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80歳まではまだまだの年齢だが老いることに不安を持ち、がんや認知症にならない為にはどうしたらいいのかと日々ネット検索をしてはその対策をとるということをしている自分に目から鱗なことが沢山書いてあり、読後は妙な安心感と度胸がついた気がする。
書いてあることは80歳限定ではなくどの年齢の人が読んでも参考になることばかり。
病気になってもできることが少なくなってきても残存能力を使って生きる、我慢せずやりたいことをする、などなど未来に期待や希望が見えて
年をとるのもそんな不安にならなくてもいいかもしれないと思った。
これは定期的に読みたい本。読んで良かった。
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健康で長生きしたいのは多くの人が望むところ、我慢せずに欲するままに楽しいことをして生きていく。そうすれば健康で長生きができる。著者が考える健康哲学はこんな感じだ。
過去の悪い感情に囚われた時、忘れようとするよりも「ほかのことに目を向ける」というのが正しい方法で、記憶を消そうとするのではなく、新しいことを上書きするとよい、目の前の楽しいことに意識を向ければ自然に嫌なことは忘れて行きます、と書かれていて目からウロコが落ちた。他にも、体をこまめに動かすことが大事で、「ああ面倒くさい」と思ったら、逆に動いてみる。自然の光を浴びることは良い。など大事なことが書いてある。
大方自分なりの健康方法は間違っていなかったと思うけれども、これから年齢を重ねると予期せぬこともあるだろうし、現在若かった時と比べて衰えを感じるようになったのでより快適に生活していければいいなとも思う。著者の文章がわかりやすくて素晴らしい。
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「70歳が老化の分かれ道」を読み終え、この「80歳の壁」を読んだ。70歳の方は現実なので、少し構えたりかいになったが、今回は逆に素直に読めた。
薬や治療が老化を早め、その後の人生を味気ないものにすることもある。自分の人生をどう選択するか。無理をしない。そして好きなように、やりたいことをする。車の免許は返納しない。安全運転で大丈夫。安全でなくなったら、運転しなければ良い。痴呆は急ではなく、徐々に。できなくなるのは一部。出来ることをすれば良い。人生は楽しく。老後の不安が無くなる、明るくなる一冊だ。
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医師が自ら書く、高齢化とは。(本書の中では幸齢化、幸齢者と呼ぶことを提案している)
医師は健康基準だけ見る傾向がある。本人の体調や薬の効きを別として、「血圧は130-80以下にしなければならない」というところだけ見て治療を行う傾向がある。例えば動脈硬化が進み、血流が悪くなっている幸齢者の血圧を下げたら必要な酸素が体内に供給されず、認知症やふらつきの原因になる。
幸齢者に差し掛かれば、大抵は高血圧だし、体内にガンがあって普通。幸齢者の遺体を解剖するとたいていガンがある。ガンがみつかったからといって切ったり抗がん剤治療をすべきか。
服薬してみて効かない、体調が却って悪くなった、と訴えても投薬方針を変えない医師であれば目の前の患者を見ず、健康基準のみを見ている。そのような医師は変えるべき。
和田医師自身、血糖値が上昇したとき、服薬ではなく歩くことで血糖値を下げることにし、今に至る、と書いている。
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高齢者病院の精神科に関わった経験のもと
幸齢者の生き方についての自論を述べている本
年齢問わず、
一度はぜひ目を通してみるべき本だと思う。
若い人、40代、50代、60代
70代、80代・・・。
その時、読んだ年齢でそれぞれ感じる
自分の生き方。
今後の生き方。
自分の周りの高齢者への関わり方。
などなど・・・。
考えるいい機会になると思った。
これが正しいのか正しくないのかは別にして、
とても参考になる意見だと思います。
これを読んで反対のことをするもよし。
そうだそうだと自分に取り入れるのもよし。
さくっと読めるので、ぜひ!
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嫌なことは我慢しない。好きなことだけをする。小太りな方が長生きする。昔の悔しい思いが蘇ったら、楽しいことを考える。85歳を過ぎたらほとんどの人にガンが見つかる。ガンは切らない。みなアルツハイマー型のようになる。認知症は病気というより老化現象。現状を受け入れながら方策を考えていく。なるほど。
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和田さんはずるい。
同じネタで、60歳向け、70歳向け、80歳向けと本を作って、
どうやらそれぞれ売れている。
言っていることは同じ。
医者はパーツ専門で、全体を見てくれる医者は限られている。
がんの手術もしかり。とればいい、そのあとは知ったこっちゃない。
歳を取れば癌の進行は遅くなる。死ぬときはどこかに癌はある。
体力を奪う手術をする必要はない。
薬もしかり。
具合が悪ければ飲んでもいいが、
高血圧とか、コレステロールとか、症状がなければ無理に下げる薬を飲まないほうがいい。
飲むほうが元気をなくす。
薬を飲むくらいなら運動しろ。歩け。
酒もたばこも、いい年になったらいまさらやめることはない。
ただ、朝昼晩飲むのはさすがにまずい。
免許返納も不要。乗らなきゃいいだけ。若者のほうがよほど危ない。
ボケはみな進むに決まっている。
十把一絡げに認知症と決めつけるものではない。
等々。
全うだ。
まっとうすぎる。
でもそうしていない、考えていない人が多い。
プロローグ 80歳の壁を超えていく
第1章 医者・薬・病院の壁を超えていく
(幸齢者になったら健康診断はしなくていい;
医療に頼るなかれ。医師には「健康」という視点がない ほか)
第2章 老化の壁を超えていく
(浴風会病院の高齢者医療。私が自信を持って話せる理由;
明日死んでも後悔しない人生の時間の過ごし方。三つのムリをやめる ほか)
第3章 ボケ・認知症の壁を超えていく
(認知症への誤解。思い込みがみんなを不幸にする;
知らない不幸。生きる知恵は残っている ほか)
第4章 高い壁を低くするヒント 50音カルタ
(長生きが大事なのか。残りの人生が大事なのか;
寝たきりは終わりではない。だからこそできることもある ほか)
エピローグ 人生100年の壁も超えていく
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「幸齢者」「共病」「朗化」等、印象に残るワードが多い。
「私は老人にならない」とナチュラルに考えているかのような言動をする人間は多いが、「老人笑うな行く道だ」である。
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年をとったら無理せずに生きる。偏見にとらわれずに自分中心に生きる。その大切さがよく伝わり、参考になった。▼幸齢者になったら健康診断はしなくていい。医者の多くは数字は見るが、患者は看ていない。▽闘病ではなく「共病」で。病気を受け入れ、共に生きる。▽大学病院の専門医より、地域の「町医者」をかかりつけに。▽「生きがい」は求めない。日々を楽しく暮らす。▽孤独は気楽でいい。誰にも気兼ねせずに楽しめる。▽老いや衰えを受け入れる。まだある機能で勝負する。▽病に倒れ、寝たきりになっても人生はある。▽老いや衰えを受け入れる。まだある機能で勝負する。▽病に倒れ、寝たきりになっても人生はある。【残存機能を残すヒント50!】▽歩き続けよう。歩かないと歩けなくなる。▽記憶力は年齢ではなく、使わないから落ちる。▽『なんとかなるさ』は幸齢者の魔法の言葉▽もっと光を。脳は光でご機嫌になる
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80歳以上は「幸齢者」
「85歳を過ぎた方のご遺体を解剖すると、ほとんどの人の体にガンが見つかります。」
「自分はどう生きるのか、どう生きたいのかは、自分で決めるしかない」
「病気を心配しても始まらない。なるときにはなる」
「80歳の壁を超えていくには、現状を受け入れながら、方策を立てていくことが大事」
『エンド・オブ・ライフ』に共通する部分が多く、参考になりました。
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最も印象的だったのは「若い頃より、年を取ればとるほど個人差が広がる。」考えてみればその通りで、だからこそ自分の欲求に素直に従うことが幸福に繋がるのだと納得でした。
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老いること、身体が衰えること、認知症になることを全否定で捉え、ひいては社会に蔓延する老害という言葉から、歳をとるという自然の摂理を全否定でとらえていた。しかし歳をとり老いていく過程を、もう少しポジティブに捉えてもいいのではないかというヒントを本書に見出せた気がした。アンチエイジングを意識することは必要だが、人生を豊かにするような目的ある歳の取り方をしたいと思えた。
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老いや病気は受け入れようが、受け入れまいが、確実に進んで行く。ならばより早く受け入れて人生明るく生きていこう!という考えには激しく同感する。これからの人生何が起きるかわからないけど、心の努力で「幸せ」に生きられるよう頑張ります。
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各個人に応じた80歳に相当する壁があるのだろう。楽しく読め負荷のかからない本である。
我慢や無理しない、そうありたいな。「学びをやめたら年老いる。行動は学びの先生だ。行動には思考が伴い、やれば必ず気付きがある。」これ長く付き合いたいフレーズ、前向きに背中を押して諭してくれる。
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30代の自分が読んでも面白いし、
高齢者を幸齢者というところから
実際に自分が老いてきたと感じて
悲観的になっている人がいたら読んで欲しい。
と思える本だった。
少し過激な発言もあるが
それが返って面白いかも。
何より短くさらっと読めて面白い。
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じっくりではないが、一通り読んだ。
幸せについての考え方など、20代の自分にもためになる部分がたくさんあった。
無意識のうちに、過去との比較による差で、今の幸せを考えていたが、過去よりも今の方ができるようになったことを考えて生きていく方が幸せなんだと思えた。
年を重ねた後にもう一度読んでみたい。
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【購入動機】
話題作のため。また、親が高齢になったときの心構えのため。
【ざっくり概要】
80歳になってからの生き方ガイドといった感じ。「無理な手術は不要」「好きなこと、やりたいことをやる」「我慢は不要」などなど、もう80歳なんだからある程度体にガタがくるのは当然のことで、気楽にいこーぜ、という内容。
【よかった点】
まず文章が読みやすいのが◎。本作を読むことで、80歳になっても「良い加減(いいかげん)」に生きていけそう。
【イマイチな点】
主張そのものはシンプルで、ざっくり概要に書いた内容をいろんな言葉で説明しているだけで、同じ内容が何回も出てくるためやや冗長かなと思った。
【どんな人にオススメできるか】
とりあえず話題作をさわりたい人。高齢者、あるいは高齢者の家族。
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考え方についても、情報についても、それほど目新しいことは書かれていない。
高齢者は残りの人生を無理せず楽しく生きなきゃそんだよ、という内容。
車の運転については、同意できない。
高齢者の運転は確実に危ない。
運転しないでほしい高齢者であふれているのが現状。
日常的に高齢者のおかしな運転を目撃している。
この本は高齢者におもねりすぎているとも感じる。
【memo】
・寝たきりor介助平均期間 男性9年・女性12年
・心不全、利尿剤が効いた!?
・血圧を下げる薬のせいでだるくなったりぼーっとしたりするようになったから、少し高めの170くらいでコントロールした。
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人生の先輩のありがたーい言葉が聴けた。大いに参考にしたい。最後に、あいうえおのカルタのような教訓が面白く為になった。「『れ』レットイットビーでいきる」など。
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古稀近くなると、どうしても和田氏の本を読んでしまう。
わかりきったことをくどくど書いてるのだけど、知らないで悩んでる年寄りも多いんでしょうね。
900円というのが手頃感なのかな。
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80歳を越えたら、医者も薬も、これまでのしがらみも我慢せず、好きなように生きよう。そうすれば、生の終焉はもっと良いものになる、という話。
深みはないが、サクサク読みやすい。他に必要な情報は、また別の本で学ぶ必要あり。
両親のそれぞれの最後を看取った体験から、うなづけることは多々ありました。医者も看護師も、所詮人であり、相性や個性の違いが大きいことを体験済み。
ただ、前提として80歳まで生きねば、この境地に辿り着けないという、高い壁が(笑)
まずは、80歳まで生きなくちゃ。
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和田秀樹さんの著書
面白い観点で書かれていてとても面白かったです
反面、賛否両論ありそうです将来的に何が正しいのか分かれる側面を持っていると思う
ただ、考え方、人生をよく考えて自分の意思で乾完走する
人生を最大限ワクワクしながら過ごしていくことは間違い無いと思う
アウトプットで親との接点を少し増やす
認知の書籍を購入して先に活かす
自分の知能指数を測定する
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老いを受け入れ、できることを大事にする。幸せは主観で決まる。
認知症は病気というより老化現象。誰にでも起きる。
我慢や無理、心配は負担になる。
数値に拘らない。
医者に相談しても、年だからほっておきましょう、とは言われない。
手術はしない、薬は減らす。在宅医療の病院で見てもらう。
クスリで苦しまない。具合がわるいときだけ飲む。義務で飲まない。
ガンがみつかったら、生活の質を重視する。転移するガンは見つかったときは転移している。80を過ぎたら手術はいらない。
糖尿病の治療がアルツハイマーを生んでいる。
IPS細胞が実用化しても、脳だけは取り換えることは難しい。
クスリ、食事、興味ある事、の我慢はしない。
食べたいもんをお食べる。一番の健康法。
男性ホルモンは元気の源。
楽しめるうちは楽しむ。
年を取ると、感動が薄れるのは、衰えたのではなく経験が増えたから。
連続飲酒=一日中飲んでいること、は避ける。晩酌は楽しむ。
持っている能力はキープし続ける。できることは放棄しない。
認知症とうつ病は見分けがつきにくい。
物忘れ、執権当識(場所や時間の感覚がなくなる)、知能低下の順で起きる。
認知症はスペクトラム障害のひとつ。軽度から重度まで幅があるもの。だれでも軽度の記憶障害くらいはある。
記憶は苦手だが判断はできる=詐欺にあいやすい、信じやすい。判断力はあっても記憶は不確か。
物忘れがはじまった段階では医者に行かないほうがいい。
ガンは割と楽な死に方。痛みを和らげる薬がある。
認知症は海馬が衰えるが、前頭葉も衰えて意欲がなくなる。体と頭を動かす。新しいネットワークができる。
病気を心配しても始まらない。出たとこ勝負をする。残存機能で勝負する。
おむつを恥じない。
よく噛む。
記憶力は、年を取るから、ではなく覚える気がないから落ちる。
性欲があることは恥ずかしいことではない。抑えることではない。
テレビを捨てて、街に出る。前頭葉を劣化させる。
ボケ防止は楽しいことをする。学ぶことをやめてしまったら年老いる=フォード
面倒なことほど、実は面白い。
年を取るということは、個人差が大きくなること。
認知症になったら受け入れる。できることをする。
Posted by ブクログ
たしかに年齢差別というのが日本はまだ根強くて、経済も文化も若者中心、子どもばかり優遇されるという意見には同意。
薬は必要以上に飲まなくていい、コロナ禍でも外に出て散歩するべし。ガンをきるということは、臓器も一緒に切られて元気がなくなるということ。
子供にお金を残すより、自分たちで使ってしまう。
朝令暮改、大いに結構。自分の考えに凝り固まるより、選択肢を増やす。今までの持論を曲げてもいい。昨日言ったことを今日変えてもいい。
Posted by ブクログ
寿命を伸ばしたくて薬漬けになり、体調を崩すetcの負のサイクルに陥って寿命は伸びたが「人生楽しんでるかい?」
個人差のある健康データに振り回される事なく自分の体の声を聞いて折りあいながら充実した生活を送る知恵みたいなものが満載。読みやすい。
今、自分にある能力を最大限使い続ける努力、工夫をして
毎日を朗らかに過ごそう!って感じ。
無理も我慢もしない、
自分でできることは自分で、
できないことは周りに頼ろう。
興味ある、楽しいことを続けてみよう。新たな発見がありワクワクが広がる。
脳の活性化には興味を持つ、楽しいってことが大事!
そんなことが書かれていた。
80代の叔母から借りた本。