんだな…ということがひしひしと伝わってくる巻。支配階層だった前巻の尚隆と違って、現代の女子高生だった陽子は右も左もわからない状態。できることを少しずつ積み上げて王となるために奮闘する様子がとても真摯で、応援したくなる。楽俊は相変わらずの徳の高さである。

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    2026年09月22日
  • 魔性の子 十二国記(新潮文庫)

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    面白い…
    気になってたけどようやく読んだ十二国記
    日本作家のファンタジーは初めてかも
    不思議な世界にどんどん連れていかれる感じ、久しぶり…
    続きをはやく…!

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    2026年09月22日
  • 風の万里 黎明の空(下) 十二国記(新潮文庫)

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    陽子が王に成るまでの物語。王として選ばれる、というのは麒麟に個人の資質を見出される受動的なものなのかもしれないけれど、王に成る、王であり続けるには臣や民に王として認めてもらう必要があって、ただ陽子が陽子であるというだけではなく王として学び、判断し、行動しなくてはいけない、ということなのかな、と思った。陽子の成長物語であるだけでなく、鈴、祥瓊という2人の少女の成長物語でもあるのがいい。

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    2026年09月22日
  • 月の影 影の海(上) 十二国記(新潮文庫)

    購入済み

    やっと電子化されてうれしいです。私の青春!何度読んでも胸が滾る。ケイキがちゃんと説明したらいいだけなのにこの言葉足らずのコミュ障め〜!この世界は容赦がなくて好き。

    #ドキドキハラハラ #エモい #深い

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    2026年09月22日
  • 東の海神 西の滄海 十二国記(新潮文庫)

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    十二国記シリーズ3作目、舞台は雁国、延麒の六太と延王の尚隆の物語。主要人物たちが対照的に描かれている。
    1作目・月の影、2作目・風の海よりもずっと昔。雁の再建直後と、六太と尚隆の出会いの場面が交互に描かれている。
    前2作が主人公の成長にフォーカスしていたのに対し、本作では国記に相応しく、国を舞台にした大きな物語が展開されている。

    王である尚隆と謀反を起こす州侯の斡由(あつゆ)の対比を通して、君主の在り方を描いている。臣下に馬鹿者と罵られながらも威風堂々たる姿勢を貫徹し信頼を集める延王。対して、人望が篤いように見えるも、本性は権力に目が眩んだ卑怯者、鍍金が剥がれると臣下にも見捨てられた斡由。物語序盤の評価は真逆ながらもラストに向けて逆転していく様は、王道ゆえに爽快で面白い。

    麒麟である六太と、斡由の腹心である更夜もまた対照的。幼い頃の境遇は似ていても、道を分かってしまった2人。それでも最後に一瞬すれ違ったように思えるのは切ない。

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    2026年09月22日
  • 月の影 影の海(上) 十二国記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ずっと読みたかった『十二国記』。

    自分の好みから相性は相当高いだろうと期待して、満を持して読み始めた。

    ちょっとだけ読むつもりが、あっという間に60ページ。そこからもページをめくる手が止まらず、上巻を一気に読み終えた。

    陽子と同じように、読者視点から何がどうなっているのかわからない感情にさせるのが本当に上手い。異世界へ何も知らないまま放り込まれ、何が起きているのかも、誰を信じていいのかもわからない。しかも、ちゃんと怖い要素があって、とことん異世界から突き放される陽子の気持ちを思うとつらい。剣が見せる元の世界の幻影も、陽子を追い詰める演出になっていて、さらに追い込まれる。

    何がどうなっているのか知りたくて、先へ先へと読み進めてしまう。ページをめくらせる推進力がすごい。
    久しぶりにこんなにのめり込んだ。直近だと『香君』や『天使の囀り』以上だったかもしれない。

    待望の作品を満を持して読み始めて、期待以上に夢中になれた。久しぶりに味わった、最高の読書体験だった。下巻もすぐに読みたい。

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    2026年09月21日
  • 魔性の子 十二国記(新潮文庫)

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    2026.9に新刊を読んだので、改めて買い直し読み直しました。
    この時にまだ十二国記を書く気はなかったというのは嘘だろう!?と今でも思います。十二国記エピソード0としても、ホラー小説としても、白眉の作品だと思います。惨劇と、人とは何なのだ?優しさとは?エゴとは?我々が時々感じてしまう、どこにもない故郷への憧れへの深い造詣、そして最後のカタルシスは今でも圧巻です。そして先生はこれからどう生きるのだろうと心が痛みました。

    私事ですが、初めて読んだのが子供の頃のちょうど転換期で、母と出かけた際に地元ではない本屋で偶然見つけ、買ってもらいました。母は私が大人しくなるのもあって読書を推奨しており、どんな本でも買ってくれる人でした。
    当時は十二国記を全く知らなかったものですから、ただただ物語に振り回され続け、何が何だか全くわからんかったが、どうやらこの作者は他の作品も書いてるらしいぞとどこからか情報を仕入れ、母から無理やりお小遣いをぶんどって本屋に駆けていった覚えがあります。
    あれから遠いところに来ましたが、主上に落ちるきっかけになったのと同時に、母との思い出の作品でもあります。

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    2026年09月21日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

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    結局あっという間に聞いてしまった。
    下巻のハイライトは2つ、シリーズ屈指の癒しキャラ楽俊の登場と、陽子の覚醒だ。世界観も後半別な国の王を通じて語られる。
    本編読後の、北上次郎の解説が圧巻の迫力。シリーズの中でも気持ちがワクワクすることで有名な「図南の翼」を読んでこの世界を知った北上次郎は、慌てて出版社に連絡もとり、雑誌に解説を書くとともに全作読んだらしい。もとはライトノベルで出たこの作品群がライトノベル愛好家たちに埋もれさせては勿体なさすぎると紹介したくなったらしい。ちなみに自分は懇意にしている小児科医さんから教わった。

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    2026年09月20日
  • 風の海 迷宮の岸 十二国記(新潮文庫)

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    1作目とは異なり、十二国の桃源郷である蓬山が舞台の中心。よりファンタジー色を強める世界観と、王と麒麟の関係性にさらに引き込まれる。

    主人公の泰麒は物語の中でほぼ成長しない。
    折伏と転変の場面を除きずっと自分に自信がなく、あるべき自分に悩み、誰かに甘え、最後までほぼそれは変わらない。スタート地点は同じでも物語の中で覚悟を決めていった前作の主人公・陽子とは異なる。
    ただ、こちらの泰麒の方がより現実的で共感できる主人公なはず。周りと馴染めない、自分の存在に悩む、そんな不甲斐なさを日常生活で感じることもある。彼の姿に自分を重ね、子供の設定も相まって、頑張れと応援したくなる。

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    2026年09月20日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

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    全体の感想は上巻に。
    ファンタジーとしての設定、作り込みにとても引き込まれる。これからの展開が楽しみでならない。

    もう10年以上も読んでいない上橋菜穂子著の守り人シリーズも読み返したくなった。

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    2026年09月20日
  • 月の影 影の海(上) 十二国記(新潮文庫)

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    生まれた年よりも古いライトノベルを読むのは不思議な感覚。ファンタジー好きを自称しながらも、シリーズ長編ものということで敬遠してた十二国記シリーズ。
    シリーズ1作目の本作を上下巻を読み終わって、もっと早く読んでおけば!と後悔。高校生の頃に読んでいたらどハマりしていただろうなぁ。

    主人公の陽子が、普通の女子高生から一国の王として自立していく物語。序盤は物分かりが悪い平凡な女子高生の振る舞いにイライラするけども、裏切りや迷いを乗り越えて覚悟を決めていく。その成長と明るいを未来を予感させる結びで爽快な読後感が残る。

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    2026年09月20日
  • 月の影 影の海(上) 十二国記(新潮文庫)

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    おおおおおっ、ついについに小野不由美さんの十二国記が電子化!!!
    これであの十二国記がスマホの中に保存できるという素晴らしい体験ができる、ということで早速購入。
    十二国記はシリーズのどこから読むのか、というのが問題になるのだが、私のお勧めは(いやファンの多くがだと思うが)、エピソード0にあたる「魔性の子」はもっと話が進んでからが望ましいと思う。ちょっと特殊なので。十二国記を読み始めたいのであれば、まさに本作を最初に、と強く強くお勧めしたい。

    しかし改めて読むと例によって忘れているエピソードばかり。冒頭、普通の女子高生中嶋陽子の人となりが出てくる。彼女は優等生で学級委員長。ただし真の人望があるでもなく、ノートのコピーを利用され、他のクラスメイトへのいじめに積極的でないまでも消極的に加担してしまう人格的弱さがあり、家庭では女の子らしく(一体いつの時代だと思ってしまう…)あれという教育方針で養育されたせいか、思い切ったことはまるでできない、人生に消極的な性格。そんな女の子が、突然異世界から来た麒麟(というのは話が進まないとわからないのだが)である景麒と突然の主従を教室で結ばされ、異世界に拉致されてしまう…何もかもわからない中で意図的な部分があるのかどうか。。彼女は魔法の力は宿すけれども使いこなすことのできない剣一太刀だけで、夜は妖魔が跋扈し、異世界から来た住人(十二国の中では確かにそういう存在が居るという設定)を生き抜いていく。
    その中で、自立するだけの強さを彼女は体得していくのだが、こんなに長かったっけ?上巻はその行き先がわからないまま終わってしまう‥

    とまあ紹介してもわからないと思うが‥とにかくダイナミックかつスピーディな話のテンポもありあっという間でに読んで(正確には読み上げで聞いて)しまった。
    すぐに下巻に行きたいところだが、長く楽しむために今我慢している。何しろ読むべきノンフィクションが溜まっているのだ‥でももう連休だし我慢できないかも。

    ちなみに十二国記はアニメ化もされている。原作が終わっていない(今も終わっていないですよね?新刊出たし)中で作られているから話も途中で終わるし、何より要らない新設定もあるのだが、それでもアニメも強烈お勧めではある。どうせ見るなら原作の後のほうが圧倒的に良いと思うが…

    何はともあれ、今年の残りは十二国記でまた楽しめそうで、自分の読書ライフに取っては至福である。
    あと、ファンタジー嫌いにもこのシリーズだけは違うと言いたい。

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    2026年09月19日
  • 月の影 影の海(上) 十二国記(新潮文庫)

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     「十二国記」はめちゃくちゃ面白いと以前、bmakiさんに教えてもらったし、私でもその存在は知っている有名なシリーズなのだけれど…どうも私…ファンタジーの似合わない女でね^ ^というわけで、遠い存在だったのだが、この度、10年ぶりに新作が刊行されるということで(確か昨日だったそうです)、私がよく視聴しているブックチュバーの方たちの間で湧いていて、この波に乗るなら今だ!と慌てて一番面白いと言われる「エピソード1」の「月の影 影の海」上を読みました!
     感想は…ごめんなさい!ファンタジー舐めてました。普通の女子高に通う優等生がある日突然異世界の人間?に連れ去られ、辿りついたところが中国のような国だけれど、海を渡ってきた「海客」として捕らえられる。逃げても逃げても周りは敵ばかりで夜は次々襲ってくる獰猛な妖魔と闘い続けなければならない。普通に小綺麗な女子高生だったのに何日間も一人で飢えをしのぎ、お風呂にも入れず、血と汗と泥でグッタグッタになって未知の地で生死の境目を生きていく。
     初版は1992だったそうで、その頃といえば、主人公陽子のお父さんのように「女の子はおしとやかなのが一番」という価値観を持った大人が多かった中で、そんな概念踏み倒すくらい必死な冒険させているのがかっこいい。
     時代を先取っていたと思う。最初のほうで「紅蓮」という「鬼滅の刃」で有名な言葉が使われているのを見ておおーっと思った。

     未知の戦場でたった一人「家に帰るために」闘う女子高生の孤独さは計り知れないけど、読者である私だけは陽子を見てるし、陽子の味方なんだなあ。陽子は知らないけれど。ふと私たちの日々の孤独な闘いも実は私たちのことを「本」で読んでる読者が見ていて、私は「本」の中の登場人物かもという不思議な感覚に襲われた。

     このシリーズ全部読むかどうかは分からないけれど「月の影 影の海」の下巻は読みます^ ^

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    2026年09月18日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

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    初読:2019年11月

    著者の本を初めて読んだのが、この上下でした。圧倒されまくって、もう、読み終わった時は呆然としてしまいました。何が起こっているのか、訳がわからないまま、でも十二国記の世界観に吸い込まれるように一気に読み切りました。
    『幽冥の岸』を待ちきれずに、この度読み返した訳ですが、発売日を勘違いしていて、もう発売されましたね。9/27だと思ってまして。もちろん買ってきましたが、もったいなくて、まだ開くことができません。『白銀の墟─』も読み返してから…と思っていたもので。

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    2026年09月18日
  • 魔性の子 十二国記(新潮文庫)

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    時系列では本編の途中にくるらしく、読む順番変えた方がという話もあるらしいが、これはこれで十分楽しめる。

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    2026年09月17日
  • 風の万里 黎明の空(下) 十二国記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    これは陽子が真の王として一歩踏み出す物語だ。

    同じ年頃だが立場の違う3人の女性、それぞれがその置かれた境遇を苛み、自分を貶め他人を羨む。だけどその根本は同じなのかも知れない。自分はかわいそう、自分は虐げられている、だから状況が好転しないのは私のせいじゃない。

    しかし、そうやって自分を卑下して何になるのか、そもそも何かしようとしたのか、それぞれがその旅の中で出会った人物に諭されたのは不幸中の幸いであろう。
    私自身も心当たりがありすぎてグサグサ刺さりました。
    こういうときに楽俊がいてくれればなー。

    アニメで事前に知ってはいたけどやっぱり最後の初勅のシーンにはシビレた。あれが陽子を名実ともに王としてふさわしい人物であると知らしめた印象的な場面だった。
    だけどその前の禁軍左将軍を一喝するところもかっこよくて好き。実際の王としての初陣があれだったと思うんだ。

    なし崩し的に地方の反乱に巻き込まれた陽子だったけど、その中で多くの信頼できる仲間を得ることが出来て値千金の旅だったんじゃないかな。
    続編でこの仲間たちが物語に彩りを加えるのを楽しみにシリーズを読み進めていきたいと思います。

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    2026年09月15日