和田秀樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2012年3冊目。
219頁。
三省堂神保町店で購入。
現状、母方の祖父はアルツハイマー型認知症により、3年ほど前より入院生活。
父方の祖母は実家で、私の両親と兄、そして私と同居している。
祖母の方も年齢のせい(今年で94歳)で、このところ認知症の症状が現れ始めたため、介護認定を受けるべく両親が諸手続きをしている最中である。
そんな中で本書を見つけ、今後の参考になればと思い手に取った。
私としては、なにより両親が祖母の介護の為に、彼らの人生の大部分を犠牲にせざるを得ない状況に陥ってしまうことは、とても不幸な結果だと思っている。
両親、祖母の双方にとってという意味で、である。
そういった意味で、自宅介護にとらわれず、祖母の意見も汲みながら、施設への入所等も十分考慮すべきであると考えた。
また、私の父も今年63になり、母も還暦を迎える。
そういった意味で、私の兄や私が、両親を介護する立場になった時にどう行動すべきかを考える、良いきっかけにもなった。
≪本文引用≫
p.52
親を自分が引き受けるか、平気で介護放棄するような施設に放り込むか。子にあたる世代は、いま、究極の二者択一を迫られている。
p.69
日本の高齢者介護が長期間にわらるようになった背景には、医療技術の進歩によって、「寝たきりになってからも死ななくなった」ということが、大きな要因としてある。
p.70
一方、重い税負担の見返りに国民に高福祉を提供しているスウェーデンでは、寝たきりになっても、体にいろいろな管を差し込まれている人がいない。
日本では「美談」として語られている行為が、スウェーデンでは「美談」でもなんでもなく、「ケア(care = 介護)はやるがキュア(cure = 医療)はやらない」という社会的コンセンサスがしっかりできているのである。
p.121
たしかに、認知症の症状のうち、記憶力や知能が落ちるといったものは治せないし。しかし、「盗られ妄想」や、昼夜逆転、また大声で騒ぐといった周辺症状は、実際には薬でよくなることが多いのだ。
p.141
まず、介護保険制度に関して、ぜひ知っておいてほしい「基本中の基本」が3つある。
それは、①介護認定の申請が必須であること、②家族形態にかかわらずサービスが受けられること、③支給限度額を超えるサービスも自腹を切れば利用できること-である。
p.162
ケアマネ探しのポイントは、主に次の通りである。
・所在地は遠くよりも家の近くのほうがなにかと便利
・介護保険サービスを利用している近所の人に評判を聞いてみる
・めぼしをつけた数人のケアマネに電話をして、対応を比較してみる
p.186
公的施設のほうはさっぱり増えない気配なので、親が元気なうちから自衛手段として、有料老人ホームのパンフレットをいくつか集め、自分が見るだけでなく、親にも見せておくことも必要だと思う。
p.192
「施設はかわいそう」「最期まで自宅で」というまったく根拠のない考え方は、日本を支える働き盛りの世代を疲弊させるだけである。 -
Posted by ブクログ
年末年始読書シリーズ第2冊目。
「30歳からの10倍差がつく勉強法」(和田秀樹)
大学受験の頃に革新的な勉強法を唱え著書を読んでた和田秀樹さん。
大人向けの勉強法の本を目にしたので、久しぶりに読んでみました。
大学受験の勉強法に比べれば、少しは実践しやすいかな?と思える内容でした。
「30歳からの...」という本ですが、自分はすでに30代後半になっていて少し危機感を感じてます。
さて、内容で心に残ったのは、
・30歳からは「意味記憶」より「エピソード記憶」を!
・すぐに取りかかれ。
・最初は入門書を買え。
といったあたりでしょうか?
やはり、来年も何か資格取得を目指して勉強しないといけませんね...
続いて「スキマ時間勉強法」も読んでます。 -
Posted by ブクログ
男性更年期に起きる変化は,①男性ホルモンの減少,②セロトニンなど神経伝達物質の減少,③前頭葉の萎縮(感情や思考の変化)がある.本書は,これらによって起こる現象,防ぐために良い食事や運動,考え方などを説明している.
①②をより良く理解するには,『ホルモン力が人生を変える(堀江重郎)』を合わせて読むと良い.
また,本書は『人は「感情」から老化する』『「がまん」するから老化する』の三部作の最終章.
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BMIで平均寿命が長いのは,25~29.9(厚生労働省の基準では「肥満1度」).普通(18.5~24.9)と肥満(30超)はほとんど差がなく,痩せ(18.5未満)は目立って平均寿命が短い.
参照:『生活習慣・健診結果が生涯医療費に及ぼす影響に関する研究』には,「40歳男性の平均余命は過体重(41.64年)で最も長く、普通体重(39.94年)、肥満(39.41年)、やせ(34.54年)の順であった。過体重とやせの間で、平均余命の差は7.10年であった」とある。
中高年のうつ病には,①セロトニンの不足や枯渇を避けること(睡眠不足や大量の飲酒を避け,肉類を通じてセロトニンの材料のトリプトファンを摂取する),②認知面からの予防として「心に良い考え方」をする(「世の中にはグレーゾーンがある」「いろいろな考え方がある」など「認知的複雑性の高い」考え方をする)
下手な抑制は,①たんぱく質,脂肪,コレステロールという栄養素の不足,②酵素,補酵素,ビタミンの不足により「解糖系」といサイクルによる糖の分解によるエネルギーの取り出しや糖や脂肪の燃焼が妨げられる.
ビタミン,ミネラルは抗酸化物質.代表はビタミンA,C,Eや亜鉛,セレン.
オリーブオイル,アボガドに含まれるオメガ9(ナイン)は細胞の炎症を抑える.
炭水化物で避けるべきは白砂糖(精製された砂糖).精製された炭水化物はインスリン抵抗性を上げてしまう.
タイムリーニュートリションは,①朝食は良質なたんぱく質,少量の炭水化物と野菜(甘い菓子パンなどはダメ),②昼食は野菜を中心(+エクストラバージンオリーブオイル)に良質なたんぱく質と少量の炭水化物,③間食はブラックチョコレート(ポリフェノールが多く抗酸化作用が高い),④夕食は肉類の脂肪を避ける.但し,脂の乗った魚やエクストラバージンオイルは良い.砂糖,炭水化物,果物は避ける.
男性ホルモン(テストステロン)を高める食材は,肉類,牡蠣,うなぎ,アボガド,ニンニク,タマネギ(切ってすぐ加熱する)
男性ホルモン(テストステロン)を高める運動は,瞬発的に力を発揮する強い運動(腕立て伏せ,ダンベル上げやスクワット).筋肉がプルプル震える強さで10回を2~3セット.
無酸素運動が男性ホルモン(テストステロン)を生成する.適度な有酸素運動(2000~3000kcal/週)で心筋梗塞の罹患率が半減する.しかし,過度な場合はフリーラジカルの一種の活性酸素を増やし,心筋梗塞の罹患率が上がる.有酸素運動を多くする人はビタミンA,C,E,セレンを摂取すると良い.
前頭葉を使うには株式投資や起業,ギャンブル,恋愛など複雑で自主性の高い刺激が良い.
偉くなるほど,頭を下げる価値が上がる,詳しい教え上手を選ぶことが出来る,など勉強しやすくなる.