劉慈欣のレビュー一覧

  • 三体II 黒暗森林(上)
    ページ数に対しての、疲労感と時間経過を過去一感じた.前編終盤にかけて盛り上がっていき、自分好みの作品となっている.(後編に期待...)
    余りに、突拍子もないアイデアは作品に整合性を持たせる為に必要最低限に留められているのが良い.これはないだろとは思わないように脳内にストップをかけて読んでいる.
    そこ...続きを読む
  • 三体II 黒暗森林(上)

    SF未経験の人でも問題なし

    話題のSF超大作「三体」
    まだ読んでない方にとっては、少し敷居の高そうなハードSFと思われるかもしれないが、まずは手にとって欲しい。
    確かにページ数も多く、専門的な知識を要する箇所も存在するが、そこは意外とライブ感で読み進めたほうが楽しめるかもしれない。
    一作目を楽しめなかった方もいるだろうが、この...続きを読む
  • 円 劉慈欣短篇集
    三体より面白いという帯に惹かれて購入。
    短編集だが読み応えがある。
    SFのすごさにも驚くが、ノンフィクションとも思える中国の田舎の現状に胸が痛くなる。
    来年の文庫化新刊が楽しみ。
  • 白亜紀往事
    劉慈欣先生の最新邦訳。
    『三体』シリーズや『超新星紀元』のような厚みはなく(いい意味で!)、スラスラと読める。ただ、ストーリーや筆致に劉慈欣先生の良さを感じられて楽しい読書体験だった。
    エピローグが好き!
  • 三体III 死神永生(下)
    壮大。

    果てしなく広がった風呂敷と大宇宙を果たして畳めるのか?と思いつつ読み進めたが、想像だにしてなかったような次元!でどんどん畳まれていって感動した。

    テクノロジーの話はついて行けてなかった箇所も正直あって読みこめてない気もしているが、三部作では一番好きだった。
  • 三体III 死神永生(下)
    だ、大感動〜! ⅠとⅡもすごい展開だったけど、それらⅢのプロローグだったのか、とさえ思わされる。大スケールで展開されるあれやこれのシーンが胸に迫る。傑作といわれるわけだ
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電
    球電に関する仮説→実験→結果の過程が面白すぎて、ノーベル賞10個くらい取れる。ダイナマイトと同じで武器に使えるので実際授与はされないだろうけど。
    ミクロ電子とマクロ電子のサイズ比が人間にとって都合良すぎる感はある。サッカーボール大って人間にとって観察、扱いやすすぎる。
    量子力学全然知らないけど、マク...続きを読む
  • 超新星紀元
    前半はエンダーの知能ゲーム
    後半は楳図かずおの狂気世界
    のようなイメージ

    もちろん 至福の

    ただ 「三体」と比較し ところどころ 冗長な部分も
    例えば 戦争ゲームのルール決めの部分
    長い....
  • 三体II 黒暗森林(上)
    一ヶ月放置していたけど再開。群像劇形式で面白い。人の名前の読みが覚えられなくて全部字面でふんわり覚えてる…
  • 三体II 黒暗森林(下)
    Ⅱだけで十分に完結する完成度。
    脱出船で猜疑連鎖を可視化、面壁者たちの表と裏の計画、章北海、黒暗森林理論
    それぞれの話で一作書けるような内容の濃さは圧巻だった。
    Ⅲはどう進んでいくのか期待。
  • 三体II 黒暗森林(上)
    凄すぎた前作を余裕で超えてくる内容。
    ストーリーや構成が上手いのに加え、Ⅱは特に伏線が多く散りばめられる。
    この長さで登場人物の行動全てに意味があるのが凄すぎた。
  • 三体III 死神永生(下)
    最高のSF。黒暗森林で引き込まれて、そこからは一気読みだった。羅輯が最後もう一度出てきたのは個人的に熱かったし、モナリザに彼女を見出したシーンはグッときた。
  • 三体II 黒暗森林(下)
    こんなにすごい本は今まで読んだことがない。圧倒的なスケール、予想外の展開、驚きの連続。本当に面白い。
    文章も洗練されてて美しい、内容が高尚で難しいけどかっこよすぎる。すべてが最高宇宙一。
  • 三体III 死神永生(下)
    時の外に行ったり、未来に行ったり、クロノトリガーみたいだ。ロボ出てくるし。
    惑星ソラリス×クロトリって感じ?
    程心と雲天明は最後に会ってほしかった。。
    もう一本、続編を是非!
  • 円 劉慈欣短篇集
    買ってはみたものの、SFが苦手な自分を省みると
    『もしかしたら読む事はないかも』と思って積んどいた本。
    DUNE*3冊+DUNE MESSIAH*2冊を読み終わった時
    『円を読むなら今しかないんじゃね?』と読み始め、
    想像を遥かにこえて楽しく読めた。
    短編集にありがちな『何故か入ってる面白くない作品...続きを読む
  • 三体II 黒暗森林(下)
    圧倒的な知識量を土台として想像力によって面白い世界観に仕上げた作品。そもそもの設定だけで面白いと分かる。それでいてキャラクターも人間味があって魅力的でした!私は文潔さんが好きです!
  • 三体II 黒暗森林(下)
    呪文の伏線回収からの終盤の怒涛の展開に鳥肌が立ちました。物語としてここで完結してもいいと思うが、一体どんな続きがあるのか。ここまでくるとまだ続きがあることが嬉しい笑

    またレイ・ディアスの太陽系消滅計画と「水滴」の艦隊殺戮シーンは圧巻としか言いようがない、、
    ドラマは楽しみだけど、はたしてどう映像化...続きを読む
  • 三体III 死神永生(下)
    どんどん物語のスケールは大きくなり、宇宙全体にまで広がったことに驚嘆した。智子や四次元のかけらなど三次元空間の外側に意識を向ける概念はいくつか存在したが、やはり物語において重要な概念であった。あとがきにおいても触れているようにセカイ系の物語にも捉えられると感じたが、一人によって人類の運命は大きく変わ...続きを読む
  • 三体III 死神永生(下)
    大長編三部作がようやく完結。加速度を増す物語に読むスピードも上がった。作中の登場人物も輪郭がはっきりした印象があるのは単にエピソードが増えたせいなのか描き方によるものか。面白いけど大長編故に簡単に人に勧めにくいところはあるが傑作である。三部作それぞれが趣きの異なる面白さがあったなぁと思う。
  • 三体III 死神永生(下)
    遂に完結…。今朝ちょっとした待ち時間に前日読み終えたとこからちょっとだけ読んでたら例の「紙切れ」が登場して、そこから一気に最後まで読んでしまった。今日の予定メチャクチャ笑
    まだゼロとXがあるのでロスにならずに済みます。