劉慈欣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ導入が長いと感じた
オーディブルで聴くには難解なところも多く、馴染みない中国名ということもあり厳しかった。
三体世界の話は面白かったが、そんな環境で生物が誕生するとは考え難く、仔細に描かれている特にウェンジェ周りの現実感とは大分乖離があるように感じた。
主人公はワンミャオなのだろうが、この1に限ってはウェンジェの存在感が強く、狂言回しに徹していた印象。
とは言えウェンジェに関しては背景を鑑みたとしても感情移入はしにくく、踏み止まる機会をことごとく自ら不意にした点からも同情は出来なかった。
登場人物に関しては初っ端は好ましく思えなかったシーチアンの印象が良い。一番人間味を感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ三体2に比べると、読後感は劣ると言わざるを得ない。
これは2の着地が綺麗に決まっているが故に、それを超えるのは難しいというのが正しいか。
気になった点
雲天明は宇宙に送り出される直前、自分を顧みなかった人類(社会)や大した考えもなく、自分の思いも知らず、安直に自分を候補にした程心を恨んでいたように思う。
でも、その後登場する彼は善意の人になっていて、その変遷は描かれていない。
ここがずっと喉に引っかかった魚の小骨のようになっていて、最後まで解消されなかった。
もしかして二次創作側で描かれるのか??でもそれって同人だよね?
伏線を全て回収しろというような野暮は言わないが、やはりモヤっとした感覚 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・とても壮大な話になって読んだあとが少し怖いという感情が残った。
・あの二人は最後まで再会できず、とても悲しかった。もう少しハッピーエンドを求めてしまった。救いがなさ過ぎるように感じた。
・地球がなくなってしまうのは悲しい。
・太陽系を滅ぼすのが紙一枚という斬新な武器。その発想がすごい。
・結局、反人類罪の二人が正しかった。自分を貫くことのすごさ、後からしかわからない正しさを考えさせられた。
・作中を通してルオジーが一番好きだったので、最後まで登場してくれてうれしかった。
・ルオジーのモナリザを見つけた時のそこにいたんだね、それならもっとここにきたのに。という言葉が感動的だった。200年 -
Posted by ブクログ
長い話かと思ってたら短編集。
SFを基本読まないので新鮮に感じて面白かった!
何話がつながりがあったりしておお…となりつつ悲しいような何とも言えない気持ちになった。
個人的には扶養人類が好き。けど1人の人間の残酷さにびっくりする。
白亜紀故事も面白かった!
壮大な童話のような感じがして正直一番読みやすかったかも。
彼女の眼を連れて、はめちゃくちゃ地中の息苦しさを感じて、前らへんの広々とした美しい風景の対比で読んでるだけで苦しかった。
最後の地球大砲もうわ…となったけど沈淵はそんなに悪いことしてるのかわかんなかった。投資した方が普通に悪いのでは…としか思えなかったな。
最初お父さん可哀想だと思っ -
Posted by ブクログ
謎の発光体、球電によって両親を奪われた主人公は取り憑かれた様に球電を追い求めるようになる。やがて球電の兵器利用を目論む軍部との接触をきっかけとして、その驚くべき正体が明らかになっていく...
「三体」の前日譚とは誇大広告もいいところだが、このタイトルでなければ読んでいないのも確かなので、まんまと命名者である大森望の術中にはまっていると言える。
主人公の感傷的すぎる一人称や終盤の悲劇的な展開はあまり好みではないが、大暴走の果てにとんでもないことになった「三体」3部作に比べて、一冊できちんと完結しているのは高評価。とはいえ球電の正体、捕獲、兵器化、そして量子状態など、今作も十分とんでもないこと -
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ワンミャオは?ワンミャオどこ行ったの!?
この巻から新しい主人公に切り替わる。
この主人公の妄想やらデート描写がやたら長く、「いったい何を見せられているのか」という感じ。
また、急に世界の命運を背負わされた主人公にまず訪れる「イヤイヤ期」の描写もあり、さっさと話を進めてくれよ…という気持ちになった。
きっとキャラクターの深掘りとして、必要だったとおもえる日が来ることを願う。
二部の上巻の時点で、1000ページを超える文量を読んでるわけで、それだけ読ませるということは面白くないわけではない。でも、これを知り合いにおすすめ出来るかというと、話が長すぎ&一向に進まない点から躊躇してしまう。