劉慈欣のレビュー一覧

  • 三体
    ずっと読みたいと思っていたが、シリーズもので長いためなかなか手が出せずにいたものの、一作目だけはとりあえず読破。
    前評判どおりめちゃくちゃ面白かった。
    話にリアリティーを出すため、科学的な説明が豊富でハードsf味のある部分もあって、読み終わるまで時間がかかった。
    一方で、主人公の前に表示されるカウン...続きを読む
  • 三体2 黒暗森林 下
    面白すぎる!
    プロットも神だし、作中の伏線や逆転が最高
    SFとしてすごく満足だった
    上下巻合わせて1週間かかったので大きな旅に出かけたようですごくいい体験でした
  • 三体2 黒暗森林 上
    ついに始まった三体人に対抗するための地球側の計画。それはあまりに予想外の方法だった。面壁計画、面壁人、破面人、智子、、、SFは概念や未来を描くわけだが、凝り固まった頭をブチ抜くような設定を持ってくる『三体』という作品に脱帽した。遥か先の将来にやってくる三体人に人類の立ち向かい方が問われるわけだが、そ...続きを読む
  • 白亜紀往事
    恐竜と蟻のSF。恐竜好きなので表紙に惹かれた。『三体』は勇気がいるので、その前にこの本を読みたかった。

    白亜紀末期、恐竜と蟻が互いに協力し、高度な文明を発達させていたとしたら…。
    ティラノサウルスの歯に詰まった肉をたまたま蟻たちが掃除したことからはじまる。

    こういうとんでもない発想大好きだー。
    ...続きを読む
  • 三体2 黒暗森林 下
    現代を舞台に、三体艦隊が地球に侵略するまであと400年とした上巻から、羅輯(ルオジー)がコールドスリープに入って目覚めた200年後が舞台となる。
    基本物理学の発展は阻害されているものの、驚くほどの技術発展を遂げた地球人たちは、自らの居場所を地下に宇宙にと発展させている。
    三体艦隊との戦闘に関する研究...続きを読む
  • 円 劉慈欣短篇集
    ずっと気にしていた『三体』の作者の短編集ということで、一目見るなり購入し、家で順番待ちしている本をかなり飛ばして読みはじめた。

    訳者のあとがきによると、本書は原著となる短編集は存在しないものの、収録作品は著者側で選考したものだそうだ。
    そのため、訳者や日本の編集者の意向は含まれておらず著者の趣向に...続きを読む
  • 三体III 死神永生(下)
    2作目の暗黒森林でもスケールの大きさに圧倒させられたのに、今作はそれ以上の壮大さで読み終わった後しばらく呆然とし、余韻を引きずった。自分が生涯で行ける場所の範囲、時間の幅がいかにちっぽけか痛感した。ド文系で物理法則とかあまり理解ができない部分も多かったけど、それでもストーリーの面白さに夢中になった。
  • 三体2 黒暗森林 上
    待ちに待った続編。
    三体艦隊が地球を侵略するために自惑星を出発したあとから始まる。
    主人公は前回のナノマテリアル科学者汪淼(ワンミャオ)から社会学者の羅輯(ルオジー)に代わる。
    迫り来る危機に対応できる唯一の作戦「面壁作戦」が打ち立てられ、その作戦の実行者として4名の「面壁者」が選ばれる。
    それぞれ...続きを読む
  • 老神介護
    ・あらすじ
    三体作者による短編SF集。
    5つの短編が入っていたけどどれも面白かったし、要素要素に三体と通ずるものがあった。
    特に好きだったのが扶養人類と彼女の眼を連れて、の二篇。

    老神介護→地球文明を作った20億柱の神が宇宙船に乗って地球にやってきた。目的は地球人とともに地球で老後を過ごすこと。全...続きを読む
  • 三体
    これで舞台が整った、という感じで続きが気になる……。葉文潔が人類というものに抱く深い絶望と、史強が虫けらについて語るシーンが特に印象に残った。侵略系SFって予備知識、どこでもらっちゃったんだっけ。何も知らずに読みたかった!!
  • 三体2 黒暗森林 下
    IIを読み始めた時には一気に時代が変わっており、慣れるのに少し時間がかかったけど、宇宙戦争という大スペクタルに途中からすっぽりハマって夢中で読み終えました。

    みんな誰に感情移入しながらどの立場で読み進めるんだろうな、とも思います。

    三体人の生き方も理解できるし、地球人の抵抗も理解できる。IIIが...続きを読む
  • 三体III 死神永生(上)
    読むのに時間がかかってしまいますが、面白い。
    科学的知識が追いつかず理解してないところも多いが、とても面白い。内容がよいだけでなく、描写が詩的でとても美しい。
    すぐに下巻が読みたくなる!
  • 三体2 黒暗森林 上
    最初の慣れない部分を通り越すとハマること間違いなしです!

    物理の好きな友だちにも力強く薦めてしまいました。
  • 三体
    話題作なだけあって、非常におもしろかった。SFは、専門用語が多くて読みづらいと感じてしまうので、あまり得意なジャンルではない。しかし、今作の圧倒的な独創性とエンタメ性のおかげで、グイグイとストーリーに引き込まれ、ページを捲る手が止まらなかった。続編を読むのも、Netflixのドラマを見て原作と比べる...続きを読む
  • 三体

    すごい

    圧倒的なスケール。SF初心者でもグイグイ。翻訳も良く、とても読みやすい。おすすめです。今からもう一度読みます。
  • 三体II 黒暗森林(上)
    「三体」を読み終えてすぐに読み始めてプロローグだけで放置して三年。Netflix版ドラマが始まったのをきっかけに再開。めちゃめちゃ面白かった。ドラマを見始めたことも相まってこの世界に対する解像度が一気に上がった感じ。下巻が楽しみ。
    「三体」の文庫も出たことだし、買って再読しようかな。
  • 三体
    圧倒される、抜群に面白い‼︎ 脳汁でっぱなし‼︎ 読んでも読んでも世界が広がった。後半の次元展開で想像の限界を超えた最高。読む時間が待ち遠しいほど毎日の楽しみになった。頭が三体でいっぱい、物理の知識がほしい、続きが読みたい
  • 三体III 死神永生(下)
    壮大な物語だった。
    特にこの死神永生は今までの作品と比べてもかなりSFチックな本であった。
    とても面白く読み終わった後の虚無感は筆舌し難い
  • 三体
    とんでもないスケールのSF小説で、書かれている事はかなり難解なんだけど、ぼんやり理解しても先に進める。
    予備知識ゼロで読み始めて、戦争とか陰謀とかの話かななんていう予想をかなり大きく越えられてて、宇宙まで行っちゃった。SFと言われると、スターウォーズを思い出すが、話の作り込みの奥深さで言えば、大きく...続きを読む
  • 三体III 死神永生(下)
    前作の暗黒森林編を読み終えた後に、この後はいったいどうやって描くのか。と想像もできなかった。次元、光速など1作目、2作目とは大きく異なるスケールで描かれており、ここまで読んだ人なら苦も無くSFの世界に浸かれたと思う。

    全編を通して凄く上手いと感じたのは1作目、2作目(暗黒森林編)では現実感とSF感...続きを読む