【感想・ネタバレ】前頭葉バカ社会 自分がバカだと気づかない人たちのレビュー

あらすじ

日本人の9割は前頭葉バカである
「知らない」より怖いのは「考えない」こと

40代から危険信号!
前頭葉を使わないと、脳も体も老け込みます。

◎「前例がないからダメだ」と言う
◎行きつけのお店しか行かなくなる
◎だいたい筋のわかる同じ著者の本ばかり読む
◎やる前から答えは決まっているとあきらめる
◎正義か悪か、敵か味方か。二元論で考えがち

前頭葉とは?「変わるための脳」
【クリエイティビティ】【意欲】【考える力】

★コロナ禍などパラダイムが変わったときに対応できる
★従来とは異なるものを新たな発想で作ろうとする
★上の人が言うことを「そうなんだ」とうのみにしない
★笑いとユーモアが大事。あたりまえの枠組をずらす
★意見はコロコロ変わっていい。時代が変わっているのだから

[もくじ]
自己診断「前頭葉バカ」テスト
第1章 なぜ日本人は変われないのか
第2章 そもそも「前頭葉バカ」とはどんな人か
第3章 前頭葉バカを治すための有効な処方箋
第4章 前頭葉バカの壁を超える10の提言
第5章 【特別対談】和田秀樹×橘玲「バカ」の先にある未来

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

とにかく頭が柔らかい人の発想です。
でも、発言の裏付けは、長年の高齢者精神医療に関わってきた経験から得た知識が元である。
経済停滞が起こってしまっている日本のていたらくの原因は前頭葉のバカ具合からという主張です。
前頭葉が果たす役割機能から、精神医療の問題も経済の問題も、政治の問題もきちんと分析できると言うこと。
内容ですが
第1章 なぜ日本人は変われないのか
第2章 そもそも「前頭葉バカ」とはどんな人か
第3章 前頭葉バカを治すための有効な処方箋
第4章 前頭葉バカの壁を超える10の提言
第5章 特別対談 和田秀樹×橘玲
    「バカ」の先にある未来
最後の第5章の二人の対談は歯に衣を着せぬ発言でメチャクチャ面白かったです。
昼日中しょうもないテレビ見てる場合ではありません(笑)。

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2024年09月01日

Posted by ブクログ

なぜ日本人は脳が劣化したような感じになってしまったのか理解できる1冊です。経済成長ができないのも、前頭葉が悪くなっていることに等しい。

現状を維持しようとすれば、変化に慣れず脳も機能しなくなるでしょう。

とにかく脳を成長させるには、変化しようとする姿勢は大切ですね。

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2023年10月07日

Posted by ブクログ

何も考えないで動くことのデメリット、そのためにはどうしたらいいかを説明する本。
確かに年配の人を見るとイキイキしている人は新しいことを取り入れてるのが良く分かる

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2025年06月07日

Posted by ブクログ

日本人の9割は前頭葉バカだそうだ。
「知らない」より怖いのは「考えない」こと
前頭葉を使わないと、脳と体は老化する
前頭葉とは?「変わるための脳」だそうだ。

ほんとに、変わりたくない、変えたくない人が多い。前頭葉バカってことだ。

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2024年09月20日

Posted by ブクログ

他の本でも見るような、自分ながらに幸せに生きたい、日々成長していきたい、より高みを目指したい人にとってあるべき姿勢を改めて認識したような感じでした。
不景気が叫ばれている今、これは政治の問題もあると思うが、程度の低い人間が増えていることもひとつの問題であろうと思う。
前頭葉バカ問題はけっこう重大なことだと思う。
かくいう私もまだまだ前頭葉バカであるが、ひどい前頭葉バカが増えないことを願う。

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2023年12月16日

Posted by ブクログ

脳についての知見 中野信子氏と連携 
著者の問題意識は日本システムに批判的→今の日本に不可欠
「前頭葉」の重要性と劣化 日本社会の硬直化
幼児期ー大学までの「管理主導」の定型的な躾は
人間の可能性を小さく規定する
あらゆる社会秩序が世襲で継承されるとダイナミズムは生まれない 
勝山氏の面白くなさ東京育ちの麻布高校
1.前頭葉はインデックス・変化への対応・創造性
  変われる 向上心 私の好きな信条
2.非前頭葉は前例踏襲・硬直化→社会劣化
  大学の教授選考 会社の社長選考 戦略を変える
3.この論理をどう証明するか?
4.複雑系の問題は小分け部分対処 少子化高齢化

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2023年07月05日

Posted by ブクログ

知らず知らずのうちに「まあいいか」で、現状維持の人生になっている。





脳は鍛えると年齢を重ねても衰えることはない何かの本で読んだことがある。




著者は日本人が「バカ」な原因を「前頭葉」を使わないからと指摘している。





前頭葉の主な働きは、思考する、創造性を発揮する、やる気を出すなど。





前頭葉は40代くらいから画像診断でわかる程度に縮み始めてしまうと述べている。




日本人は変化への対応力に優れているという説に対して著者は疑問を呈している。




戦後の混乱した時代から復興していく1950年時点で日本人全体の平均年齢は約26歳だった。




ところが2022年には1億2471万人の中で、65歳以上の高齢者が占める割合が約3割になっている。




変化しないまま時が流れ、今に至る。





では「前頭葉バカ」にならないためにどうすればいいのか。




1.変化を楽しむ


2.自己モニターする


3.アウトプットする習慣をつける


4.「より現実的な議論のしかた」を身につける


5.前頭葉を元気にするために「ただ動く」 




1については、いつもと違う喫茶店やカフェに行くことから、プチ旅行で日頃行かないような場所を訪れることで対応できる。





最後には、2002年金融小説「マネーロンダリング」(幻冬舎文庫)でデビューして以来、「バカと無知」、「言っていけない」(新潮新書)などの著書を多数出版している作家の橘玲と対談が載っている。





頭の中を適度にほぐして柔軟に考え、行動できれば「前頭葉バカ」にならずにすみそうだ。

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2023年06月04日

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