水島広子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネガティブな性格で生きづらい、自分を“ダメ人間"と思ってしまう、人に振り回されることが多くて疲れる…そんな人生をラクにするコツは、「当たり前の気持ち」を受け入れて、自分を認めること。
ヒケツは、対人関係の「ズレ」と「役割期待」にあり。
対人関係が健康であれば心も健康であり、対人関係に自信があれば人生にも自信がもてる。
生きづらさを克服するための対人関係入門書。
いろいろと目からウロコな本でした。
自分をネガティブ(またはダメ人間)だと思っている人、コミュニケーション取るの苦手だしそもそも人づき合いが苦手だと思っている人、いつも周りの人に影響されて振り回されている気がする…と思っている人はぜひ読んでみるといいかも。
私自身もネガティブで自分はダメで嫌な奴と思って生きている人間なので、そんな自己否定の結果、「他の人はみんな完璧で優秀」という勝手な思い込みを持っていることが分かってハッとしました。SNS見てると特にそういう傾向が強くなるかも…。
そう思ってしまうと、「ダメ人間の私が出来るんだから他の人も出来て当然でしょ」という謎の期待を持ってしまい、他人にやたら厳しくなってしまうという…危ない危ない。気を付けよう。
自分が完璧でないのと同じように、他の人も何らかの事情を抱えていて完璧ではないという許容の気持ちを持たねばならないなぁ、と思いました。
あと水島先生の「世の中ボーっと生きてる人が8割なんです」はマジで名言。
自分ももっとボーっと生きていいんだ!と思えるし、他の人も結構ボーっと生きてるんだ!と思うとなんかちょっと楽になれました。
漫画もあるので読みやすく分かりやすい本です。対人関係でメンタル落ちてる人におすすめ。 -
Posted by ブクログ
以前読んだ「それでいい」の続編、というか、今回はより非定型発達について掘り下げる本。これを読んでみると、元夫はやはり自閉スペクトラムなんだろうな…と思う。
ただいくら自閉スペクトラムと言えど、パートナーである私を傷つけていい理由にはならないし、私は自分と子供が傷ついてまで一緒にいることを選ばなかったので、あとは彼がどうするかだ。正直もう興味ないけど…。
作者はパートナーの方が本当に素敵だなと思う。男性が定型で包容力があるタイプで女性が非定型だとうまくいくけど、男性が非定型で女性が定型だとカサンドラ症候群になるっていうのもその通り過ぎて面白かった。 -
Posted by ブクログ
「ツレがうつになりまして。」の作者。病気の夫を支えていた方という事で、勝手にイメージしていたのと違いご自身の事を“ネガティブ思考クイーン”と名乗っていたのが意外でした。
そんな勝手に抱いていたイメージにも、ご本人は苦しめられる事があるようですが。
人は誰しもネガティブな部分があると思うので、いろんな人の心にささる本ではないかと思います。
また、対人関係療法なるものがある事を知りませんでしたが、漫画でとても分かりやすく読みやすい内容になっています。
“病気は対人関係の中でも発症し 対人関係のおかげで治る”という所に焦点を当てた治療だそうです。
この言葉にはハッとさせられたし、対人関係療法というものへの興味を刺激させられました。 -
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これまで決して自己肯定感は低くないと思っていたが、該当する例として「他人の言動に腹が立つ」という記載にドキッとした。
最近、特に感じる場面が増えていたからだ。
思い返してみると、転職と引越しのタイミングが重なり、どちらも自分のコントロールを超えた要因によって変更が多数発生し、対応に振り回されている。
未知への対応や、変化に対する不安から、つい攻撃的になってしまっており、他者に対して不寛容になっていることに気付かされた。
今の自分の思考には、
「自分だったらこう行動するから相手も同様にしてくれるだろう」という期待や、
「きっとあの人はまたこういうコトをするに違いない」といった決めつけがベースにある。
そんな自らが招いている苦しみから解放されるには、「相手をリスペクトする姿勢を持つ」ことが重要であると本書では説かれていた。
この”リスペクト”とは、評価や条件をつけずにありのままに受け入れるということ。
そうすることで「人にはそれぞれ事情があり、不適切に思える言動は要因があって引き起こされている」という見方ができるようになる。
それは決して、相手の言動(内容)を肯定するのではなく、あくまでありのまま受け入れるのが大切である。
事情があるからといって、その結果をすべて引き受ける必要もない。
しかし、考え方を変えることによって、そこから受けるストレスは大幅に低減する。
対処が必要なことは適切に対処しつつ、心の毒素をさっと自分から出すことで、自分を大切にできているという感覚(=自己肯定感)を持つことができる。
これまでの自己肯定感に対する考え方を、ガラリと変えられた一冊だった。 -
Posted by ブクログ
細川貂々さんと水島広子先生による『それでいい。』シリーズ第三弾。
本書では「パートナー」について書かれています。
パートナーというと、夫婦、恋人を連想する場合が多いでしょうし、最近では同性愛のパートナーのことを指すこともケースも増えてきました。本書ではそのような「パートナー」との関係についてもちろん書かれていますが、後半は、そのようなパートナーがいない人についても書かれており、多様な「パートナー」の在り方を示してくれています。(自分はパートナーがいないため、パートナーがいない人に向けて描かれた第4章が特に刺さりました)
特定のパートナーがいない場合でも、自分が自分自身の良き理解者として「自分のパートナー」となってあげるというケースが挙がっていました。
さらには、他人の一番自分に合う部分を取り出して、色んな縁で色んな人と少しずつ小さなパートナー関係を築く「パートナーズ」の関係というのを紹介されていて、発見がありました。
そうすることで、一つの関係がダメになってしまっても、他の関係を頼りにすることができ、あるパートナーズの関係を補強するということもできます。
いつだかのネットニュースで見た「依存先を増やすことが『自立』につながる」という話にも通じることだと考えました
その他の発見として……
・「パートナー」は「大切な人」「好きな人」ではないかもしれないが「重要な他者」として意識をする。
・パートナーを失った悲しみは、日常を取り戻すことで緩和される。
・あらゆるしがらみを飲み込んで相手と一緒になりたいという気持ちがあれば「片思い」から「パートナー」に成就してもいいのではないか。
今現在「パートナー」との関係で悩んでいる人にも、「パートナー」がいない人にも読むと発見がある一冊。 -
Posted by ブクログ
『ツレがうつになりまして』の著者でも知られ「ネガティブ思考クイーン」である細川貂々さんが「対人関係療法」の第一人者である水島広子先生にカウンセリングを受けて、その思考や思い込みを解きほぐしていく一冊。
特に勉強になったのは「役割期待」のところ。
人は他人に役割を期待し、その期待が裏切られるとストレスを感じてしまうという。また、過度な役割を一方的に期待され、それに応えなければと行動して疲弊してしまうこともある。さらには、役割を伝えるコミュニケーションがうまくいっていないことがストレスの原因になるとのこと。
「自分の気持ちは相手に伝わっているはず」「自分の気持ちを相手は察してくれるはず」と一方的に期待してしまうことは、自分にもよくあることなので耳が痛い。
そういう場合、回りくどく伝えずにストレートに気持ちを伝える、どうしてほしいかを伝えるかが大事だという。更には相手に期待している役割を現実的なものにするためには、コミュニケーションや対話が大事とのこと。心がけたい。 -
Posted by ブクログ
この方の本は2冊目。
実は優しい中にも辛辣な表現が
ちょいちょいあるのが意外。
ちなみに著者は
中学受験、慶應医学部、
名門コロンビア大学の留学の審査が通っている中で
参院選に出馬して2期務めていたそう...
見る人が見れば
(まさにこの本に自分をラクにするヒントを
見出したい読者からしたら)
経済、社会的には明らかに勝ち組であり、
おまけに心の平和も保ててる著者が
遠く霞んで見えて心の平和どころじゃないのでは?
とちょっと意地悪な気持ちで読んでしまった。
まさにそれぞれの事情を考慮せず他人と比べる
が起きてるので良くないんですけど笑
工夫や心構えはもっともだなと思ったので
後ほどメモ。
やっぱり自他境界をはっきり保つことは
自分の幸せにつながるんだなあ。