劉慈欣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
買ってはみたものの、SFが苦手な自分を省みると
『もしかしたら読む事はないかも』と思って積んどいた本。
DUNE*3冊+DUNE MESSIAH*2冊を読み終わった時
『円を読むなら今しかないんじゃね?』と読み始め、
想像を遥かにこえて楽しく読めた。
短編集にありがちな『何故か入ってる面白くない作品』がひとつもない。
『メッセンジャー』は唯一ほのぼのとしてる作品だった。
未来の彼からの言葉は、創造だとわかっていても胸を撫で下ろす。
どの作品もドキドキしながら読み進められる。
SFと言えば未来を思いがち、最後の円で『秦の始皇帝』の時代に遡られたのはやられた感。
やってる事はめちゃ現代。
こ -
Posted by ブクログ
理系の友人が、エンジニアは世界を変えていけると言っていた。 この短編集は、劉慈欣が、エンジニアとしての知識をフルに活かして、さまざまな世界を、そこにあるかのように生み出してくれる。一緒に旅する世界は、過去から未来、宇宙、そこに住む人々、ありとあらゆる世界だ。私たちの想像力は、羽を持っているように、導かれて広がっていく。
一方で、人間たちへの優しさが、細やかな表現を通して、伝わってくる。自然もまた、テクノロジーとの対比で描かれていると同時に、その世界を包むように、さりげなく美しく表現されている。
久しぶりのSF、これがSFなのだなあ、と思う。
そしてこのお話を生かしているのは、見事な -
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劉慈欣氏初の童話。物語はサシャという青年が東の孤島に立っている場面からはじまる。淡々と描かれる情景描写。火守が持つ能力。サシャの願いが叶った後に描かれる火守の仕事に圧倒された。劉慈欣らしいラスト。私は少しだけ怖い。→
童話を読まずに大人になったので、深読みしすぎなのかもしれないが、火守の仕事があまりにも過酷で驚いた。若き火守となったサシャはこれからずーっと火守なんだろうし、背の高い老人はずーっと火守だったんだ。
誰かがやらなければならない仕事だし、でもそれを1人の火守にやらせるのはどうなんだろう
好きな描写は40ページ。三日月の船が星々の間を通る場面。星がぶつかるときに「夏の風になる風鈴の -
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ネタバレ荘顔と娘が退場してから、やっと物語が加速したイメージ。
個人的には前作(「三体」)があまりに面白く、文潔も好きだったため、新たな主人公である羅輯くんのポエムチックパートに「何を見せられているのか」と、正直うんざりしてしまった。
面壁者とか急に言われても人類なんて曖昧なもののためにやる気は出せねえよ!、という気持ちは非常に分かるんだけどね。
前作はしっかりしたSFの世界観なのに文章は詩的で、そのギャップにも感動したのだけど、今回はそれがやや濃く感じてしまった。
あと荘顔は作者の理想なのかしら…とか、余計なこと考えてしまったよね。小説の創作から生きた人間(初恋)が生まれる、という流れは作家の頭の中 -
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前半の勢いが、どんどん失速していくのは辛い。
SF的な説明はとても面白いが、最後の最後に林雲の独白の為に、収束する状態の説明は、ちょっと突拍子も無いんじゃない?
正直、しらけたな(笑)
これで、取り合えず三体シリーズを読み終えたけど、全体を通して文章の運びが上手で読みやすく手が止まらずに、それなりに読めたな。
世界的な大ベストセラーだけに、一般受けしやすく分かり易い分、ドキドキハラハラするような、驚くべき展開も無いので、少し物足りなく感じたのは僕だけでは無いと思う。
まだ、この作家の短編集「円」を購入してあるのだが、これを読むのは当分先になると思う。
あと、高波が林雲の事を何故に知っていたのが