劉慈欣のレビュー一覧

  • 三体
    これで舞台が整った、という感じで続きが気になる……。葉文潔が人類というものに抱く深い絶望と、史強が虫けらについて語るシーンが特に印象に残った。侵略系SFって予備知識、どこでもらっちゃったんだっけ。何も知らずに読みたかった!!
  • 三体2 黒暗森林 下
    IIを読み始めた時には一気に時代が変わっており、慣れるのに少し時間がかかったけど、宇宙戦争という大スペクタルに途中からすっぽりハマって夢中で読み終えました。

    みんな誰に感情移入しながらどの立場で読み進めるんだろうな、とも思います。

    三体人の生き方も理解できるし、地球人の抵抗も理解できる。IIIが...続きを読む
  • 三体III 死神永生(上)
    読むのに時間がかかってしまいますが、面白い。
    科学的知識が追いつかず理解してないところも多いが、とても面白い。内容がよいだけでなく、描写が詩的でとても美しい。
    すぐに下巻が読みたくなる!
  • 三体2 黒暗森林 上
    最初の慣れない部分を通り越すとハマること間違いなしです!

    物理の好きな友だちにも力強く薦めてしまいました。
  • 三体
    話題作なだけあって、非常におもしろかった。SFは、専門用語が多くて読みづらいと感じてしまうので、あまり得意なジャンルではない。しかし、今作の圧倒的な独創性とエンタメ性のおかげで、グイグイとストーリーに引き込まれ、ページを捲る手が止まらなかった。続編を読むのも、Netflixのドラマを見て原作と比べる...続きを読む
  • 三体

    すごい

    圧倒的なスケール。SF初心者でもグイグイ。翻訳も良く、とても読みやすい。おすすめです。今からもう一度読みます。
  • 三体II 黒暗森林(上)
    「三体」を読み終えてすぐに読み始めてプロローグだけで放置して三年。Netflix版ドラマが始まったのをきっかけに再開。めちゃめちゃ面白かった。ドラマを見始めたことも相まってこの世界に対する解像度が一気に上がった感じ。下巻が楽しみ。
    「三体」の文庫も出たことだし、買って再読しようかな。
  • 三体
    圧倒される、抜群に面白い‼︎ 脳汁でっぱなし‼︎ 読んでも読んでも世界が広がった。後半の次元展開で想像の限界を超えた最高。読む時間が待ち遠しいほど毎日の楽しみになった。頭が三体でいっぱい、物理の知識がほしい、続きが読みたい
  • 三体III 死神永生(下)
    壮大な物語だった。
    特にこの死神永生は今までの作品と比べてもかなりSFチックな本であった。
    とても面白く読み終わった後の虚無感は筆舌し難い
  • 三体
    とんでもないスケールのSF小説で、書かれている事はかなり難解なんだけど、ぼんやり理解しても先に進める。
    予備知識ゼロで読み始めて、戦争とか陰謀とかの話かななんていう予想をかなり大きく越えられてて、宇宙まで行っちゃった。SFと言われると、スターウォーズを思い出すが、話の作り込みの奥深さで言えば、大きく...続きを読む
  • 三体III 死神永生(下)
    前作の暗黒森林編を読み終えた後に、この後はいったいどうやって描くのか。と想像もできなかった。次元、光速など1作目、2作目とは大きく異なるスケールで描かれており、ここまで読んだ人なら苦も無くSFの世界に浸かれたと思う。

    全編を通して凄く上手いと感じたのは1作目、2作目(暗黒森林編)では現実感とSF感...続きを読む
  • 三体III 死神永生(下)
    Netflixでドラマが始まったので、過去にどこかで綴った書評を転記。

    三体3部作、ついに完結。

    第1部では三体文明による地球侵略の危機を迎え、第2部では面壁者計画によって宇宙を駆ける人類と三体文明との心理戦が繰り広げられ、見事両者の調和を果たし、新たな平和がもたらされる結末となった。

    特に...続きを読む
  • 三体
    Netflixでドラマが始まったので、過去にどこかで綴った書評を転記。

    さすがにもう読んだやろ?って言われるくらい読んだ方が良いし、読んでほしい本。

    月並みな表現であんまり好きじゃないけど、「知らないと人生半分は損する」という言葉はこの本のためにあるような気がする。

    一方で、この世界観を真っ...続きを読む
  • 三体II 黒暗森林(下)
    北海が実は敗北主義者であったこと、水滴に一気に殲滅させられるところ、読む手が止まらない。冬眠後の世界で、状況が変わってると思わせてからの殲滅が物語として面白い。羅輯の呪いが最後に効いてくるのもうまい。展開がうまかった。
  • 三体
    SFファンが垂涎する要素をこれでもかというくらい盛り込んだSFエンターテインメント小説。
    中国の文化大革命に端を発するディストピア的世界から始まり、この史実を基にSF的な"IF"を徹底的に積み上げていく。
    ナノテクあり、ファーストコンタクトあり、VRあり。
    暴走するカルト団体あり、サスペンスあり、そ...続きを読む
  • 三体
    SF好きな友人がハマっていたので、読んでみました。

    互いに重力相互作用する三質点系の運動がどのようなものかを問う三体問題を題材として、宇宙まで視野を広げて話が進むスケールの大きさに驚いた。

    エンタングルした量子はどれだけ距離が離れても同じ動作をするとか、技術的にまだ解明されていない話題もふんだん...続きを読む
  • 三体II 黒暗森林(下)
    三体シリーズ全体を通してみると今回は起承転結の転であった。
    ダイナミックに話が展開されて正直今回だけで終わりでもいいぐらいの結末だった。
    それだけにこの後の2巻で何が起こるか怖くもあり楽しみである。
  • 円 劉慈欣短篇集
    『三体』で著名な劉慈欣のSF短編集。
    風刺とユーモアに溢れた作品群で、作品によっては辛辣なところもあるけれど、それらの底には、人間の営みや知性、芸術への憧れが流れていると感じさせる。
    『郷村教師』『詩雲』などは特に、良い意味でロマンティックな作品だとさえ思う。

    『三体』は未読なので、そちらも今後読...続きを読む
  • 三体
    三体と呼ばれる星と地球の話。
    SF小説。とっても面白かった。
    物理や天文などが出てきて理解が難しいが、話が面白い。
    続編を読みたい。
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電
    前日譚と言うことで、今作にも宇宙スケールの話を期待していたけどそんなことはなかった。共通する登場人物もそれほど出てこないし、三体世界も当然出てこないし、正直三体の名前を付けるのはちょっと違うんじゃないかとも思うほど。
    ただ、それでも面白い作品なので読んで損はない。