水島広子のレビュー一覧
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読みながら、ある知人のことが頭から離れなかった。「どうしてそんなにネガティブなの?」と思っていたけれど、以前からこの病気を知っていれば、もっとうまく彼女と付き合えただろうと思う。
私もうつ状態が慢性化しているタイプだが、ここまで自虐的ではない。特徴として挙げられている項目については、前半が異なっていて後半が当てはまっている感じ。
ここまで自虐的な考え方をしてしまう病気があり、そしてその病気に苦しんでいる人の気持ちを考えると、読みながら泣いてしまう箇所もあった。
自分が生きづらさを感じている人はもちろんだが、「生きづらさ」の感覚が理解できない人にも読んでほしい。 -
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主治医に気分変調性障害かもしれないねと言われたので、気分変調性障害について書かれている本を探し、この本に行き着いた。
はじめは、こんなの誰だって当てはまるんじゃないかと思って読んでいた。
半分くらいまで読んで、症例として出てくる患者さんの考え方の癖が、自分とそっくりなことにぞっとした。
もちろん、違うところもある。が、八割か九割は一致した。
筆者は本書で紹介した症状を、気分変調性障害の症状だと言い切っているが、本当にそうかはわからない。
そして、ここまで言われてもなお、自分はここに出てくる患者さんとは違うんだと思っていた。
そのことを見透かされたかのように、後半では、本書を読んだ僕の感想 -
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ネタバレ星5つの理由は、比較検討できるほど同一ジャンルの本をよく読んでいないので、
・情報の偏向や、読者を(治療目的以外での)操作をするような文言があるかどうか?
・救われたい人を適切に導くのではなく、救われた気分にするための本じゃないのか?
で判断しました。
この2点において、星5つです。医学的見地から見たお話、特に専門家個々の異論は、一切関知しません。
今まさに深刻なPTSDに困っている人で、
・身近な人も当てにならず、
・まして何か治療を受けるなんて!
と思っている人には、一読をおすすめしたい良書です。
過去のPTSDや、「なんとなく乗り越えたと思っている」人でも、
・時折すごく自分の -
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長期うつ病経験のある私にとって、薬物治療だけでは寛解は難しく、認知療法の併用が望ましいと感じてきた。認知療法は我が国でも様々な形で紹介され、沖縄など一部の地域では、すでにその治療効果の成果があがっていると聞く。ただ認知療法は少し理屈っぽいところがあり、万人に適用するのは難しいだろうなぁとはうすうす感じていた。そこに「対人関係療法」の登場である。これははっきり言って、シンプルかつパワフルだ。うつ病だけに限らず、人間関係万般に応用できる。「対人関係療法」の文献は少ないが、本書はその入門書として、病気のあるなしにかかわらず、おすすめしたい本である。
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ネタバレ■安心感の持てる治療者とは
対人関係療法を自分自身でも試してみたいと思われている方は
できるだけ安心感の持てる治療者(この人だったら何を話しても大丈夫だと思える治療者)を
見つけてください。
対人関係療法を専門とする人ではなくてもかまいません。
人間として信頼できる、安心できる、と思える治療者は見つかると思います。
ポイントは
①「何を考えているのかわからない」タイプではなく、
自分の味方になってくれていることがよく分かる人
②社交不安障害を病気として扱ってくれて
その病気の症状による自分の苦しみを分かってくれる人
③批判的ではなく温かい人
です。
■自分を守るた -
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ネタバレ■パートナーを「重要な他者」と言われたときの感じ方
パートナーは間違いなく「重要な他者」に含まれるのですが
パートナーを「自分にとっては全然重要でない」という感じ方をする人も居ると思います。
それは自分の現実生活の中でパートナーが全く頼りになっていない、役に立っていない
あるいはむしろ足を引っ張っている、憎しみあっている、というような状況であるかもしれません。
講演会で面白い?反応なのですが
パートナーは重要な他者です!というと男性はうなずくが
女性の聴衆は「えー」というような反応が返ってきます。
■ふとしたキッカケで破綻
パートナーとの関係における手抜きの背景には
距離の -
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ネタバレ■痩せたがりの世代間連鎖
10代では、摂取しているエネルギー、カルシウム、鉄分が必要とされる基準に届いていない子
も覆いのです。
「太らないようにする」ことには関心があっても、栄養についての知識と意識が不十分で、
「何を食べるか」には対して関心を持っていないということも反映されているのだと思います。
子供達は基本的に大人が作り出した文化の中で暮らしているわけですから、
子供達の「痩せたがり」は大人の責任だと言えます。
子供達が痩せるべきだと思っている大人は殆どいないでしょうが、大人たち自身が
「痩せたい」と思っていることが、
確実に子供達の意識に影響を与えているのです -
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ネタバレトラウマ体験は
基本的には孤独の体験です。
トラウマ体験そのものの衝撃だけでなく
そのときに自分が全くひとりぼっちだと感じることも
重要な特徴です。
そもそもトラウマは過去に起こった体験によって起こっているもので
過去を変えられない以上、トラウマとの折り合うと言うことは
その「受け止め方」を変えることによってしかありえません(心的事実の再構成)
■変化の中で起こる感情が強すぎてコントロールできない
自分の感情が強すぎてコントロールできないと感じると
「自分への信頼感」を失います。
自分が大丈夫だとは思えなくなり
自分はどうなってしまうのだろう、と怖くなります。
トラ -
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とある先生が紹介され、気になっていた本である。
対人関係療法という名前は一見とっつきにくい名前であり、この手の本は難しく書こうと思えばどこまでも難しく書けてしまうため一般の人には馴染まないと思っていた。
読んでみると難しい言葉はほとんど出てこない。
詰まることなくスラスラ読めてしまった。
誰もが抱える悩みを「ヒラメさん」や「アユさん」などの例を挙げてわかりやすく答えてくれる。
実は私も結婚当初はケンカの連続で怒りの消えない日々を過ごしていた。
いつしか怒りは破壊しか生まないことを知り、一つのルールを決めた。
「大声で言ったことは聞かない」
お互いが怒っているときは一旦距離を置き、気持ちの -
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20代の女性には是非読んでいただきたい!!
摂食障害の人が日本には10人に一人の割合でいる。
それなのに、日本のメディアは、諸外国に比べて摂食障害に関する問題をとりあげない。
そんな問題意識を、摂食障害の一歩手前の「ダイエット依存症」という形で、精神科医である著者は、すごく、私たち20代の女性を中心に広がるダイエット思考、痩身思考について、すごくわかりやすくまとめてある。
今までの摂食障害の本とは違って
日頃私たちが考えておくべき自分の体のとらえ方やダイエットの危険性について、深く考えさせられる。
摂食障害になる一歩手前で、多くの人がこの本に触れてくれればいいと心から思います。 -
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人から変に思われないか、とよく不安になる人は読んでみて。いいひとを演じるのに疲れた人にもオススメ。
えー、そんな治療するようなもんじゃないよ、とか避けるのはもったいない。社交不安障害という病気の症状とカラクリを知ることで、少し楽になれるかもしれません。
自分のためのまとめ:
不安センサーが強すぎて、気にしなくていいことまで心配させて、引っ込み思案にする病気。センサーが起こす身体症状(手の震えなど)は、病気を直す努力をする間は仕方ないと考える。先に症状を打ち明けるのも一手。
客観的に、自分が相手の立場だったらどうかと考えてみる。自分は悪くなくて、相手の態度が悪いのかも。自分が本当はどうし -
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子供の頃から周囲に馴染めず、独りは嫌だけど対して人に興味が持てない、悪目立ちする、浮いてイジメの対象になる…ずっとこんな感じで生きてきてしんどい半生でしたが、なるほどASD(自閉スペクトラム障害)だったんですね…。
ほかにも発達障害の本は読んできましたが(似たようなもので『繊細さん』など)、細川先生の著書が1番理解りやすく、また腑に落ちました。
非定型の特徴
⚫︎嘘がつけない⚫︎裏表がない⚫︎真面目⚫︎正義感が強い⚫︎空気が読めない⚫︎ルールに厳しい⚫︎冗談が通じない
定型の特徴
⚫︎必要とあれば嘘をつく⚫︎ルールを必要に応じて破る⚫︎計算して動く⚫︎ニュアンスを読んでざっくりとした理解が -
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何かを言われて落ち込んだり、怒ったりするのは「衝撃」を受けてしまっているから。足の小指をぶつけた時と同じ。だから対処法もそれと同じで、ただ痛み(衝動)が去るのを待てば良い。そこに「自分のせいかな」とか意味付けを加えると治るスピードが遅くなってしまう。
自分にキツく当たって来る人は「困っている人」。人にはそれぞれ事情があり、その人も何かで困っているのかもしれない。ああ、この人は困っているんだなという目で見てあげれば少し優しくなれるし自分も傷つかない。
自分がこの本を読んで得た一番の気付きは不安や恐怖は自分自身が作り出しているのかもしれないという事。起こった出来事に意味付けをするのは自分自身で