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夫婦・パートナー関係は、悪くすればストレスのもととなって病気の発症につながり、うまくいけば病気からの回復を支える力になる。筆者は豊富な臨床経験から、心の健康を決める重要な因子である夫婦・パートナー関係に対人関係療法を用いて光を当てる。現在パートナーとの関係にお悩みの方、今後の参考にしたい方などに。また、お子さんに問題を感じておられる場合、自らの夫婦・パートナー関係を振り返ってみるのも重要である。
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Posted by ブクログ
全ページ頭に叩き込みたい…! 「●のトリセツ」は決めつけがち、「アサーション」はテクニック重視で関係構築に触れてない。この本は話し合いと考え方に目を向けた、根本治療的な内容。何度も読み返したい1冊☘️
エビデンス・ベイスドでかつ自分が現実的にできる範囲でのアクションについて語られていて非常に有用な情報に溢れている。なにより、言葉遣いや全方位への配慮などが要所要所で見受けられ、読者として著者に対して強い信頼感を持つことが出来る。どのような方かバックグラウンドも見た目も存じ上げないが、きっと愛に溢れた...続きを読む方だろうと会ってみたくなった。 内容についても上記の通り実践的で有用だった。「対人関係療法」では相手への不満を「役割期待のずれ」として考える。つまり、相手に期待することをしてもらえない、あるいはしてほしくないことをされてしまう、ということだ。期待のズレとして見ることで相手の人格の問題として捉えず、二人の間にあるパターンだとして考えることができる。 そうすることで、お互いが参加して作りあげる1つの人間関係としての姿に変わり、相手に期待することと相手ができることとして具体的に考えることが出来る。 そもそもパートナーに対して口うるさく干渉してしまうのは、運命共同体意識、つまり相手を別人格として尊重できていない、自分と相手との間に境界線がうまく引けていないことから来る。確かにパートナー以外の他人に日常的に責めることなんて考えられないし、同様に育ってきた環境も異なる他人に対して、責めるということが当たり前に行われてよいわけがない。
どちらかが正しいかは重要ではない どちらも正しくそれを統合することが大切 関係を良くするための目的をはっきり明確にすると先が見通せて今どういう言動をしたらいいかにつながると再認識した
夫婦関係に焦点を当ててIPTの視点からそこにある葛藤を読み解いてくれる。信頼関係を基礎にして相手の事情を想像し対話するという普段の人間関係の心がけも、境界を引きにくい夫婦関係になると途端に崩れてしまう。役割期待のズレ、パターンの問題として認識しながら、最後は「自分がどう在りたいのか」という思考に導い...続きを読むてくれる。
非常に面白いです。 初めは自分の患者さんの熟年夫婦関係にどう対応するかというために読んでいました。 「対人関係療法入門ガイド」を読んだ後なので、余計にこの本自体が対人関係療法に基づいた方法で書かれているとわかりますが、そんなことを知らなくてもよくあるバートナーとのすれ違いについて書かれています。 ど...続きを読むういった小さな身近な方法からパートナーとの関係を改善していくかtipsがたくさん詰まっています。 そして、夫婦関係が血縁、子供に影響すること、別れが必要なときまで書かれています。 医療関係者だけでなく、たくさんの方々に読んでいただきたいですね!
とある先生が紹介され、気になっていた本である。 対人関係療法という名前は一見とっつきにくい名前であり、この手の本は難しく書こうと思えばどこまでも難しく書けてしまうため一般の人には馴染まないと思っていた。 読んでみると難しい言葉はほとんど出てこない。 詰まることなくスラスラ読めてしまった。 誰もが抱...続きを読むえる悩みを「ヒラメさん」や「アユさん」などの例を挙げてわかりやすく答えてくれる。 実は私も結婚当初はケンカの連続で怒りの消えない日々を過ごしていた。 いつしか怒りは破壊しか生まないことを知り、一つのルールを決めた。 「大声で言ったことは聞かない」 お互いが怒っているときは一旦距離を置き、気持ちの落ち着きを待って、言い分はともかく怒ってしまったことを後で謝ることにした。 この本では色々なケースに対して具体的な第一歩を示しており、どんなパートナーにもためになると思う(同性愛でも)。 当たり前のことだがパートナーをいつの間にか自分と錯覚していたのだろう。 「重要な他人」だったのだ。 他人と思えば強い要求をすること自体失礼なことだと気付く。 少し頼み方を変えるだけでまさに「最大のストレスは最も頼りになる力」になるのかもしれない。 分かっているようで全く分かっていないのがパートナー、コミュニケーションって大事だな。
・重要な他者 ・夫婦パートナー関係の難しさ ・役割期待のずれ ・「あなた」ではなく「わたし」の話をする =Iメッセージ いずれにせよ対話が必要なわけですが,それがいちばん難しい。話ができそうなタイミングを見計らって,役割期待について冷静に話ができれば良いのだが。
印象的なメッセージ ○甘えてばかりいると相手に悪い部分ばかり見せることになる ○「責める」行為→自分と相手との間にうまく境界線を引けていない ○「役割期待のずれ」 これまでと今とで変わっていることもある 優しくしてあげるから優しくしてほしい →冷たくするけれども優しくしてほしい ○ずれは期待を具体的...続きを読む、明確な形にして是正していく 期待しすぎと言うことはないけれども、現実的に可能なものに落とし込んでいく必要がある 求める気遣いの形を具体的に示す ○相手の思い込みを修正するだけのコミュニケーションが取れていない ○不満から期待へ ○どちらの言っていることも正しいと言う前提に立ち、統合する ○あなたではなく私のコミュニケーション ○相手の過去の失敗が許せない時、その感情の波は実は現在の関係性を反映したものである 過去の出来事は変えられないが、現在は変えられる可能性がある ○それぞれが自分の家族に責任を持つ 仕事のような距離感でも良い ○ちゃんと言葉で言う(態度でわかってもらおうとしない) ○間接的な表現をしない
私たちはなぜかくも問題を複雑にしてしまうのだろうか。意識的にならなければ、パートナーとの関係は深まらないのだ。実践的な本でした。 ・不安を汲み取る。そのために、言葉にする。 ・攻撃ではなく、自分が困っていることを話す。 ・攻撃すると、防衛本能から人は頑なになる。 ・「完璧な妻 対 ダメ夫」から「強...続きを読む迫観念に苦しむ不安に苦しむ妻 対 支える夫」に。 ・決まった時間にお互いが話し合いに集中する。ダメなときもキャンセルではなく、リスケする。 ・過去の話の時も今に注目。 ・離婚後の子どもへの悪影響は、パートナーだった人との関係が悪いままで続いているかどうかだけが関わっている。
様々なケースが書かれていましたが、私の場合男女逆のパターンでイライラしがちな人の気持ちが分かったような気がします。 その他、様々な性質の方について、過去にいろいろあったのかもしれない、などという考えが良いと思いました。 言わなくても分かると思っている人や、きちんと話をしない人はまず読んでみて欲しいで...続きを読むす。
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対人関係療法で改善する 夫婦・パートナー関係
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水島広子
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