横溝正史のレビュー一覧

  • 仮面城

    Posted by ブクログ

    「仮面城」は銀仮面の正体は分かりやすいものの、面白い!
    「怪盗どくろ指紋」は由利先生もの。怪盗どくろ指紋ってネーミング凄すぎる…

    0
    2022年11月15日
  • 支那扇の女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いくら死よりも世間的な汚名のほうが復讐効果あるつっても、君やと義母さんがかわいそうだろ…。女の決闘はシンプルで面白かった。

    0
    2022年10月29日
  • 血蝙蝠

    Posted by ブクログ

    短編集
    由利先生シリーズとなっているが、由利先生や三津木か出てくる話もあり、出ない短編もあり、恋愛小説風からSFまで幅広い趣向にとんでいるが、どれも基本はミステリだ
    やはり、そこがいいところだと思う
    解説にあるように、時代が戦争へ向かっていく時勢を感じさせる作品かある

    0
    2022年10月27日
  • 金田一耕助ファイル9 女王蜂

    Posted by ブクログ

     1951(昭和26)年-1952(昭和27)年作。
     最初この作品の年代を知らずに読んでいたら、すっかりもっと後年(1960年代以降)の作と思い込んでおり、「やっぱり以前と比べて薄味になってるなあ」などと考えたのだった。が、本作は『八つ墓村』(1951)、『犬神家の一族』(1951)などの印象深い屈指の名作にすぐ続く時期の作品なのである。
    「にも関わらず」味が薄いのだと言うほか無い。何が薄いかというと、前述のような名作群と比べると、登場人物たちが振りまく強い情念の匂いが、ほとんど感じられないのだ。ここでは密な人間関係における愛憎が浮き彫りにされていないし、おまけに、横溝が得意なはずの怪奇趣味、おどろおどろしさが全く無い。
     せっかく中心に「絶世の美女」を配し、彼女に群がる男たちが次々に死んでいくというシチュエーションにしたのだから、その男たちの欲望やグロテスクなジェラシー模様、および、彼女の心理の機微などをもっともっと描き込むべきだったと思う。
     あるいはトリックの工夫においてある程度世に評価されている作品なのかもしれないが、私としては、この時期の横溝ならもっと緊密な小説に仕上げられたはずなのに、と悔やまれるところだ。後年の横溝は、確かに軽さの方へと流れ込んでいくのではあるが。

    0
    2022年09月16日
  • 死仮面

    Posted by ブクログ

    二話収録されていて、一話目の「死仮面」は金田一耕助もので、いつもの複雑な家族関係とおどろおどろしいストーリーでしたが、二話目の「上海氏の蒐集品」は物悲しさが漂う不思議なテイストでした。

    0
    2022年09月06日
  • 貸しボート十三号

    Posted by ブクログ

    表題作ほか、「湖泥」・「堕ちたる天女」収録。
    何度読んでも「湖泥」が生理的に無理すぎる。「堕ちたる天女」も嫌悪感の種類が違うだけで、とても嫌。そりゃ、金田一耕助も酒飲んで寝たくなるよ…
    「貸しボート十三号」の読後感が爽やかなのが救い。事件そのものは全然爽やかじゃないけど!

    0
    2022年08月15日
  • 幽霊座

    Posted by ブクログ

    「幽霊座」は短編なのに、色々盛り沢山で面白い。全体的に漂う妖しい雰囲気もいい。
    「鴉」、「トランプ台上の首」も好き。

    0
    2022年07月31日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

    Posted by ブクログ

    初横溝正史作品。
    表紙復刻に魅せられて買ってしまいました。
    字体に古さを感じるけど、練られたトリックと、入り乱れた複雑な人間関係は現代でも通用する傑作でした。

    表題作よりも、「車井戸はなぜ軋む」が、面白かったです。文通形式で進むタッチは読んだこと無かったので、意外と新鮮な気持ちで楽しめました。

    黒猫亭事件は、人間の汚さ、おどろおどろしさが詰まったくらーい話でした。

    0
    2025年07月01日
  • 毒の矢

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「毒の矢」の犯人に対する嫌悪感はなかなかのものだけど、ボンちゃんのおかげで読後感は良い。
    「黒い翼」も嫌な感じ。

    0
    2022年07月24日
  • 金田一耕助ファイル7 夜歩く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    古くはクリスティの『アクロイド殺し』、最近では相沢沙呼の『invert 城塚翡翠倒叙集』と同じ語り手が実は犯人のパターン。やはり今となってはトリックに夢遊病が利用されているのは都合が良すぎる。八つ墓村と同様、金田一の出番が少ないのも残念。

    0
    2022年07月18日
  • 金田一耕助ファイル9 女王蜂

    Posted by ブクログ

    なんとなく、江戸川乱歩の味のする本だった。タイトルから、ヒロインはもう少し歳をとって妖艶なのかと思っていたけど、意外とさわやかだった。

    0
    2022年07月06日
  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

    Posted by ブクログ

    ★3.5くらい
    金田一耕助シリーズのおどろおどろしさを余り感じられなかったのが残念。ストーリーや謎解きは期待通りだったので残念。

    0
    2022年07月01日
  • 金田一耕助ファイル6 人面瘡

    Posted by ブクログ

    「横溝正史」の短篇集『人面瘡』を読みました。

    「横溝正史」作品は昨年10月に読んだ『犬神家の一族』以来ですね。

    -----story-------------
    「わたしは、妹を二度殺しました」。
    金田一耕助が夜半遭遇した夢遊病の女性が、奇怪な遺書を残して自殺を企てた。
    妹の呪いによって、彼女の腋の下には人面瘡が現れたというのだが…。
    表題他、四編収録。
    -----------------------

    本書は、1949(昭和24)年から、1954(昭和34)年に発表された「金田一耕助」シリーズの短篇ミステリー5篇で構成されています。

     ■睡れる花嫁(原題:妖獣)
     ■湖泥
     ■蜃気楼島の情熱(原題:堕ちたる天女)
     ■蝙蝠と蛞蝓
     ■人面瘡(原題:支那扇の女)


    『睡れる花嫁』は、近隣の家屋から離れ、亭々たる杉木立に囲まれた不気味なアトリエで、警邏中の巡査が殺害される事件が発生し、アトリエには花嫁衣裳に身を包んだ女性の死体が残されていたという、猟奇的な事件を扱った物語、、、

    そのアトリエは、現在は空き家となっているが、以前は、画家の「樋口邦彦」が住んでおり、彼は妻が病死したあともその届けを出さず、床に寝かせてその身体を愛し続けるという異常な行為に及んだ場所だった。

    「樋口」は、実刑を受けて刑務所に服役していたが、一カ月前に出所していたことから、容疑は「樋口」に向けられる、、、

    真犯人は「樋口」の異常な行為の発見に関わった意外な人物でしたが、死体愛好(ネクロフィリア)という異常な性癖を持つ男が、その満足を得るためのみに女を殺し、死体を作りだすという異常性、猟奇性に、嫌悪感を感じてしまう作品でした。

    まっ、「横溝正史」らしい作品なんですけどね。



    『湖泥』は、岡山の僻村を舞台に、対立する二つの名家の愛憎を絡めた殺人事件を「金田一耕助」が解決するという物語で、舞台も犯罪の状況も王道的な「横溝正史」作品、、、

    この地域で力を持っており反目し合う「北神家」と「西神家」… その両家の息子たちが好意を抱いていた「御子柴由紀子」は、結婚相手として「北神浩一郎」を選んだが、その後、隣村で祭りが開かれ夜に行方不明となる。

    その後、「由紀子」は、村の外れで牛馬同然の生活を送る敗戦ボケの「北上九十郎」の小屋で死体として発見され、同時期に行方不明となっていた村長の妻「秋子」も、村外れの山中で死体として発見される、、、

    村人の当夜の行動を確認した結果、婚約者の「北神浩一郎」や、そのライバルだった「西神康男」、村長の「志賀恭平」等の不審な行動が浮かび上がるが、その背後には狡猾な犯人よる奸智な犯行計画があった。

    閉鎖的な農村を舞台にした憎悪や怨恨、嫉妬、反目… それらが原因となった姦通、暴行、殺人… 「横溝正史」らしい作品でしたね。



    『蜃気楼島の情熱』は、『湖泥』と同じく岡山が舞台… 瀬戸内の沖合いに浮かぶ、蜃気楼のような小島に建てられた竜宮城のような屋敷での怪事件を「金田一耕助」が解決するという物語、、、

    「志賀泰三」は新妻の「静子」とともに、その屋敷で暮らしていた… 「泰三」が親族の通夜で故人「村松滋」の遺言として、あることを告げられ、心身が不安定な状態で帰宅した夜、「静子」が殺害される。

    「泰三」は、かつてアメリカに在住しており、現地で結婚していたが、妻を殺害されたという経験があり、その事件も含め、嫌疑は「泰三」に向けられる… 「金田一」は故人「村松滋」の遺族の不審な行動に気付き、捜査を始める。

    小島での殺人事件ということで、密室性があったのですが、「金田一」が、そのトリックを見事に暴きます。

    成功者への羨望や嫉妬が動機となった事件でした。



    『蝙蝠と蛞蝓』は、比較的軽めな内容のミステリー作品、、、

    同じアパートに引っ越してきた蝙蝠のような男「金田一耕助」と、隣家に住むメソメソして陰気で蛞蝓のような女「お繁」… この二人のことを嫌う「湯浅順平」は、この二人が登場する小説を書くことで大いに溜飲を下げる。

    その小説は、蛞蝓女「お繁」が「湯浅」によって殺され、蝙蝠男「金田一」がその罪をかぶって、死刑になるという物語であったが、、、

    それから半月程がたったある日、「お繁」が本当に何者かによって殺され、例の小説が犯行計画書と誤認され警察に捕縛されてしまう… 「湯浅」が嫌っていた「金田一」が、事件を解決し、「湯浅」の潔白を証明するという内容でした。

    少しコメディタッチのミステリーって感じでしたね。



    『人面瘡』は、またまた岡山が舞台… 僻村、孤島の次は山間の温泉宿で発生した事件を、骨休みとして滞在していた「金田一耕助」が解決する物語、、、

    宿の若主人「貞二」と結婚の約束をしていた女中の「松代」が毒を飲んで自殺未遂を起こす… その後、「松代」の妹「由紀子」が稚児が淵で溺死体として発見され、夢遊病の症状を持つ「松代」は自分が殺害したと証言する。

    「松代」の謎めいた半生と、その身体にある人面瘡の秘密が、明らかになるに連れて、真相が徐々に判明する… 「金田一」の推理というよりも、登場人物の証言により真相が明らかになるという展開でしたね。



    それぞれ愉しめましたが、ちょっと物足りない感じ… 「横溝正史」作品は長篇の方が面白いですね。

    0
    2022年07月01日
  • 吸血蛾

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読だけど、「なんでタイトルが吸血蛾?狼男ではなく?」ということ以外何も覚えてなかった…アドバルーンとかインパクト強すぎなのに。

    0
    2022年06月28日
  • 貸しボート十三号

    Posted by ブクログ

     金田一耕助ものが3編入っている。「湖泥」1957(昭和32)年、「墜ちたる天女」1954(昭和29)年、「貸しボート十三号」1957(昭和32)年。
     横溝正史の長編だと最初の方に大量の登場人物がいて、人の名前を覚えるのが苦手な私の場合、彼らの名を覚えるのに苦労し、わざわざ登場人物をリスト化するメモを取りながら読まなければならないほどだ。それに対し、これらの短編はそんなに人物は多くなく、メモを取る必要がないので、気軽に読める感じだった。この気軽さが、良い。
     3つとも面白く読めた。それぞれのトリックのアイディアは確かに意外性があって良いし、金田一耕助じしんのユニークなキャラもあってストーリー展開も楽しかった。出色のものでもないだろうが、気軽に読める娯楽作として有用なものだ。

    0
    2022年06月25日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

    Posted by ブクログ

    加藤シゲアキさん主演のドラマ補完のためにと読んだが、やはり名作は当たり前に名作。とても面白かった。私的には途中一度積んでしまったので混乱した部分もありつつ、本だけではイメージしづらい部分をドラマで保管でき、ドラマだと駆け足だった部分をきちんと理解できたのでいい読書体験だった。

    0
    2022年06月20日
  • 壺中美人

    Posted by ブクログ

    表題作は何度読み返したか分からないくらい読んでる作品。凄く好き。事件のキーパーソン・楊華嬢が気になるというか好きというか…
    「廃園の鬼」も好きなんだけど、印象が薄い。何で??

    0
    2022年06月17日
  • 金田一耕助ファイル7 夜歩く

    Posted by ブクログ

    全体的にかなり凝った設定と展開なのですが、仕掛けが多すぎるのと、金田一耕助が出てきた後があっさりしすぎていて、ちょっと期待はずれでした。

    0
    2022年05月31日
  • 金田一耕助ファイル7 夜歩く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    田舎の古神家をまつる連続殺人事件。死体が分からないようになっているトリックかつ明らかに怪しい人間が犯人なので、そこは驚かなかったが、死んだ時間の工作はなるほど〜と思った。
    金田一の出番が後半からだが、新たな展開が続くようになっているのでだれずに物語が進んでいくので読みやすい。
    あと舞台設定が上手いなと思う。(しきたりのある古神家、くる病、首なし死体など)

    0
    2022年05月18日
  • 死神の矢

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「死神の矢」は復讐と愛と献身の事件だなぁ、と。一度読んでるはずなのに、よく覚えていなかった…
    「蝙蝠と蛞蝓」は面白い。

    0
    2022年05月10日