あらすじ
30代の10年間は、会社の同期でもキャリアに大きな差がつき始める頃――。仕事も家庭もプライベートも最も密度が高いときで、同時に人生で一番あっという間に過ぎ去ってしまう年代でもあります。この忙しい時期にどれだけ自分に投資できたかで、その後の人生が決まるのですが、なかには「時間がない」「今さら遅い」と勉強を諦めてしまう人もいます。実にもったいない!本書は、精神科医でもあり、能力開発研究でも定評のある著者が、長年培ってきた勉強術のノウハウを30代に特化して紹介しています。「時間効率を10倍上げるテクニック」「誰から合格点をもらいたいのか考えろ」「仕事の細切れ時間に勉強するな」「要約力がないと情報がゴミになる!」「人マネに創意工夫を加えろ」「孤独な勉強は悪!」「30歳からは自分の欲を徹底的に意識しよう」など、最小の時間で最大の成果を上げる秘訣を伝授。30歳からの再スタートでも全然遅くはない!
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Posted by ブクログ
■目的
効率的な勉強の方法を知る。
■本の内容・特徴
ある程度社会経験のある30代は、目標を絞りやすく、何かを勉強するには格好の時期。この時期の勉強が人生に差をつける。向上心を持つ30代のために、限られた時間を工夫した効率的・効果的な勉強法について。
■感想
「30歳をどう生きるかで人生が決まる」という言葉がありますが、著者はその理由として、人生経験の強みを活かして巻き返せる時期が30代であり、何かの勉強を始めるには決して遅すぎることはない。ということでした。
30代は最後のチャンスと考えた方がいいかもしれないです。タイトルに10倍差がつくとあるように、やはりそれだけの差をつける必要のある年代ということなのでしょう。また、差をつけることが出来る年代でもある、志を抱け30代よ、という激励も感じる本でした。
和田氏の本はユーモアがあって読みやすいですね。モチベーションが上がります。根拠が心理学に基づいているので説得力もありました。
Posted by ブクログ
年末年始読書シリーズ第2冊目。
「30歳からの10倍差がつく勉強法」(和田秀樹)
大学受験の頃に革新的な勉強法を唱え著書を読んでた和田秀樹さん。
大人向けの勉強法の本を目にしたので、久しぶりに読んでみました。
大学受験の勉強法に比べれば、少しは実践しやすいかな?と思える内容でした。
「30歳からの...」という本ですが、自分はすでに30代後半になっていて少し危機感を感じてます。
さて、内容で心に残ったのは、
・30歳からは「意味記憶」より「エピソード記憶」を!
・すぐに取りかかれ。
・最初は入門書を買え。
といったあたりでしょうか?
やはり、来年も何か資格取得を目指して勉強しないといけませんね...
続いて「スキマ時間勉強法」も読んでます。
Posted by ブクログ
著者は灘中・灘高・東大医学部出身の和田秀樹氏。
30歳からでも逆転は十分可能。
それには勉強あるのみ。
会社でモヤモヤしている方は一読を。
もちろん30歳代でない方でも十分参考になる本です。
会社内で頑張っていこうとする人も、
資格試験を目指している方にもおすすめ。
読みやすいのですぐに読めます。
Posted by ブクログ
受験研究家で精神科医である和田秀樹が大人向けの勉強の仕方について書いた本。
惜しいのは、どんな勉強でも使えるような汎用性のある内容にした結果、大学受験の同著者の本よりは幾分参考になる箇所が減ってしまったところか。
ただ、計画の立て方や復習の仕方などは勉強法の本の中でもかなり科学的で説得力がある。