和田秀樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
小学生向けに書かれた勉強法。
とかく、暗記せよ、という文が気になったけど、そこは目をつぶっても★5つ。
というのは。
まず、なぜに東大なのか。
東大出身者を数多く見たけど、彼らはみな、物知りだし頭の回転も早いし、思いつくこともすごいことばかり。学者としてはすばらしい人。
だけど、わたしの知ってる東大出身者は、コミュニケーション能力に欠ける人ばかりだった。
この本にはずばり、小学生から東大を目指せと書いてあり、東大というネームバリューがあればなんでもできる、と書いてある。
あ、そうなんだ。結局ブランドなんじゃん、と思った。
逆立ちしても東大には入れない、負け惜しみっぽいけど。
そして、人間はなんのために勉強するのか?と小学生なら疑問に思うことも、「大人になっても一人で勉強できるように勉強法を身につけるためだ」て回答されている点は、激同!
大人になってまで分数の足し算をする機会はあまりないけど、分数の足し算で大事な着眼点は、大人になったら必要なこと。
目先だけじゃなく、右からも左からも見ないと先に進めないことはあるからね。
とにかくおもしろい本でした。 -
Posted by ブクログ
テレビの社会的影響は、おおきい。昨今の混沌とした政治状況では、テレビが選挙を周すると言ってもいいほど。そんなテレビが我々にどういう影響を与えてきたのか?筆者は検証する。
医療過誤を非難するあまり、医者がおちおち仕事できない環境を作ってしまっていないか?元ヤンキーの教師を礼賛するあまり、勉強にいそしむことを無駄なことのように思わせていないか?キー局中心のテレビには、地方の生活目線があるのか?
数年前に書かれたこの論説の事象はさらに深く業界に根を下ろし、いよいよテレビ離れを加速化するように見える。報道面、番組の編成面、社会的な影響を考える面、あらゆる面から、業界自身が変わってゆくべきことを検討してほしい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目26箇所。いい人でもうまくいく方法を教える。いい人の言葉の前にはネガティブな言葉が入る。本音を言うことで真のコミュニケーションが生まれる。「いい人」であることを否定せず「いい人」であることを肯定し最大限に活用する。 もてる男はマメである。 言うべきを言う。勇気を出して断ることも必要。上司と部下両方にすかれるのは難しい。ケースバイケースでどちらを支持するか。部下の真のメリット・・・成長すること。職場の人間関係を良くして仕事の成果を最大限に高めようとするなら、本当の意味で人格者になり、飛びぬけていい人になる。子供のためを考えて厳しく練習させたり、勉強させることも必要。「人のせいにする癖」が子供をダメにする。「いじめは100%ダメ」という建前だけでは社会で生きていけない。思春期の子供との約束は破られることを前提に厳しめに作る。嘘は絶対にいけない。正直に話したことを褒める。世の中には悪い人もいる。正直な人間が結果的に得をする。
-
Posted by ブクログ
ネタバレテレビというメディアが日本の国民を総白痴化している。
テレビが放送していることは日本の全てではなく、本当にまれな(特別な)ごく一部を全てのように放送している。それを見て、国民はほとんどそれが日本の(世界の)常識であり、あたりまえの事だと思い込む。
認可事業であるテレビ局が、自分たちの思い通りの番組を作って垂れ流している今の状況はまともな状況なのだろうか?
メタボも、ダイエットも、老人医療もテレビが作った当たり前と、それによって生じた結果が正反対なことも多々ある。
テレビやメディアを見たりする時、これは本当に全てが多数であたりまえの事なのだろうか?と立ち止まる常識や見識を私たちは持つ必要があるんだと、考えさせられた一冊です。 -
Posted by ブクログ
・フィンランドではおバカ芸人が出てきてくだらないことを言ったりするバラエティ番組がない。
・テレビのニュースになるのは、「犬が人間を噛んだ」時でなく、「人間が犬を噛んだ」場合。
・飲酒運転たたきは田舎いじめ
・報じないほうが良いこと・・・「いじめ自殺」など、過剰な報道が自殺を誘発することは自明であり、WHOには自殺報道ガイドラインというものがあるのに、日本では全然守られていない。
などなど、その昔、テレビばっかり見ていると馬鹿になると言われて育った人間が、今のテレビについていけないのは、こういうことなんだ。よくぞ言ってくれたと、納得できるお話ばかりでした。
(2010/11/30) -
Posted by ブクログ
記憶の3つのプロセスとそれぞれの強化方法のほか、推論を豊かにする方法、メタ認知、クリティカル・シンキングなどの思考法についても学ぶことができた。
文章力を高めるには、文章の型を身につけるのが有効。
知識を増やす
* 記憶には入力(記銘)、貯蔵(保持)、出力(想起)のプロセスがある。
* 入力を規定するのは注意と理解。
* 注意を向けて集中するには、関心を持つこと、動機を持つこと、注意力のマイナスになるもの(他への関心、気分の変調)を減らすこと。
* 理解を高めるには、わかりやすい解説書を探すこと、わかりやすい講義を受けること。アウトプットをして自分の理解の状況を確認すること。
* 記憶を保持するには、反復するのが最も有用。翌朝と週末に短時間で復習する。
* 出力をトレーニングするには、覚えたことを説明すること。
推論を豊かにする
* 知識を用いて他の分野に応用する、シミュレーションして予想する。
* 物事を様々な側面から見ること(複眼思考)。読書の時に疑問を持ったり、批判的に読む。いろいろな人の立場に立って考える。ひとつの状況に対して、さまざまな起こりうることやなすべきことを想定する。
メタ認知を高める
* 自分の思考パターンを客観的に検証する。
* 十分な知識を持っているか、いくつものパターンの推論ができているか、最近接した意見に影響されすぎていないか、自分の立場に有利な考え方をしていないかなど。
* スキーマ:情報を認知する際に、既知の知識の枠組みに照らして解釈する傾向がある(新たな経験として解釈しない)
クリティカル・シンキング
* 問題に対して注意深く観察し、じっくり考える
* 論理的な探求法や推論の方法に関する知識を持つ
* それらの方法を適用する技術を持つ
文章術・プレゼンテーション術
* 文章の型を身につける:問題提起、意見、補強説明、結論 -
Posted by ブクログ
学校では最低限のことしか教えてくれないこの時代、家庭こそ教育の最後の砦! 子どもの「本当の学力」を育てる和田式勉強法を大公開。
「日本は子供たちが最も勉強しない国」――あなたはこの事実をご存知ですか?
かつて「数学力の世界トップ」を誇った時代は、いまや遠い昔の話。子供たちの勉強時間は国際平均を大きく下回っています。近年では「ゆとり教育」も導入されて、学校では基礎的な内容しか教えてくれません。さらに家庭で勉強しない子供が40%を超えている今、子供が「勉強できる子」になれるかどうかは、お母さんにかかっています。
本書は、受験指導のプロであり、精神科医でもある著者が、「12才までに何を教えるか」をテーマに書いた、お母さんのための家庭教育マニュアルです。「九九は一日でも早く覚えさせる」「読めるようになってから書けるようにさせる」など、具体的ノウハウが満載。
「学校任せではちょっと心配!」と感じているお母さん、ぜひこの本を手にとって、子供といっしょに家庭で勉強をはじめるきっかけにしてみませんか。
『子どもが育つ勉強法』を改題。
参考になるところは沢山ですね♪
でも、教育に集中しすぎるってのは。。。
という懸念もありますが、きっとなんでも精一杯やったほうが何かの糧にはなるのは間違いないでしょうね。
応援してみるかなぁ☆ -
Posted by ブクログ
■目的
効率的な勉強の方法を知る。
■本の内容・特徴
ある程度社会経験のある30代は、目標を絞りやすく、何かを勉強するには格好の時期。この時期の勉強が人生に差をつける。向上心を持つ30代のために、限られた時間を工夫した効率的・効果的な勉強法について。
■感想
「30歳をどう生きるかで人生が決まる」という言葉がありますが、著者はその理由として、人生経験の強みを活かして巻き返せる時期が30代であり、何かの勉強を始めるには決して遅すぎることはない。ということでした。
30代は最後のチャンスと考えた方がいいかもしれないです。タイトルに10倍差がつくとあるように、やはりそれだけの差をつける必要のある年代ということなのでしょう。また、差をつけることが出来る年代でもある、志を抱け30代よ、という激励も感じる本でした。
和田氏の本はユーモアがあって読みやすいですね。モチベーションが上がります。根拠が心理学に基づいているので説得力もありました。