劉慈欣のレビュー一覧

  • 三体3 死神永生 下

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    ネタバレ

    ついに完結して、大小宇宙の終わりまで来てしまった。地球基準時間に戻るのに時間がかかりそう。
    異世界を想像して、目に見えない物が視覚イメージとなって広がり、脳が気持ちいい。作者さん訳者さんが天才すぎます。
    4次元に漂う墓だったり、宇宙人からの攻撃が小さな2次元シートだったり、奇想天外で驚いて笑ってしまう。
    すべての物理現象の描写が絵画的で、ゴッホの絵のような太陽系や最後置いてきたアクアリウムが印象に残る。
    雲天明と程心が再会してほしかった。彼が生涯をかけてプレゼントしたミニ宇宙まで、最後は手放す運命で悲しい。

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    2025年06月24日
  • 円 劉慈欣短篇集

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    三体が面白すぎたので、劉慈欣短編集も読んでみた。全13遍漏れなく面白かったけど、印象深かったの作品は以下の通り。三体のモチーフにもなってる作品もあるから、好きな人は是非読んでほしい一冊。
    郷村教師…あとがきでも触れてたけど、広大な宇宙と小さな個体の描き方がえぐい。2つが交わった瞬間は痺れた。
    カオスの蝶…バラフライ効果の意味は知ってたけど、それが物語になるとこんなに面白いのかと。
    詩雲…これがダントツ好き。テクノロジーが芸術を超越することはないというのがよく分かって痛烈。
    栄光と夢…2国間オリンピック。ありそうで怖い笑
    月の光…何度も歴史が動いたようで結局何も起きてないのが面白い。1エンジニア

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    2025年06月11日
  • 三体3 死神永生 上

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    三体IIのラストで白けてしまい続きを読むか迷いました。でも三体IIIではNetflixで気になっていたラダー計画について語られていて、諦めずに読んでよかった。
    人類が集団や社会として描かれていて、ソードホルダー、智子に対する評価が状況次第でころころ変化し、絶望の中で救ってくれる存在を渇望するところなど、人類はどんなに時が経って技術が発達しても、本質がまったく変わらない。
    宇宙船が4次元空間に入っていく場面を、文章で表現できるところが、作者さん翻訳者さんともにすごすぎます。読んでいて想像力が暴走して、本を閉じても、3次元にいながら脳が作り出す無限大のイメージに溺れます。
    宇宙は11次元あるらしい

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    2025年06月07日
  • 三体3 死神永生 上

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    「ついに」

    仮初の平和を味わい、本当の敗北を知り、想像力の限界を超えた
    これまで無限大に拡がってきた展開が、ここに至ってシンプルに生き残ることを目指す方向に収束してきた感覚。
    世論がいちばん怖いかも。
    コンスタンティノポリスの魔術師の話も繋がってきてよかった。

    終わってほしくない……

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    2025年06月07日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    素晴らしい!最大の恐怖に直面したら人類は確かにこんな風になってしまいそうだ。三体世界の弱点と、それを突くべき面壁計画に痺れる。鳥肌が立ちっぱなし!大人になって、こんなに先が読めない小説を読んだのは久しぶりだ。先が気になって眠れない!

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    2025年06月06日
  • 三体3 死神永生 上

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    「黒暗森林」の人気が高いだけに「死神永生」はどうかなと不安に感じながら読み始めたが、前作を上回る面白さで少し安心
    本作は焦点を当てている人物がずっと一人だったので内容が追いやすくて圧倒的に読みやすかった
    人間の行動範囲が宇宙にまで広がり、さらに科学技術の大幅に発展しているため、内容が煩雑になりそうだがうまくまとめてて良くこんな話が書けるなと思ってしまった
    特に終盤の展開を読むと下巻が気になって仕方がないので、また明日から続きを読みたい

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    2025年06月03日
  • 白亜紀往事

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    結局劉先生最強なんだよな〜〜!!

    白亜紀に、
    アリと恐竜が高い共生関係から進化していくお話。
    ありそうでなさそうな、
    ワクワクする未来がそこに描かれている。

    第三者的に見ると、アリも恐竜も滑稽な部分があるが、
    ふとわれに還ると「人類」も滑稽ではないのか。

    そんな風に思考をめぐらさせてくれるのも
    劉先生の素敵な作品ならではだ。

    ワクワクしっぱなしで最後まで読んでしまった。
    ありがとうございました!

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    2025年06月02日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    ネタバレ

    面壁、発想が良い
    ラオジー、楽園でゆるゆる過ごすと思ったらそう来たか
    宇宙エレベーター完成されたのか、すげえ

    前作と比べてキャラクターはだいぶ刷新されて新キャラが多かった気がしつつ、文潔や史強やらが退場したのはちと寂しい

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    2025年06月01日
  • 三体3 死神永生 上

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    おもろすぎる!

    4次元の話引き込まれすぎるし、ラダープロジェクトどうなんのと、想像しても全く思いつかん。全ての想像力の上をいかれてる。オモロです。

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    2025年05月28日
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電

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    ネタバレ

    三体シリーズの前日譚

    三体に出てきた人物や描写の背景など本編をさらに深掘りもしてくれた一冊。

    球電という自然現象をめぐる科学者の話。科学は純粋な研究にもなるし、恐ろしい兵器にも転用できてしまい、ほんとに使い手次第になってしまう。

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    2025年05月18日
  • 三体3 死神永生 下

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    第三部下巻。雲天明のおとぎ話。程心,艾AA,ウェイド,羅輯。掩体計画、曲率推進、低高速ブラックホール。次元攻撃,小宇宙,大宇宙終末

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    2026年01月06日
  • 三体3 死神永生 上

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    IIが最高傑作と感じたのに、まだまだ面白い。四次元のかけらの表現部分、想像力フル稼働で何度も読み返した、面白いなんてもんじゃない

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    2025年05月07日
  • 円 劉慈欣短篇集

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    ネタバレ

    中国の方である劉慈欣が描くSF短編集。『三体』も文庫化されたらすぐ書いたいと思う。「鯨歌」「詩雲」「円」が特に面白かった。

    「鯨歌」鯨にチップを埋め込むことにより外部からの制御ができるようになった世界。その技術を利用して薬物の密輸をするマフィアとその技術者。密輸自体は成功したものの密猟者たちによって鯨が狩られて2人とも死んでしまうというもの。新旧の価値観の皮肉が描かれていた。

    「地火」石炭労働をメインとした話。技術革新により炭鉱夫の仕事が楽になるはずであったが、技術を過信しすぎたために自然にやられてしまう。父親と局長の言葉が刺さった。

    「郷村教師」中国の農村地で一生を終えようとしている老

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    2025年04月28日
  • 三体3 死神永生 上

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    三体0を読んでからの再読
    Ⅱ(下)の感想に、三体シリーズではこのⅡが一番面白いと書いたけど、Ⅲもとても面白い
    スケールの桁が違うから、面白さの方向性も加速度も違う

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    2025年04月23日
  • 三体3 死神永生 上

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    仰向けで読んでて本が落ちたんだ!!眼鏡に直撃する瞬間に顔を背けて避けたんだぜ、右顎に直撃して痛かった。眼鏡を壊そうとする程の面白さがこの本には詰まっている

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    2025年04月23日
  • 三体3 死神永生 上

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    お、おもしろかった…!二巻がものすごく面白かったから、三巻は本当にそれを上回ることができるのかと思っていたけど、予想を遥かに超えて面白かった。まだ上巻なのに!
    めちゃくちゃ時間がかかってしまったけど、下巻を読むのが楽しみでしょうがない。

    ところで、4次元ってほんと何?悲しいくらい全く理解できないんだけど。我々が2次元の紙、それにたまたま接着したシャボン玉、が1番わかりやすかった。4次元がどういうものか、この次元にいる限り理解できないことがよく分かる良い例え。

    p.421
    何も見えないこの暗黒は、いまや程心を守るものになっていた。闇の外はさらに恐ろしかった。そこに立ち現れたものは、寒さそれ自

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    2025年04月21日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    三体0を読んでからの再読
    なので、主に丁儀に注目
    …と思ってたけど、羅輯〜!
    結末知ってる分、羅輯パートがとても味わい深かった
    羅輯と、他の面壁者たちとの対比、そして軍人や技術者たちの行動が並列に進んでいく様子ほんと面白い

    ここで止められるわけないので、続けてⅡ(下)を再読します

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    2025年04月18日
  • 三体

    購入済み

    壮大なSF

    冒頭は文革から始まり、これって何の物語?と思ったが、どんどん物語に引き込まれた。科学的なミステリーを交えたSFなので、陳腐さが全くない。少し物理の内容で難しい感じはあるが、とにか楽しめます。続刊が楽しみ。

    #カッコいい #エモい #深い

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    2025年04月16日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    軽インフルエンザをばら撒くという件が恐ろしく、コロナを経験して実際にあり得そうな話で更に恐怖が増しました。羅輯ルオジーと荘顔イエンと娘さんの未来が不安でしかないが、希望を持って下巻へ行ってきます→

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    2025年04月15日
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電

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    劉慈欣『三体0 球状閃電』ハヤカワ文庫。

    『三体』シリーズの前日譚。『三体』の3部作同様に面白い。

    突然発生し、あらゆる物質を透過し、突如として爆発的なエネルギーを放出する球電。何故、球状の中に電磁波が閉じ込められているのか。そんな謎に満ちた球電の正体を追う科学者たち。

    ストーリーの中で語られる哲学や科学アプローチの方法は十分に現代の仕事に活用出来る考え方であり、決して創作と軽んじてはいけないと思った。

    今の自分の存在が事実であるのか否か。そんな疑問が渦巻くような結末。

    本作の中で興味深かったのは球電を発生させるためのパラメータと計算式のシミュレーションを行う過程であった。確かに大昔

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    2025年04月10日