和田秀樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
何よりコフート心理学の特徴だと感じたのが、依存を承認していること。精神分析では発達の段階として、まず自体愛、自己愛、対象愛という順序で成長していくというのが前提なのだが、コフートは精神分析医で精神分析の創始者のフロイトの娘のアンナ・フロイトに師事していたのにも関わらず、コフートはその精神分析の発達段階とは違い、自体愛、自己愛、成熟した自己愛という段階が必要だと言っている。これらでいう自己愛とは、他者と関わる時、自分を評価して欲しいとか愛して欲しいという思いが強く、相手がどんな気持ちとか、何を考えているかという「共感」ができず、対象関係なのに、自分のことばかりに意識が向いている状態で、相手に「依
-
Posted by ブクログ
ネタバレドラマとして10年近く前に人気が出た「ドラゴン桜」は、一般的にも知名度があると思うので、ストーリーの流れは似ていると最初に伝えておきます。
しかし、フィクションとしての内容は個人的には本作の方が好きなんです~。
理由としては、
・ドラゴン桜より、リアリティを感じられるストーリーと受験対策の内容
(作者の和田秀樹さんは、灘高→現役で東大理科Ⅲ類合格、家庭教師としての実績を持ちつつ、精神科医でもある)
おそらく、本編を読んで頂ければすぐに感づくと思いますが、
主人公で中学生レベルの学力から東大合格を目指す真紀に、受験の真髄を教える五十嵐は、作者本人と似た経歴を持っています。
さて、個 -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目12箇所。介護できる家族はいない、老老介護で支えようにも、支え手がいない、どうにもならなくなる現実は目前だ、方法は唯一、社会で支えること、つまり特別養護老人ホームをはじめとする介護施設を充実させていくしかない。実質的には在宅介護などという伝統は日本にはない――と言ったら驚かれるだろうか、これには、いくつも原因がある、ひとつは、戦前までの日本は、先進国(当時でも一応そう呼ばれていた)の中でもっとも短命な国だった、結核などの感染症が多く、それを克服できていなかったからだ。「認知症もかなり進んでいるから、これ以上、積極的な治療はやめましょう」と、医者が言っても、「それは困る。人工呼吸器を
-
Posted by ブクログ
「受験は要領」4
著者 和田秀樹
出版 PHP文庫
p8より引用
“やはり人間というのは、成功体験がないと前向きにものを考え
られないし、勉強は好きになれないようだ。”
精神科医である著者による、大学受験勉強のコツを記した一冊。
過去に他社より刊行されたものの、加筆修正版。
間違った受験常識についてから本番での点の増やし方まで、著
者の実体験を交えて書かれています。
上記の引用は、文庫版まえがきでの一文。
うまくいかない時に、努力が足りないからだなどと言われても、
気が滅入るだけかもしれません。
子供の頃に勉強のコツを聞いたら、コツなど無いからとにかく
やれとしか言われたもので -
Posted by ブクログ
いつでも「現在進行形の人」でいよう
スタートを大事に⇒先行すればマイペースに進められる。できることも増える
「気さくさ」を身につけておこう
丁寧な受け答え⇒無理してがんばるのではなく、常に丁寧に明るくしていればOK
節目を大切にしよう
節目を自分(我が家)流に⇒マイペースが作れる。負の節目もプラスに変換
礼儀はつねに「一対一の関係」と考えよう
どんな立場の相手でも仕事でも一対一の礼儀を一貫する
争わずに、一対一の関係が苦手な人。と割り切る
「思い込み」の強い人ほど幼児性が目立つ
思い込みは捨てて柔軟性を。次善の策は悪い事ではない
代役・代理でも力を発揮できるのが争いの嫌いな人
-
Posted by ブクログ
「テレビの大罪」4
著者 和田秀樹
出版 新潮社
p77より引用
“医療問題に限らず、実はテレビに出るようなことは統計学的に
見ると少ない、おるいはめったにないことだと考えた方がいいく
らいです。”
精神科医である著者による、テレビの問題点を指摘した一冊。
テレビが垂れ流すウソについてからそれによって引き起こされた
困った事態まで、自らテレビと関わった経験を交えて書かれてい
ます。
上記の引用は、医療崩壊が起こった原因としてのテレビ報道の
影響について書かれた章での一文。
今その時に目に入った事を、この世の全てと思ってしまうような
事がないように、しっかりと自分の頭で考えて行動する