和田秀樹のレビュー一覧
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昭和24年生まれの団塊の世代で、嫌な仕事でも誰かがやらなければという責任感で現役世代を過ごしてきた人間ですが、現代の社会情勢からすれば、著者の言っていることは解らないでもないです(笑)。
世の中、これが絶対正しいということはまったくありません。だから、物事の処理にあたるとき、多面的に見てことにあたればいいのです。
価値観が多様化している現代、自分に合わないと判断すれば、別の道を歩めば良いのです。
で、著者の主張ですが、
第1章 逃げるは恥でもなく役に立つ
第2章 こんな逃げ方を知っていますか
第3章 「逃げられないこと」からどう逃げるのか
第4章 「逃げてはいけないとき」はあるのか
第 -
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タイトルが象徴するように、未知なモノに対しては、どうしても「敵か味方か」を分けたくなる。その後、敵でも味方でも自分と比較して能力を識別する。それは、社会性生物が個の生命を守るための本能みたいなものだろう。ChatGPTに関してもこれ。だからよくある議論は、ChatGPTが仕事を奪う(悪玉説)、でも新規性は無いしハルシネーションもある(悪の弱点)、故に最終判断や更に創造的な活動は人間が担う(正義は勝つ)みたいなパターン化したもの。そういう話でも良いのだが。
何冊か読んできて、そこに書かれている内容では無いが、私の思考は次の通り。今のAIの弱点は、ある段階の哲学や価値観によるものである事と、個人 -
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完璧主義や二分割思考、かくあるべし思考人は適応障害になりやすいので注意が必要。まぁいいか、完璧でなくてもいい位の気持ちを持つことが大事。仕事を全部真面目にやるのではなく、やりたくない仕事、できない仕事はやらないなどの心構えが適応障害を防ぐ。
仕事も受験も要領が大事。どうすれば仕事が楽になるかを考える。
年功序列型システムは日本にとって最適なシステム。海外は能力主義だが、その分メンタルヘルス対策も充実している。
適応障害はカウンセリングが有効。不安の原因を書き出してみる。不安が的中した場合の解決策についても書いてみる。性格を直すのではなく、その性格や症状を抱えながらどう生きるか。不安よりもこうし -
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人生100年時代、定年後も「働き続ける」ことが当たり前の世の中になりました。しかし、職場環境の変化や収入の激減、若い世代との摩擦など、多くのシニア世代が不安を抱えています。認知症予防や健康寿命の延伸に携わってきた和田氏が、シニア世代が「無理なく楽しく働き続ける方法」を提案。「老化を遅らせるために働く」「好きなことで収入を得る」「新たなキャリアに挑戦する」等、具体的-現実的なアドバイス
「働くこと=不老長寿の秘訣」を合言葉に、仕事を通じて自分らしく輝き続けるためのノウハウ紹介。「老後資金」だけに縛られず、健康と充実感を手に入れる新しいライフスタイルを見つけませんか?定年後も輝き続けたい全ての方へ -
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この本は、「せん妄」に特化した内容でした。
和田さんの本を読んでいると、東京・東池袋で起きた高齢者の痛ましい交通事故のことが出てきます。
このことにつき、先生の見解は、認知症からくるものではなく、「パーキンソン病の治療薬の副作用によって起きてしまった意識障害」であると。
高齢者医療に長年携わってきた先生ならではの見解です。
で、この本の内容ですが、
第1章 高齢者の暴走事故
――なぜ医師はせん妄を疑わないのか
第2章 高齢者医療の不都合な真実
第3章 現代医学は高齢者に合わない
第4章 高齢者を幸せにする医療と暮らし
終章 よい医者の見極め方・付き合い方 九カ条
この本は、今現在の高齢者も読 -
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最近学んでいる認知行動療法の理解をさらに深めたいと思ったため、本作を読みました。
合理的でない偏った判断を認知バイアスといって、色々なものがあります。
例えば、属人主義、ハロー効果、確証バイアスなど。
そのようなものは全て「型」で、いちいち考えなくて済むので、人はラクなようです。
すごく印象に残る言葉がありました。
『曖昧さに耐えられるのが成熟した大人の条件』というものです。
歪んだ認知の代表例として「ゼロヒャク思考」があります。これは善か悪か、成功か失敗か、味方か敵かなど物事を極端に捉える考え方です。
それらの間であるグレー部分をグラデーションで捉えるのが、心の健全に役立ちます。
心理 -
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優しい人になるためのコツがかかれた本。
下に書いた内容が個人的にはグサっと突き刺さりました。
・日本人は相手の好意に勝ってに期待する。
他人に優しくしたり、仕事で頑張ったら褒められると常日頃考えてしまっている。相手からの見返りがなくても、何も思わないことが大事。
勝手に裏切られたと思って、他人への優しさを捨てない。
・成功していても、運が良かっただけと思うこと。
努力してきたからこそ、成功してきた人は、何も努力していない人に対して冷たい対応をよくとってしまう。 もしかしたら陰で努力や成果に結びつかない事情などがあるのかもしれない。 自分の価値観を人に押し付けるのは人間関係の悪化に繋がるだけ