流浪地球

流浪地球

1,320円 (税込)

6pt

●ぼくが生まれた時、地球の自転はストップしていた。人類は太陽系で生き続けることはできない。唯一の道は、べつの星系に移住すること。連合政府は地球エンジンを構築し、地球を太陽系から脱出させる計画を立案、実行に移す。こうして、悠久の旅が始まった。それがどんな結末を迎えるのか、ぼくには知る由もなかった。「流浪地球」
●惑星探査に旅立った宇宙飛行士は先駆者と呼ばれた。帰還した先駆者が目にしたのは、死に絶えた地球と文明の消滅だった。「ミクロ紀元」
●世代宇宙船「呑食者」が、太陽系に迫っている。国連に現れた宇宙船の使者は、人類にこう告げた。「偉大なる呑食帝国は、地球を捕食する。この未来は不可避だ」。「呑食者」
●歴史上もっとも成功したコンピュータ・ウイルス「呪い」はバージョンを変え、進化を遂げた。酔っ払った作家がパラメータを書き換えた「呪い」は、またたく間に市民の運命を変えてしまう――。「呪い5・0」
●高層ビルの窓ガラス清掃員と、固体物理学の博士号を持ち、ナノミラーフィルムを独自開発した男。二人はともに「中国太陽プロジェクト」に従事するが。「中国太陽」
●異星船の接近で突如隆起した海面、その高さ9100メートル。かつての登山家は、単身水の山に挑むことを決意。頂上で、異星船とコミュニケーションを始めるが。「山」

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流浪地球 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    別の短編集である「円」と比べるとコミカルな作品が多かった印象だった。
    本当に「地火」や「栄光と夢」と同じ作者か疑いたくなる。
    「呪い5.0」のばかばかしさが最高だった。

    0
    2025年01月27日

    Posted by ブクログ

    「三体」、「円」(短編集)ともにとても面白かったので、新年最初に手に取った本
    面白かった!
    この本でも、ミクロ視点とマクロ視点の切り替えが毎回実に鮮やか
    ホラーが苦手なので、タイトルからしておどろおどろしい「呪い5.0」は読み始めるのに心構えが必要だったんだけど、ホラーどころかコメディ…?で面白かっ

    0
    2025年01月10日

    Posted by ブクログ

    「三体」で知られる劉慈欣の短編集。どの作品も壮大でスケール感あふれるアイデアが詰まっていて非常に読み応えがあった。

    宇宙人の襲来や太陽の爆発といった多様なシナリオで地球が滅亡の危機に瀕し、登場人物たちが極限状況の中で揺れ動く心理がリアルに描かれている。

    全体を通して外れのない充実した内容だが、中

    0
    2025年05月14日

    Posted by ブクログ

    『三体」の作者劉慈欣氏の短編集。読み応えありました。
    「山」という作品が私は一番好きです。続いて「呑食者」「呪い5・0」も好きだなぁ。
    思考の枠を外してくれるようなお話が好きな人はぜひ一読を。

    0
    2025年02月20日

    Posted by ブクログ

    面白い。ロマンを追い求める作品が多かった。特に山なんかは知的生命体が知的生命体である所以として知的好奇心を華々しく描いており、なかなかに胸に来るものかある。また、中国太陽は農村出身の窓ガラス清掃員があろうことか宇宙空間にまで行くという壮大なストーリーであり、夢を忘れないことの大切さを教えてくれる。お

    0
    2025年01月31日

    Posted by ブクログ

    稀代のハードSF作家の短編集。呪い5.0が断トツに良かった。筒井康隆っぽいシニカルとドタバタあり、阿部和重っぽい視点のミクロにもマクロにも動ける機動力があり、めちゃくちゃ好きだった。他のも普通に作者の作者たる部分が出ててよかった。

    0
    2024年11月10日

    Posted by ブクログ

    こちらが想定する遥か上の物語が展開することと、そのスケールのデカさに驚く。
    そもそも表題作からして笑っちゃうくらいのスケールだ。
    地球がヤバいから地球から脱出しよう! ではなくて、地球ごと移動させちゃえなのだ。
    正直バカバカしいとも思える。だが、そこはさすが劉慈欣だ。こちらをねじ伏せる筆力で乗せられ

    0
    2024年09月20日

    Posted by ブクログ

    様々な視点の短編でどれも面白い。
    どことなく三体を彷彿とさせるけど、これが根幹にあると納得。
    短編でこれだけのスケールを感じさせるストーリーはさすが劉慈欣。

    0
    2024年02月16日

    Posted by ブクログ

    〝呑食者〟と〝山〟も熱いが、やはり出色は〝流浪地球〟〝中国太陽〟。

    宇宙は黒暗森林であっても、我々はなお宇宙を求める。

    0
    2024年02月04日

    Posted by ブクログ

    「三体」のような奇想天外なハードSFの様相を見せながら(飛躍しすぎて、文章を頭の中で映像化できなかった泣)も、筒井康隆を思い出させるような、ばかばかしさとユーモアがあった。
    硬軟どちらもいけるのが劉慈欣なんですね。
    「中国太陽」のアメリカンドリームなストーリーが一番良かった(中国製アメリカンドリーム

    0
    2024年07月28日

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