小野不由美のレビュー一覧
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おもしろい
最後まで来ると結末はいたってシンプルなんだけど、過程が面白くドキドキする場面もあり、良く描かれている。それにしてもEPSとかサイキックなこともいろいろあるのだなぁ。
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いつ読んでも怖い
ゴーストハントシリーズ続編。こちらは講談社X文庫ホワイトハート(絶版)の作品をコミック化したものですが、未電子化。面白いのにもったいない。小説の電子化希望!
「コソリ」とは何なのか?様々な怪現象は人の仕業なのか、別の何かなのか……。そしてナルに一方的に突っかかる広田VS全く相手にしていないナル。果敢に挑む?広田の頑なさがある意味凄いですが、鬱陶しさもあり。
絵で描かれるので小説より家の間取りが分かりやすかったです。キャラはぼーさんとリンが好き。絵柄はゴーストハント初期の頃がかわいくて好み。 -
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ナルの秘密とこれから先
11巻の「忘れられた子供たち」のさらに続き。廃校の事件が解決。ナルについて、こそこそ企んでいたぼーさん、ジョン、安原。ずっと引っ張っていたナルの秘密もとうとう明かされました。ほぼ1巻まるごとナルの話。
普段はちゃらくても実は出来る男・ぼーさん。探偵役のぼーさんと、問い詰められても全くいつも通りのナルの舌戦が繰り広げられます。
その後、ナルが探していた兄もようやく発見。麻衣の前に現れていた人は誰なのか、麻衣の気持ち、ナルの兄に対する思い等々……無事完結です。 -
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新たな事件の結末
10巻の「忘れられた子供たち」の続き。村長たちの話は全て嘘。学校が廃校になったのは、生徒が皆死んだから……。さらに天井から死体が落ちてきたり!ひー!さらには一人また一人と消えて忘れて、その分だけまた何かが増えていきます。ひー!
予知夢に出てくるナル?に助けられて、次々と浚っては廃校に引き込む首謀者を説得する麻衣。無事に廃校から出られたメンバーたち。そしてナルの謎を残して11巻は終了。 -
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新たな事件とナルの秘密
前回の事件で入院していたナルが、無理やり退院した後の事件「忘れられた子供たち」。ナルが遺体を発見、そしてオフィスを閉める宣言。
ダムの中を探している間に、村長からとある依頼が入ります。幽霊が出ると言う噂のある、廃校になった学校について調査するナルたち。
しかし大雨が降って、雨宿りするため廃校に入ったら閉じ込められる一行。一見すると何も起こりそうもなかったのに、実は隠された秘密があり……。次の巻に続きます。 -
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海からくるものの正体
8巻の「呪いの家」の続き。一人また一人と殺されたり、自ら死を選んでいく状況。そして戦いの中で怪我をしたりと大ピンチな麻衣たち。
ぼーさんが呼び寄せた安原、今回も大活躍。何て役に立つ男・安原。ナルは安原をバイトに雇った方が良いのでは?
安原が調べてきた異人殺しに、今回の事件のヒントが隠されている模様。とうとう?ようやく?綾子が活躍!巫女として唯一の見せ場かも?
そしてナルの復活。ぶちギレたナルは神を除霊。しかしナルは力の片鱗を見せると同時に死にかけます……。ナルは一体何者?
大分絵柄が変わってきています。個人的には初期~中期くらいが好み。 -
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海からくるもの
立派な旅館で一族の謎の死を調査する「呪いの家」。建物やその周辺が図で示されていて分かりやすいです。豹変する子供たち、その家族もまた異変が起きていて……。そんな状況下で、ナルが戦線離脱の大ピンチ。
麻衣たちはナル抜きで仕事を進めていきます。しかし家族内で人を襲ったり自分を傷つけたり、謎の塚や洞窟等々疑問だらけのまま9巻に続きます。 -
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鬼か悪魔か
6巻の「血ぬられた迷宮」の続き。調査に来ていた別の人たちがさらに行方不明になる中、身の安全のため安原は離脱。建物の調査が進む内に中央部分に不審な点が見つかりますが……。
それにしても、鉦幸の生への執着が一番ホラーでした。ラストはすっきり解決!とはいかないのが、また嫌な感じです。ナルの秘密にほんのり触れられましたが、まだまだ謎だらけ。
ゴーストハントシリーズを読むと、自分の背後やカーテンの隙間とかがやけに気になるのは自分だけでしょうか。 -
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死にたくない
シリーズで1・2を争う怖さだと勝手に思っている「血ぬられた迷宮」。タイトル通り迷宮のような建物、次々と若者が建物の内部で失踪。血の臭い。
ついでにナルの鳴海一夫……その名前はどっから出てきて誰が考え……まさかナル自身?まずは建物の調査をするものの、外側と内側の大きさが合わない謎。鉦幸と浦戸とヴラドの謎。麻衣の危険な予知夢の所で次巻に続きます。 -
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呪い
4巻の「禁じられた遊び」の続き。人をまとめたり、教師を上手くあしらったり、ヲリキリさまの発生源を調べたり、何かと有能な安原が活躍。
そして麻衣の予知夢が大当たり。しかし話に聞いていたより、確実に悪化の一途をたどっていきます。霊がお互い喰らい合う始末。
さらなる調査で知らなかったとは言え、とんでもない事実がわかり……。しかし麻衣の暴走は頂けない。無謀どころか邪魔や迷惑の類いなのでは?そんな中、後半はリンも活躍し、今回も無事に終了。 -
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ぼくは犬じゃない
安原が初登場する「禁じられた遊び」。ヲリキリさまなるコックリさん遊びが、安原が通う高校で大流行。看守のような教師陣にイライラ。そして謎の犬、異臭騒ぎ、小火、幽霊などの異変が相次いで起こり……。
調査していく内に、自殺した生徒が事件に関わっているのが分かっていく所で5巻に続きます。後半は悲しい子供とクリスマスの話でした。あんな所に……。 -
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超能力とは
「放課後の呪者」は怪談、原因不明の病気に事故など、祟りがある学校の話。一度は断ったナルでしたが、ぼーさんからの相談と学校からの依頼で調査開始。
しかし、学校中の人たちからの異変の訴えと共に、スプーン曲げなどの超能力も登場。原因を突き止めていくナルたち。ラストで犯人が分かりますが、果たして誰が悪いのか、何が悪だと言えるのか……。
それにしても、なかよしに連載されていましたが、内容は結構大人向けなのではと思います。 -
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人形!子供!
ビスクドールのミニーが絡む「人形の家」。ポルターガイストを始めとして、何かがおかしい家を視ることになったナルたち。様子が変な礼美、小さな子供たちが狙われて死んでいく家、そして霊たちの正体とは……。
人形&子供の会わせ技一本。もれなくヤバイ。絵柄はかわいいのに話はかなり怖いものがたくさん。そしてとどめの大元がまた怖すぎですが、同時に悲しくもあり……。恨みや苦しみに支配されると人は正気を保てなくなるのかも。 -
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面白い!
「悪霊がいっぱい」はナルと麻衣の出会いの巻。麻衣の学校の旧校舎を調査に来たナルとリン。カメラの弁償を盾にナルの手伝いをすることになった麻衣。
自称霊感少女、旧校舎の怪現象の原因は?そしてのちに仲間になるぼーさん、綾子、ジョン、真砂子が初登場。
何度読んでも面白い作品。原作に忠実な作りなのも○。小説でピンとこなかった所も、絵で見ると分かりやすい。逆に漫画は端折られている部分もあるので、両方読むとより楽しめるかと思います。
キャラはぼーさん、リン、安原辺りが好きです。全巻一気読みがオススメ。小野不由美の小説の電子化希望! -
Posted by ブクログ
短篇ミステリ傑作集。傑作集というだけあって、どれもこれも珠玉です。でも読んだことがあるのは「菊の塵」だけだったので、連城さんにはこういう味わいの作品もあるのだなあ、と新しい発見があった気になりました。
お気に入りは「夜の自画像」。これ、レアな作品らしいです。「花葬」シリーズ最後の作品でもあるそうだし。真相が薄皮をはぐようにじわじわ明かされてくるのが印象的。早く真相を知りたいような、しかし知りたくもないようなそんな気にさせられます。
「ゴースト・トレイン」も面白かったです。なんと赤川さんの「幽霊列車」とのコラボって! 「幽霊列車」はかなり昔に読んだので、とても懐かしい気持ちにもなりました。 -
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悪夢の棲む家
小野先生の原作小説が好きな方、いなだ先生の漫画が好きな方、どちらにも熱くお勧め出来るゴーストハントの集大成でした。
原作小説の緻密な描写を、各キャラクターの表情や動作を丁寧に描くことで見事に再現していらっしゃいます。
原作に忠実に、作者が彼女たちの世界を愛していることが伝わってくるとても素晴らしい最終巻でした。
もちろん、漫画版のみのファンの方が読んでも間違いなしのクオリティです。
いつもながら、日常パートのコミカルで温かいノリと、おぞけだつ怪異の描写とのコントラストがたまらないです。
そして、原作小説の行間を読む形でさりげなく織り込まれた「原作にはない」情景に、きっと小説・漫画