小野不由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ心にずっしりきた。
分かりやすい伏線が散りばめられていたおかげで、予想は大体合っていた。
落書きの少年は、怪談で聞いたことがあるところの、何か禍々しいものの集合体だったのだろう。
もし、私が同じ状況ならば、家族と折り合いが悪かろうが何だろうが絶対引っ越すな、と思った。が、浩志が引っ越さない理由は、そんなことが理由ではなく、必死に忘れようとして記憶から消していた「オサル」のことを、どうしても消し去れない彼のことを、ハイツ・グリーンホームに足を踏み入れた時点で何となく感じ取っていたのでは?(もしかしたらその前からかも)
心理的描写に長けていてさすが、小野先生だなと思う。
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Posted by ブクログ
弐は読んでなかったんだな…参が出たのでまず弐を読んでからと思って購入。
相変わらずこわぁ…だった。これぞ日本の怪談!って感じ。旧い家にまつわる話なので自然とそうなるか。派手さはなく静かにヒタヒタと、でも疑いようもなく「そう」である(怪異である)。例えば閉めてた「はず」の襖が開いてるとか1人の時に気づくけど、え?嘘でしょ?勘違いだよね?で済まそうとするじゃない。そっから確信に変わるまで、なかなか他人には話せない、その段階がめちゃめちゃに怖い、孤独で。
子供の頃のおかしな記憶、大人になって理解するのはあるあるだと思うのだが、現実的にあり得ないから夢(あるいは捏造の記憶)だと思ってたのにリアルな -
Posted by ブクログ
ちょっと古典的って思ったけど、なんと30年前の作品だった
でも、時代を感じさせない、不由美ワールドな内容にグイグイ引き込まれる
ほとんど最後の最後まで、なんなん?あいつって感じだったけど
それが、ずーっとしこりのような恐怖感というか、ホラーモヤモヤさせてて
どっぷり世界にひきこまれてましたわ。
最近、マイルドエフェクト、知的解決な流れに浸かっていたので
後半のまぁまぁ過激な動きにはちょっとびっくりした次第。
でも、こうやって思い返してみると、魔性の子とかそんな感じだったなと
ちょうどその頃の不由美ワールドを改めて感じた本作でした。
真夏のホラー、ごちそうさまでした。 -
Posted by ブクログ
めちゃくちゃに面白くて怖かった。
そして驚くほど斬新だった。
霊能者ではないけど、一般的な感覚と論理的な姿勢で、怪異を素直に受け止めて、暮らしに差し障りがないように手当てしてくれる。そんな、営繕かるかやさんのお話。
祓うとか憑き物落としとか、ではないんだよね。
怪異は怪異のままそこにあるんだけど、共存するのに近いかな、家を改築することで人間と怪異の動線を分けてくれる感じ。なんだか、怪異を野生動物のように扱っているなと思った。
訳がわからず怪異とひとがぶつかったとき、ひとは慌てふためき、理性を失くして取り乱してしまうけど、かるかやさんは怪異の理由を推察し(霊能者ではないから結果から同じことが起