【感想・ネタバレ】その不安、ニセモノではありませんか?(大和出版) 「決められない」「自信がない」「人間関係がしんどい」あなたにのレビュー

あらすじ

不安には「本物の不安」と「ニセモノの不安」があった!――怖れによって作り出され、私達の心を縛り、前向きな行動を阻んでしまう「ニセの不安」。そのメカニズムと、不安に振り回されずに思い通りに生きる方法を、対人関係療法の第一人者が説く。レッスン1 人はなぜ「不安」になるの?/レッスン2 「ニセモノの不安」が湧いてくる理由/レッスン3 ジャッジメントをやめれば、楽になる/レッスン4 「心の姿勢」を整える、ということ/レッスン5 「本当の勇気」とは何か?/レッスン6 「自己効力感」をもてれば、不安は消える【著者紹介】水島広子。精神科医。「対人関係療法」の日本における第一人者。2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正に力を尽くし実現させた。『「怒り」がスーッと消える本』(大和出版)『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)等著書多数。

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Posted by ブクログ

水島広子さんの本は片端から読んでいきたい。
とても具体的だし、
気持ちに沿って、問題を解きほぐしていく温かさがあるから。

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2017年02月07日

Posted by ブクログ

「べき」マインドから少しずつ離れていくための本。

辛いな、苦しいなと感じている人は少なからず自分の心の中に「べき」を持っていると思う。
日常生活、仕事などなど少しだけでもそれが積み重なる日々の中でストレスになっていく。
それを少し軽くしてみよう。そんな本。

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

この本を読んで思ったのは病気をしてからいつも何かを想像して恐れていた。だから不安になった。リスクを考えるのが癖になっていた。この本のおかげでそれに気づいた。

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2018年03月14日

Posted by ブクログ

不安を感じる時とは、他人の幸せに対しての衝撃、新しいことをするとき、相手にどう思われているかと考えるとき。強迫観念に支配されている不安は、ニセモノ不安。主観的な判断から客観的な評価(アセスメント)にかえる。不安に対する対処は、自分が相手にできることを考える。異なる意見を認める。自分を卑下せず肯定的にふるまう。

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2017年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不安というものについて説かれたもの
不安とは元来、痛みのように人間に備わった危険を察知するセンサーの一つで、それを無視するべきではないということはなるほどと感じた。
その中で、「本物の不安」と「偽物の不安」を見極めたうえで、しっかり向き合うべきものと向き合わないと「偽物の不安」が膨張してしまうので気を付けなければならない。
ここまでは納得がいったのだが、その後の心の姿勢という点についてはピンとこなかった。本の中で「怖れ」というものを「温かいこころ」以外のすべてと定義していて、人の怒りや自分自身の他人への決めつけはそこに由来するもので、そういった「怖れ」を捨てて、「温かいこころ」で接することで不安を最小化していくということだった。
誰かが怒っているときには「怖れ」(本の中ではそれに困っていることに起因して起きていること)が原因とあるが、本当にそうなのだろうか。
全体として、不安の定義については納得させられたが、そこへの対処法としてはイマイチだった。

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2023年03月06日

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