小野不由美のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
不思議で不気味な
家は安心して過ごせる場所じゃないと困るのに怪異に見舞われるなんて想像しただけでしんどい。お祓いとかするわけじゃなく大工さんが少し手を加えて解決するというのは新鮮だった。救いのある結末でホッとする。
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Posted by ブクログ
かなり以前に読んだんだけど、この間「参」を読んだので、「弐」を読み返してみた。
感情を荒立てるでもなく、特別なお祓いをするでもなく、ただ淡々と建具や設えを直すことで困りごとも解決していく尾端。帯にコミカライズされた尾端さんの絵がついていたけど、イメージはカバー絵の方が近いかな。蟲師描いてる漫画家さんの装丁なのね。
話の中でも、怪異を消すのでなく、怪異と折り合いをつけていく話が好きです。1巻目の1話目や、今回の「待つとしきかば」のように。
「芙蓉忌」両親と弟が死んで、無人になった実家に主人公は帰ってくる。その古い家の二階の部屋の壁の隙間から見える女に魅入られてしまう話。なかなかに怖い幽霊話。 -
Posted by ブクログ
4と5しか選べないなら5にする
解体しようとする度事故が起こる旧校舎にゴーストハンター(現代技術)、破戒僧、巫女、エクソシスト、霊能力者、自称霊感少女となんやかんやあってゴーストハンターの助手することになった女子高校生が除霊しようと挑む
こう並べてみると人いすぎだろと思いたくなるが、一人一人キャラが立ちながら役割を果たしてるからちょうどよいと思えてくる。この中だと巫女さんが気に入った。霊障にあって慌てたり、除霊の儀式に失敗したりとカマセ犬ポジかつ視点である女子高校生麻衣に性格が悪いと何度も言われるが、無理はしないというプロ意識と霊障にあった麻衣に丁寧に声をかけて落ち着かせて、性格は悪いが -
Posted by ブクログ
現代ホラー小説傑作集。これまた全部再読なのだけれど、傑作揃いというほかのないセレクションです。
かるかやシリーズの「芙蓉忌」、実はシリーズ他の作品に較べると印象が薄かったのですが。再読してみると、なかなかに怖いしひっそりとした切なさも感じる名作でした。なによりこのアンソロジーがこの一編で幕を開け、そしてラストが「七つのカップ」で優しく終わるという構成も素敵なのですよね(ラスト一歩手前が「あまぞわい」でとことんどんよりしたあとだというのもまた)。
小林泰三さんの「お祖父ちゃんの絵」をセレクトするというのもまたなんとも。これ、最初に読んでいるうちは「お祖母ちゃんの絵」の間違いじゃないの? って思う -