あらすじ
2年連続新書ノンフィクションベストセラー1位となった『80歳の壁』の著者・和田秀樹医師が、高齢者とその家族に最低限知っておくべき医療とのつきあい方を伝授する初めての本。
「高血圧の薬で日本人が長生きするエビデンスはない」「高齢者の塩分控えめは要注意。低ナトリウム血症を引き起こし、果ては認知症状態に」「痩せると、男性より女性のほうががんになりやすい」「減薬・断薬してみたら入院患者さんが元気になった」「ふだん処方されている薬でも交通事故を引き起こす可能性が」「コレステロール値を下げるとがんのリスクが上がる」などなど。
30年以上にわたる高齢者医療の現場での経験とさまざまなデータから検証。
さらに認知症や慢性病とのつきあい方、明日はわが身かもしれない300万人にものぼる老人性うつへの対処法、介護や在宅医療でQOLを上げるポイントも解説されています。
人生100年時代、本書で知識をリセットしましょう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
年をとったらいじくり回さずにそのまま天寿をまつのがりそうです。飼っていた猫もみんなそのようにして20歳超えて老衰でなくなりました。
前日まで普通にご飯も食べて楽しくしててです。
医師も仕事なので患者が来れば対応するので難しいところですが自分の体は自分で管理できるようリテラシーも上げ、知識もつけ暮らしていきたいものだと励まされる本でした。とりあえず高年齢時に特別な疾患もなくいる方はこの方向目指すのもありと思います。
Posted by ブクログ
本当に必要な薬なのかをきちんと確認し、無駄に服用しすぎない。
年老いたら過剰な健康診断は不要ということ。これは同意する。
とにかく老人でも常にイキイキと暮らすことが何よりも健康のためになり、自分のためになるということだ。
Posted by ブクログ
参考になった。
他の本で得た情報が多い。著者の考えは、好きなことをやって人生を全うすることなんだろう。今の医学はエビデンスが乏しくても長生きさせようとすることらしい。