和田秀樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
子供の頃、「歳を取ったらー」と考えるとき、
それは遠い先のことで、非現実的な話で、考える
ことをやめていた。
本書は、そんな子供時代を過ごしてきた人間が、
いよいよそれを真剣に考えるタイミングが
来た人への、和田さんのメッセージである。
40代から医学的にしっかりと老化が始まること。
その特徴、それに対する心構え。勉強になる。
それも大事だが、何よりも、老いて認知症になる
ことへの、世間の間違った誤解への指摘こそ、
本書に教えられたこと、認知されて然るべき
ことだと思う。
和田さんのメッセージは、高齢者への偏見を
改めるべきだという戒め。
そして、上手に老いていくための医学的観点からの -
Posted by ブクログ
表紙の裏に「手放すと、豊かになる。」と書いてありました。
次に「はじめに」の太字部分を以下に抜粋します。
・年を取ったら、手放すのはあたりまえのこと
・God only knows.(神のみぞ知る)――。
であるならば、成り行きに任せる、時間の流れるままに放っておく、神様に
お任せすると、心は楽になります。
・「手放す勇気」は、生き方の重荷を下ろすことです
・人生の苦しみの根本的な原因は「自分」である、(ブッダ)
・「生きる苦しみは、自分の心が生み出しているものにすぎない
・「人生は考え方一つ、とらえ方一つで、いかようにも変わる。困難にしているのは
自分です」
・人生の苦しみの根本的な原 -
Posted by ブクログ
プロローグ こんな老人に私はなりたい
吉永小百合のようにいつまでも若く見える人が憧れ、老人のモデルが不在。
品のある老人、賢い老人、面白い老人
浴風会病院 著者が最初に配属された高齢者専門病院
高齢になるにしたがって、さほど高収入を求める必要はない
第1章 老いることにジタバタしない人には品格がある
アンチエイジングvs反アンチエイジング
残念ながら、最終的には受け入れざるを得ない。
85歳過ぎると。アルツハイマー型の神経の変性、癌、動脈硬化は必ずある。
長谷川和夫先生は88歳で認知症を公表、講演活動。
ボケたなりにできることをやる。老いと戦えるうちは戦う。
できる限り毎日歩く。できないことは -
Posted by ブクログ
感情的になることが多く、自分の感情に振り回されて疲れてしまっていた。どうやったら自分の感情を上手くコントロールができるのだろうと思い悩んでいた時に出会った1冊。和田先生は感情整理術について何冊か本を書かれているが、それをイラストを交えて分かりやすくまとめられているのがこの本だと思う。
「感情をコントロールするとは、感情を持たないようにすることではなくて、感情を持った時に問題行動を起こさないように自制すること」と書かれている。その通りだ。
感情を否定するのではなく、受け止めていく。
そして、本書に書かれていることを実践していき、自分にとって1番良いコントロール法を見つけられたらいいなと思う。 -
Posted by ブクログ
■日本版フレイル基準(J-CHS基準)
・体重減少
6ヶ月で2㎏以上の意図しない体重減少
・筋力低下
握力:男性28㎏以下、女性18㎏以下
・疲労感
ここ2週間ほどで、理由もなく疲れたような感じがする
・歩行速度
通常歩行速度が1秒あたり1メートル以下
・身体活動
軽い運動・体操、定期的な運動・スポーツを週に1回もしていない
■フレイルは病気とは違い老化の延長線上にあるもの。前向きな心構えと適切な対策を取ることで、元気な日常を取り戻すことができる。フレイルを自覚したら「疲れるから」「弱ってきたから」といえにこもるのは逆効果。
■いわゆる物忘れには2種類ある。一つは「想起障害」。とっさ -
Posted by ブクログ
【学びたいこと】
健康との向き合い方を考える上で、健康診断の数値をどのように活用すべきかを理解し、生き方を考えたい。
【質問&自分の答え予測】
Q1健康診断の数値は何が基準となっている?
A1間違いなく安全というのが軸となり、少しでも怪しいと基準を越えるようになっている。
Q2医者の言うことはどこまで守るべき
A2100%
Q3人生後半を満喫するために有益な健康術は?
A3程よい運動
【本書の答え】
A1
明確な医学的根拠はない。だいたい。統計から導かれた数値でもない。年齢・体質なども一律。
基準内に収めることが目的でもなければ、基準を越えたら病気ということでもない。
医療介入による薬害と -
Posted by ブクログ
読むと二倍賢くなれる本。
元小学校教員という立場から、いじめはいじめではなく暴力行為と見做し警察に突き出すべき。道徳教育より取り調べ室でクソ怖い思いしたほうがよっぽど学習になる、というのに納得。SNSで細々と教員の心の声を発信をするアカウントたちもよくそのような主張をしているが、和田さんがうまぁく言語化してくれている。学校だけが治外法権なのはおかしい。あと、スクールカースト問題も興味深かった。ナンバーワンよりオンリーワン、よりいろんな場所でナンバーワン。アメリカの学校を例にあげていたが今現場に戻るならその視点をもちたい。いじめの温床にもなり得るスクールカーストは、「一位を作らない」ことが防止策 -
Posted by ブクログ
著者が、ずっと書き続けてきた高齢者問題。
ここにきて、政治により解決していく道を訴えている。
所謂、世間一般で流通する高齢者問題情報とは一線を画した先生の持論。
私は、とっても参考になり、日々実践しています(笑)。
で、幸齢党の具体的政策が提言として記されています。
1人間を全身から診られる総合診療医を育成します
2国家予算で、薬を減らす研究をします
3こころの問題をきちんと診られる医療を推進します
4医学部入試面接を廃止し、栄養学を必須科目とします
5年齢差別禁止法を制定し、施行します
6薬害や副作用の報道を、公正で忖度のないものにします
7日本人の栄養・免疫力について、正しいデータを提供・ -
Posted by ブクログ
いつまでも、心身共に若さを保つ秘訣がしっかり書かれている本です。
ずっと和田秀樹さんの本を読んでいて、かぶる部分は多々ありますが、それはそれ、復習だと思い読めば良いのです(笑)。
序章 感情をいつまでも若々しく
「老い」は40代から始まる
第1章 「老いの壁」はどこにあるのか
ポイント抜粋
記憶力低下より意欲の減退がこわい
「人間らしさ」に関与する前頭葉
大切なのは、自分の年齢を忘れること
第2章 「気持ちの老化」の兆候を知ろう
ポイント抜粋
「怒りぽくなる」のは感情老化の初期症状
男性の「おばさん化」、女性の「おじさん化」
老化と「記憶力」の関係
前頭葉が働いていないと、 -
Posted by ブクログ
控えめに言っておすすめ、強めに言って全日本人に読んでほしい本です。
「もう、道徳の教科書これで良くないか?」とも思っちゃいます。
「優しくなりたい人」以外にも、「生きづらさを感じている人」や「繊細さん」にもおすすめしたい本です。
タイトルに「科学」とあるため「”化学”みたいだな」と思い懸念してしまっているなら、かなり勿体ないです←読む前の私ですね
著者は精神科医さんですので、専門的なことも少し学ぶことができますが、とても分かりやすく、そして読みやすい!!
とても優しい本だと感じました。
私なりに簡潔にまとめますと…
「自分に優しくなければ、人に優しくできない理由」と「優しさとは?」に