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Posted by ブクログ
和田先生の本は、以前子供が受験をするときに、受験に関するものを何冊かよんで参考にさせていただいたことはあったが、先生のより専門分野に近い内容のものは実は今回は初めてだった。
新書だし手軽に読めると思って手に取ったが、実にコンパクトにまとまっていて、説明も分かりやすく、しかもフロイトやアドラーだけでなく、その弟子の研究などにも言及があり、予想以上に知識の整理に役立った。アメリカの精神分析の実情などにも触れていて、そのような内容は他の心理学の本でもなかなか書いてることはないので興味深かった。
前にも書いたことで、和田先生に限ったことではないのだが、やはりその方の専門分野の内容は、実用書的なものや新書であったとしても、とても迫力があって読みごたえがあり、参考になることが多い。実際この本でも、精神医療・心理療法についての言及はうなづけるものが多かった(一方で、法律制度などに関する言及は、どうかなと思ってしまうところもあった)。
これから本を選ぶ時には、私の中では、筆者の専門かどうかという点はどうしても外せない基準だなと改めて思った。和田先生も他にも多数本を書いているが、やはり先生の専門から呼んでいくべきだと思った。
Posted by ブクログ
心理学:実験心理学(健康な心)と臨床心理学(病んだ心)
脳と心:ハードウェアとソフトウェア
臨床心理学の始まり:フランツ・メスメル(ドイツ)――動物磁気
ジークムント・フロイト(1856-1939/オーストリア)
アルフレッド・アドラー(1870-1937/オーストリア)
臨床心理学において:原因論/フロイト 目的論/アドラー
フロイトの局所論:意識>前意識>無意識
フロイトの構造論:自我ーエスー超自我
アドラーの器官劣等性
「個人はただ社会的な文脈においてだけ個人となる」(61p)
アドラーの「ライフスタイル」
アドラーと森田正馬(森田療法)/QOLの追求
フロイトとアドラー、その少し後、そして現代日本における心理学の現状が書かれている。
まったくの初心者なため、私は楽しめた。
ただ、後半に出てくる死刑云々の話は聊か唐突に感じられた。
Posted by ブクログ
アドラーとフロイトの心理学
局所論モデルは、人の心を「意識、前意識、無意識」と三層に分けて考えている。
フロイトの提唱したのが「構造論モデル」である。
自我(人間的な理性や知能を司る)、エス(性欲や攻撃性のような動物的な本能)、超自我(親から植え付けられた無意識の道徳観や価値観)の三つの意識が相反して葛藤を覚える。
心理学的な治療には、その症状が何故生じているか原因を探すのではなく、どうしたいのか目的を探るべきである。
言い換えれば、「過去」に何があったのかを調べるのではなく、「今」を探る。
今の時代の治療法の主流は、部分より全体、原因ではなく目的、過去より今。
言い換えれば、「変えられるものを変えていく」ということになるであろう。
その心理状態には、何が原因か何が目的かと違ったアプローチがあり、それがフロイトとアドラー違いでした。
私は、自己啓発に心理学を改めて学びたいと再認識させられました。
もっと、心理学系の本たくさん読み、行動心理学を学びたい。心理学のプロの安達先生がどう言うのかが気になる。
Posted by ブクログ
フロイトとアドラー、それ以外の心理学者の考え方も多数解説してある。
以下、引用。
フロイトは、無意識の発見者。アドラーは、劣等コンプレックスの概念の創始者。
脳はハードウェア、心はソフトウェアと捉えると分かりやすい。脳科学的なところでは、抗うつ薬とかがある。心は、心理学。臨床心理学は、治療が目的。
フロイトは原因論、アドラーは目的論。
フロイトは個人。個人を分割して層として分析。アドラーは社会の中の個人。
フロイト
夢判断。無意識から前意識に浮上したものが夢。
エス、自我、超自我。の三構造。
性欲を発見。子供も女性も持っているということ。
フロイトの主テーマは性欲。
アドラー
劣性コンプレックス全体が影響。フロイトの性欲が原因というのは、一部に過ぎないという理論。
目的論。様々な犯罪や、子供のいじめ、非行について、『原因』を考えがちだが、それぞれに『目的』があるので、それを探ることが大切。しかられ、注目を集めるのが目的。いじめは楽しい娯楽、目的。
感情は行動(目的)の為の手段である。
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