劉慈欣のレビュー一覧

  • 三体
    面白かった!
    人間が人間に絶望した結果、三体人の侵略が始まる。
    文化大革命というものの恐ろしさも良く分かるし、絶望に至る説得力がとてもある。
    とはいえ、王さん、史兄の登場から面白さが加速する印象なので、あとがきの通り少し飛ばして読んでもいいかも。

    VR三体は小説ならではの読み手の想像でどえらいこと...続きを読む
  • 三体
    文庫化待ってて、でも取りかかるのにちょっと躊躇いがあったけど、いよいよ。
    文化大革命から始まったのは面食らった。葉文潔、汪淼、史強らがこれから三体文明の攻撃にどう対抗していくのか、二巻が楽しみ。陽子の、、、十一次元の、、、というあたりは理解できないところもあるけど。
  • 流浪地球
    『三体』を読んだ後だったこともあって、劉氏のSF仕掛けのスケールに自分の感覚が慣れてしまっていたかも。それでも、やはり作品世界への引き込まれ感が凄い。編まれている短編(中編)の一本一本が充実していて、きちんと読ませる作品。次も読まなきゃ。

    タイトル作品の『流浪地球』。地球エンジンっていう発想も凄い...続きを読む
  • 三体
    機は熟した!と思い、三体に手を出した。
    物理が関連する物語だと聞いていたので、絶対難解…と思って読もうとすら思っていなかったのだけど、ドラマになるし、店頭で文庫本を見かけるしで、なんだか周りからじわじわと読みたい気持ちにさせられるような感じで読みたくなった笑。
    読んでみたら思ってたのと全然ちがくて、...続きを読む
  • 三体II 黒暗森林(上)
    面白い!スケールの大きさから生まれるドラマの数々が新たな視点を投げかけてくれる。現代や人類、自分の心まで辿り直せるSFのど真ん中。
    中華の色はあるけれど訳も素晴らしく読みやすかったのも◎
  • 三体
    通勤時間だけで読んだので2週間程かかりました...
    専門用語も多く、置いていかれてしまう場面はありました。ですが、ストーリーが分からなくなることはなく、最後まで楽しめました!
    分量は多いですが、現代パートに入ると一気に面白くなります。読み終わりましたが、一巻はまだまだ物語の序盤なんだなって感じです。...続きを読む
  • 三体
    物理学数学的展開あり難解に感じる部分もあったが疾走感もって読み切ることできた。異世界との遭遇と一言で言うとありきたりな話になるがそこに至るまでのストーリー展開にリアリティがあり、文潔返信しちゃダメだよー!っとヒヤヒヤした。そこから話は急展開していくのだが、続編も読みたいと思えた
  • 三体III 死神永生(下)
    暗号入りのおとぎ話を作って、人類に伝えるというのが胸熱です。
    次元を減らす攻撃に驚きましたし、独自の小さな宇宙から大宇宙のビッグバンとビッグクランチを見られるかもよ、みたいな内容に驚きました。
    すごい発想。スケールが大きいですね。
    内容を理解しきれない自分の頭が歯がゆく残念です。
  • 三体II 黒暗森林(下)
    ぐっとスケールが拡がって、どうなるのかと思いましたが、最後は愛でした。
    〈黒暗森林理論〉が気になっていたので、読めて満足です。
    続きを読んでいきたいと思います。
  • 三体
    正直科学とか宇宙の話とか読んでいてもよく分からない。それなのに置いてけぼりにされている感じはなく、物語にどんどん引き込まれていく。凄く不思議。続きが気になる!
  • 流浪地球
    おもしろいなあ。短編集ですが、どの話もギッチリと世界観とキャラクターが練られていて、ちゃんとSFなのに分かりやすくて読みやすい。

    ■流浪地球
    地球にエンジンをつけて太陽に飲み込まれる前に太陽系外に脱出しようというお話。50ページくらいのお話にこれだけ壮大な世界観を盛り込めることがスゴイ。何世代にも...続きを読む
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電
    「それがこの世界に残された彼女の最後の姿だった。」

    読み終えた後に自分の中に湧いてきたのは「ままならないな…」という感情。
    三体三部作を読み終えた時にも感じたが、シリーズ通してただのエンタメでは無く、読者にどっしりとした重みを残していく作品だと感じた。
  • 三体III 死神永生(上)
    2巻でもう終わっても良かった感じだったのにまだここまで広がるのが驚き。劉さんの頭の中ホンマにどうなってんのと思う。程心と雲天明がこれからどうなるのか気になるから早く次が読みたい…!
  • 三体III 死神永生(上)
    第2巻の暗黒森林がとても気持ちよく終わったからこそ、どうやってここから物語が展開するのかと楽しみにしてました。

    第3巻 死神永生の上では完結に向けた様々な要素が散りばめられました。暗黒森林編ではタイトルが回収されましたが、今回の死神永生とは何なのか…まだまだ謎は残りますが、ここからの展開が楽しみで...続きを読む
  • 三体
    話題の中国発のSF小説。前半はSF要素は感じられないが、後半急にSF感が全開になる。
    科学・工学の専門用語が頻出するので、しっかり理解しながら読もうとするととても難しいが、SFにそんなもの求めてる方が間違っているかもしれない。
    小説としてはとても面白いが、ワクワク感がそこまで無いのでSF小説としてみ...続きを読む
  • 三体
    Netflixの配信前に予習しようと思い、読みました。
    いきなり文化大革命の場面が出てきたので、あれ、これSFじゃないの?と驚きました。
    一冊丸ごと、序章といった感じ。続きを読んでいきたいと思います。
    ドラマ配信とともに、これからが楽しみです。
  • 三体II 黒暗森林(下)
    上下巻合わせての感想。第2部になり急にSF色が強くなった。第1部が序章であったような感じで、読み始めから一気に物語に惹き込まれた。これをどう映像化するのか楽しみ。引き続き第3部も読んでいきたい。
  • 円 劉慈欣短篇集
     今、中国SFが面白い。
     三体を代表する劉慈欣の短編集。

     時代遅れの炭鉱から、新たなエネルギー源を得ようと実証実験を開始するもそれは地獄の業火の始まりだった(地火)

     ボスニアヘルツェゴビナへの空爆に対し、地球上のある一点でアクションを行い、天候を操ることで阻止しようとする科学者がいたのだが...続きを読む
  • 三体II 黒暗森林(下)
    とんでもないスケールによって描かれているこのシリーズもいよいよ後半へ。
    「水滴」が怖すぎる!!
    とんでも無く硬い、絶対に壊すことのできない物体がただ超高速で突っ込んでくるというどシンプルなとんでもない攻撃のアイデアには衝撃を受けました。
    シーチアンさん、ずっとかっこよすぎます。
    相変わらず自分には難...続きを読む
  • 流浪地球
    三体文庫化楽しみ!というところでウォーミングアップとして短編集を読もうかと。表題作の流浪地球は映画版があるそうで、知らなかったんですがまぁ面白かったですね。太陽の膨張に飲み込まれないために地球を太陽系外に逃す、ノアの方舟じゃなくて地球ごと移動ってのはスケールがでっかい。地球が自転をやめ、公転をやめ、...続きを読む