小野不由美のレビュー一覧
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めちゃくちゃに面白くて怖かった。
そして驚くほど斬新だった。
霊能者ではないけど、一般的な感覚と論理的な姿勢で、怪異を素直に受け止めて、暮らしに差し障りがないように手当てしてくれる。そんな、営繕かるかやさんのお話。
祓うとか憑き物落としとか、ではないんだよね。
怪異は怪異のままそこにあるんだけど、共存するのに近いかな、家を改築することで人間と怪異の動線を分けてくれる感じ。なんだか、怪異を野生動物のように扱っているなと思った。
訳がわからず怪異とひとがぶつかったとき、ひとは慌てふためき、理性を失くして取り乱してしまうけど、かるかやさんは怪異の理由を推察し(霊能者ではないから結果から同じことが起 -
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ネタバレ前作の『営繕かるかや怪異譚』が面白かったので、 続けて読み始めたのが本作『営繕かるかや怪異譚 その弐』だ。 前作と同じく中編集という位置付けで、全六篇が収められている。今回も各エピソードは全て独立した物語になっていて、営繕を生業にしており怪異を解決する役目の尾端(おばな)と彼を紹介する隈田(くまだ)のみが共通の登場人物となっている。
全体としての感想を書く前に、まずは簡単に各編のあらすじを紹介しておこう。
芙蓉忌・・・両親と弟が亡くなった後、貴樹はかつて花街だったという古い町並みにある実家に戻ってきた。書斎として定めた部屋の書棚に立てかけられた鏡をずらしてみると、柱と壁に深い隙間があり、その -
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ネタバレ今回も良い仕事ですね~。
一番ツボったのが「魂やどりて」だ。
怖いというより思わず笑っちゃう。確かに外国語に聞こえる。ネイティブは何言ってるかマジわからんし。
この話は道具を取り巻く二つのタイプの人物が登場する。
古道具とはなんぞや、リフォームとはなんぞやと問う内容でもある。
大切に使い込まれてきた物を大事に暮らしに生かす真穂。
自分の発想が一番で、まだ使える道具であっても必要とあらば壊したり切ったり貼ったり出来る育。
知識が無い事は、ある意味無敵だ。固定観念がない分、発想次第で「ぴったりだ」と思えば躊躇しない。仏壇だって調味料入れに使う。
そんな扱いを受けたら売った「どうぐ屋」さんも気分悪