あらすじ
心理学をビジネスに応用することででは、米欧諸国に日本は遅れをとっている。その遅れを取り戻し、個人として心理学の理解によってビジネスセンスを高める方法を解説する。
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Posted by ブクログ
心理学については大学1年の頃から興味をもって講義はもとより、いろんな本を読んで勉強してきた。また、大学4年から3年間所属した研究室で研究した「認知心理学」「視覚心理学」「行動心理学」などについても興味があり、この10年程、合う人をプロファイリングすることが趣味になったくらい。まさにここのところずっと我流で取り組んでいた、「心理学をビジネスで応用する」というところをテーマにした本なので、即購入。著者がいろんな雑誌で興味深いコラムを書いていた和田氏だったので、現在楽しく読んでいます。取り上げられている心理学を勉強するためのお奨めの本は書店にあったものを即購入してしまいました(なかったものは別途購入予定)。またしてもストックが増えてしまいました。。。
Posted by ブクログ
精神科医であり心理学者である著者による本。タイトルどおり、心理学に関心のあるビジネスマンのための入門書である。心理学とはどういう分野があり、どのように学べばよいか、どんな本がおすすめかなどが、簡潔に書かれており、心理学に興味を持った人が、入口として読むには最適である。
一方、経営やビジネスのケーススタディに対して心理学をベースとした仮説がいくつか提示されているが、かなり視野の狭い私見のような印象を受ける。自分は心理学者→だからこういう分析になる→だからこの仮説は遠からずあたっているであろう、という論法の文章が多く、一般化には程遠いと思われるような分析も散見された。経済学のような普遍性を持った理論でないだけに、あまり説得力は感じなかったのが正直なところ。
ただし、後半において社会の大きな変化として、今後、先進国において知識社会の進行はますます進んでいくという指摘と、そういう社会において、知識のない人が必要とされなくなり、勉強をしない人は食べていけなくなる危険性がある、という指摘は全く異論がない。
また、能力主義という「差別」は、おおくの社会で悪とはみなされず、当然のこととして容認されているという指摘についてもある意味目から鱗が落ちた。
多少、自著の宣伝も多かったような機がするが、その思惑通り他の著作も読んでみたくなった。
Posted by ブクログ
精神科医であり心理学者である著者による本。タイトルどおり、心理学に関心のあるビジネスマンのための入門書である。心理学とはどういう分野があり、どのように学べばよいか、どんな本がおすすめかなどが、簡潔に書かれており、心理学に興味を持った人が、入口として読むには最適である。一方、経営やビジネスのケーススタディに対して心理学をベースとした仮説がいくつか提示されているが、かなり視野の狭い私見のような印象を受ける。自分は心理学者→だからこういう分析になる→だからこの仮説は遠からずあたっているであろう、という論法の文章が多く、一般化には程遠いと思われるような分析も散見された。経済学のような普遍性を持った理論でないだけに、あまり説得力は感じなかったのが正直なところ。ただし、後半において社会の大きな変化として、今後、先進国において知識社会の進行はますます進んでいくという指摘と、そういう社会において、知識のない人が必要とされなくなり、勉強をしない人は食べていけなくなる危険性がある、という指摘は全く異論がない。また、能力主義という「差別」は、おおくの社会で悪とはみなされず、当然のこととして容認されているという指摘についてもある意味目から鱗が落ちた。多少、自著の宣伝も多かったような機がするが、その思惑通り他の著作も読んでみたくなった。
Posted by ブクログ
ビジネスの世界に心理学を上手く活用する方法について述べられていた。多様化する顧客ニーズの先取り、価値観の違う社員のマネジメントなどを例に挙げながら、心理学の知見をビジネスの世界に適用できることが説明されていた。社会人にとって心理学の修得は重要であることを学べたのは大きな収穫だった。また心理学をどこで学べばよいか、お奨めの書籍なども示されており、参考になった。
Posted by ブクログ
参考になることは書いてあるとは思うのだけど、内容が重複している箇所が多々あり少々字面がくどいと感じた。
心理学がビジネスに使えると思っているからこの本を手に取った訳で、『心理学はビジネスに使えるよ』と訴えるのではなく、もう少し実例を増やして欲しかったのが正直なところ。
心理学というのは自分や相手が普段に行動している動機付けを系統立てて分析していくことであり、あまりこの手の知識を増やしすぎても人間的にいやらしくなる気がするのでほどほどにして置きたい。
ただ『メタ認知』については、興味深いのでこっそり掘り下げて調べてみよう。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
心理学ビジネス革命。
ビジネス心理学理論を学んだ者こそマネジメントの第一線で活躍できる。
[ 目次 ]
序章 サイコロジカル・ビジネスとは何か?
第1章 心理学を学ぶと世の中が正確に見えてくる
第2章 心理学を使って相手をコントロールする
第3章 心理学はどこで学べば良いのか
第4章 たった六作で学べる「ビジネス心理学理論」
第5章 ビジネスの場面での仮説の立て方
第6章 日本の未来はどうなるのか
終章 世界中でサイコロジカル・ビジネスが必要になる
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
まさにビジネスマンのための本。
非常に読みやすく、とっつきやすい本。
この本をベースに自分の心理学の知識を広げていくとよいかも。
心理学は特に、マーケティングとマネジメントに
応用できると書かれています。
自分の仕事がこれに関係のある人は
読んでみたらどうでしょうか。
読みやすい入門書です。