小野不由美のレビュー一覧

  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    上巻読み終わったその日に一気読み。面白かった。
    後半の情報開示からが怒涛。ようやく世界観が明かされたときに残ページが少なすぎてこれいけるの!?畳める!?と思ったけどラストの場面が個人的に満足だったので文句なし。
    陽子にふかふかのベッドと清潔な着替えが与えられてよかった。

    0
    2026年09月15日
  • 魔性の子 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    再読記録は、タイムラインに載らないのですね。初読の時は感想を入れていないので、こちらに書きます。
    『幽冥の岸』が待ちきれず、再読です。
    初読時は『風の海 迷宮の岸』後に読みました。再読にあたっては、記憶をゼロに近付けて、新たな気持ちで読みました。読み手は、一体何が起こっているのか分からず、登場人物たちと共に振り回されます。訳がわからないままに物語に引っ張られ、先へ先へと霧の中を進むような感覚──著者の圧倒的な筆力に、爽快感さえ感じます。ホラーなのに。
    さぁ、次は『月の影 影の海』だ!

    2
    2026年09月14日
  • 風の万里 黎明の空(下) 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     個人的な十二国記読み返しキャンペーン・新刊発売おめでとうスペシャルを敢行中です。
     十二国記とは辛い辛いやはり辛い……の後にうおおお!という展開が訪れることに醍醐味があると思っていますが、「風の万里 黎明の空」はまさにそれを象徴するようだなと感じました。
     失ったものは大きく、何よりこの戦いによって、国の腐敗によって命を落とした民は沢山いて、そのほとんどは名すら語られません。それでも、誤ちや取り返しのつかない出来事を繰り返しながら、人は生き、国は回っていかねばならない。
     だからこそのこのラストシーンなのかなぁとも思いました。私は心にフィクションの王様を二人住まわせていて、そのうちの一人が陽子です。このシーンはずっとずっと心に残り続けると思っています。

    0
    2026年09月13日
  • 風の万里 黎明の空(上) 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     個人的な十二国記読み返しキャンペーン・新刊発売おめでとうスペシャルを敢行中です。景王赤子の登極後、物語はそれぞれ異なる立場の三人の視点で代わる代わる展開されます。
     社会に暮らしていれば、仕組みや物事の進みように何も思わないではいられない。ましてや辛い環境に陥ればなおさら。そして同時に、その中にある自分の立場において、どうしてこんなに辛い目に遭わなければならないのかと自己憐憫に浸ったり他責したりすることも当たり前。
     物語の人物の話を客観的に見ていれば「こんなに愚かな考えをするだなんて」と安全圏から呆れていられるけれど、果たして我が身に立ち返ってみればどうなのだろうか。十二国記はいつも私に、じゃあ自分はどうか?自分の生きるこの世界はどうか?という問いをふと投げかけてくる、そんな存在です。

    0
    2026年09月13日
  • 風の万里 黎明の空(上) 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    陽子、ふたたび。
    待ちに待った第一作『月の影 影の海』の直接的な続編でございます。
    王となった陽子を待ち受ける苦難、景王に憧れる自らの不幸を嘆き暮らす蓬莱からの海客の少女、謀反により国を追われ景王逆恨みする芳国の王女。この3人が話の主軸。
    陽子は右も左もわからない世界でいきなり王になっちゃったもんだから、部下に舐められ侮られまくっているのを思い悩み、社会勉強のために家出をする。その他2人はそれぞれの思惑から景王の元へ向かう。みたいな流れで物語は進んでいく。

    やっぱり楽俊が好きだわ。要所々々で素晴らしい立ち回りをしてくれている。陽子も楽俊のおかげで道を踏み外さずに済んだわけだし、かなり重要なポジションを担っているよね。
    もう楽俊が主人公の作品も1冊出していただきたい。

    本作はかなりどんよりした雰囲気で始まったけど、旅の中での出逢いによってそれぞれが人間的に成長していくのが前作の陽子を見ているようで懐かしく思うのと同時に、陽子のようになってくれるのだろうかという不安もよぎる。上巻なのでまだそれぞれの結末までは描かれていないものの、少なからず不幸なことにはなってほしくないね。

    下巻では名場面と名高い「初勅」のシーンを見れることが楽しみでならない。((o(*´∀`*)o))わくわく♪
    ところで戴国はいったいどうなっちゃったわけ?

    0
    2026年09月13日
  • 東の海神 西の滄海 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    2026年9月17日の新刊発売に向けて復習の為の再読。

    六太と尚隆の夫婦漫才みたいな掛け合いはずっと読んでいたい。
    そして、どんだけストーリーが過酷でも延王尚隆が登場する巻は
    「尚隆が来てくれたーーー!!」って安心する。

    さて、なぜ雁国の治世は500年にも及ぶことができているのか、尚隆の王としての覚悟を『東の海神西の滄海』で知ることができた。

    後半、斡由のメッキが剥がれて状況が悪化していく姿が哀れ…。
    現実にいるよね。
    斡由みたいな自分の間違いを認められなくて他人のせいにする人。
    理想は高いけど口先だけの人。

    「正義を語るものが 必ずしも正義の者ではない」
    心地良い言葉に惹かれるけれど本質を見誤ったらダメなんだ。

    0
    2026年09月13日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    2度目、読み終わり。
    新刊が出るということで再読することは滅多にない私が、ちょっと読み直そうかな、、と思って読み始めました。
    なんという事でしょう!先の展開は読んだはずなのに、やめられないとまらない!
    面白いことには間違いないですが1度目は先が気になりすぎて読み飛ばしていた部分もあり、新しい発見や、そこはそうなのねーという驚き。ぜひ!再読をオススメします!
    ファンタジーはほとんど読みませんが、これはファンタジーではなく本当にきっとそんな世界があるんだと信じています。

    0
    2026年09月12日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった!!
    陽子と同じように読む側も模索しながらって感じの上巻だったのに下巻で大量の情報を与えられてもう大興奮。今のところ楽俊がすごく好き。

    0
    2026年09月12日
  • 東の海神 西の滄海 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は雁国の延王と延麒のお話。
    王を王たらしめんとするものは何なのか、それが問われるような内容だったな。おもしろかったです。

    尚隆の延王即位から間もない頃の話のようで、その中で
    延王:尚隆と延麒:六太のルーツも語られた。
    前王の悪政によって荒廃した延国再興の過程で起こった内乱に対処するというのが話の軸。延麒が攫われるなど結構危機的な状況に追い込まれるのだけど、前作、前々作で延王を知ってるせいで不安を感じなかったからなのかそんなにハラハラ感はなかったな。逆にどうやって乗り切るんだろうというミステリーの謎解きみたいにワクワクした。

    にしても尚隆との対比として出てきたであろう本作の敵である首長がホントに小物だったね。今にして思えばだけど。
    なんか途中のうろたえ方とか部下への態度とかでそれが透けて見えるっていうか……。
    それがもっと早くわかっていたらあの犠牲は不必要だったのに。それだけが悔やまれる。

    わりと順風満帆というかすべて尚隆の掌の上で転がされたような展開なので、逆に後の作品でなにかしら大きなやらかしを犯してほしいなと悪い期待を持って続編を読み進めたいと思います。

    0
    2026年09月12日
  • 風の海 迷宮の岸 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    『白銀の墟玄の月』を読む前に、数年ぶりに『十二国記』を読むにあたり忘れていることも多かったので手っ取り早くアニメで履修していたのだけど、幼い泰麒に会いたくてやっぱり再読。

    自分はショタではないし、特に子どもが好きでもないのに泰麒の一挙手一投足に悶絶。

     「はぁああああ 泰麒可愛い・・・泰麒可愛い・・・泰麒可愛い・・・」
     「ぐぁああああ 泰麒頑張れ・・・泰麒頑張れ・・・泰麒頑張れ・・・」

    世の中の自己肯定感の低い少年少女の課題読書にしたらいいよ!

    さて、『魔性の子』も再読したいのだけど、他の国の話も読みたいしどうしようかな。

    0
    2026年09月12日
  • 風の海 迷宮の岸 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いやーおもしろかった。兎にも角にも泰麒かわいいよ泰麒、これに尽きる。この言葉は感想の中に定期的に挟んでいきます。

    前作は王に選ばれた者の視点、今回は王を選ぶ者の視点。
    麒麟が一体どういう存在で、どういう過程で王が選ばれるのか、その辺が詳らかにされるという、この物語の世界観の核心について説明する話であるいわば導入の部分でもあるのだけど、それなのになんでこんなにおもしろくできるの。
    私のファンタジーの世界観説明のところを読むのは結構しんどい理論が見事に破綻した瞬間であった。

    それよりもなによりも、この作品の主人公である戴国の麒麟:泰麒がかわいすぎる。それを堪能できるだけでも、この本は「買い」であることは間違いない。特に自分の選択が間違っていたんじゃないかと思い悩むシーンは身が悶えそうになった。おい! かわいい御子を言葉足らずな情報で悩ませるんじゃないよ!! ったくこれだから景麒は……。
    泰麒かわいいよ泰麒。

    前作と共通する登場人物は景麒と雁国の二人くらいなもんだけど、特に景麒は結構見せ場があったね。コミュ力ゼロ人間から優しいお兄ちゃんになっていく過程が良き。それでも泰麒が悩む原因を作ったことは許してないからな。
    泰麒かわいいよ泰麒。

    今後の作品にも泰麒は関わってくるようなので、さらに成長した泰麒とまた会える日が待ち遠しいです。
    泰麒かわいいよ泰麒。

    0
    2026年09月12日
  • 魔性の子 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    白い手が出たとか暗闇から獣のようなものが、、
    等の出来事が想像以上に怖く、ホラー苦手な人は
    シリーズの最後に読んだほうがいいかも。

    私は十二国記シリーズ最後の巻を読み終えてから
    読んだので、怪奇現象が出てきても
    これはこのコトねと
    納得しながら読み進められたが、まず最初にこの巻
    を読んでいたら絶対途中で止めていると思う。

    泰麒が戴国に戻る直前の、蓬莱(日本)での話。

    高里(泰麒)が神隠し中の記憶を
    完全に忘れたわけではないのが少し救いだった。

    でも、自分をとりまく環境が原因不明に悪くなって
    いき、周囲からはお前のせいだと噂され、、、

    話が進むにつれ事態は深刻になっていくし、
    高里の周囲の言動も苛烈になっていく。

    泰麒探しの十二国側の描かれ方があっさりしていた
    ので、誰にもバレないようにコソコソしながら
    探していたのだろうなと思っていたが、
    姿を見せたり声をかけたり意外と堂々と
    探していたことが分かってびっくりした。

    シリーズ最後の方で泰麒が、
    自分は戴国にも蓬莱にも沢山の災厄を
    出してしまったと言った意味がわかった。

    「白銀の墟 玄の月」を読む前に読むのが
    ベストかもしれない巻だと思った。

    0
    2026年09月10日
  • 風の万里 黎明の空(下) 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    陽子ふたたび。この上下巻の展開はここまでの最高に面白いをいとも簡単に突き抜けて最高。夢中になって読んでしまった。物語の面白さ、登場人物たちの成長、そして設定の妙。もう何をとっても最高。次の巻も早く読まねば

    0
    2026年09月08日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めっちゃおもしろかった!
    なんだこれ? なんだこれ????
    なんで途中で読むのやめたんだ大学時代の私!!!!

    半獣の楽俊が出てきてからおもしろさが8段階くらい上がったよね。
    主人公:陽子が自分の中の暗い感情と向き合って、人間的にどんどん成長していくのも手に取るようにわかる。これは王の器だぁ。それに伴う名言の数々、たまらんね。重ね重ねなんで大学時代の私は読めなかったんだ。バカバカ! 私のバカ!!

    でもホント陽子が過去の自分を顧みて王に相応しくないと述懐できてる時点で多くの人間と一線を画しているというか、十分に王の素質を備えているということが見て取れるし、読んでいるこっちとしても応援する気持ちになっちゃう。
    がんばれ陽子、負けるな陽子。君は誰よりも素晴らしい王になれるよ。

    続きが気になる……。次の給料が出たら既刊全部買っちゃおう。

    0
    2026年09月07日
  • 東の海神 西の滄海 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    新刊が出るので、少しでも進めておきたい気持ちで読みました。

    今回は、治世五百年に及ぶ延王・尚隆が登極した頃のお話。

    普段は王宮を抜け出して町をぶらぶら遊び歩いているのに、重大な局面では冷静沈着、剣の腕前は超一流とか最高過ぎる…。

    0
    2026年09月07日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    下巻で十二国記の世界が明らかになっていくんだけど、次から次に出てくる情報に頭が追いつかない。
    でも、下巻もとても面白かったです!!
    これからシリーズを読んでいく中で、十二国記の世界を理解できたらなと思います。

    0
    2026年09月06日
  • 月の影 影の海(上) 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    普通の高校生だった女の子が異世界で王になるお話。上巻は主人公の女の子が裏切られてばかりで可哀想。今まで普通に屋根のある家で寝て、お風呂や食を満足にできる現代を生きていた女の子が異世界で『生きて帰る』という強い決意のもと、闘っていて自分に置き換えると『できないな、すぐ死ぬわ』って思った。

    0
    2026年09月06日
  • 風の万里 黎明の空(上) 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    3人の少女達がそれぞれの道を進んで成長していくお話。陽子以外の2人には最初は苛立つ部分が多かったけれど、これはこれで逆にリアルでその分成長が見えて好ましく感じるようになった。陽子が思い切り良すぎる部分もあるけど(笑)
    これから慶はどんどん良い国になっていくのが確信出来る。

    0
    2026年09月05日
  • 風の海 迷宮の岸 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おおお面白かった。前作がすごく面白かったので、今作は前作とはまた違う話だと知って、ちゃんと面白いかなあと心配したけど、ちゃーんと面白かった。泰麒が健気でかわいくて、彼なりに頑張ってるのに報われないことが読んでて苦しかった。でも折伏したあたりから、「やっぱりこの子は違うんだ…!」と思ってそこからの展開がすごくアツかった。前半の女仙たちとの温かな触れ合いにはほっこりした。驍宗を王に選んでからの泰麒の苦悩も苦しくて、「私でも驍宗だと思うよ…!きっと大丈夫だよ…!」と励ましてやりたい気持ちになった。前作ではあまり触れられなかった景麒の人となりが結構分かって、景麒格好いいじゃん…と沼に入りそうになった。延王、延麒、景麒の3人の関係もなんかもっと見てみたい感じがした。この後そういう作品もあるのかしら。複雑な世界観だけど、今作を読んですごく理解が深まった。今改めて前作を読んだら、また面白いんだろうなと思う。あとがきでほんのちょびっとネタバレしてたのが地味に結構残念。

    0
    2026年09月05日
  • 風の海 迷宮の岸 十二国記(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    9/17に最新作が発売になるので、タイキの物語を再読!もうね、2度目でもどハマりしました!1日で1冊読んでしまった!!

    0
    2026年09月04日