水島広子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
サブタイトルにもある通り「ジャッジメントを手放す」ことについて言及されている。
内容が端的で情報に無駄がないが、話しかけてもらってるようにも感じられて、読み進めやすかった。
ジャッジメントを手放すと言われても何をしたらいいのか?と思いそうになるところを、著者は少し心が痛くなるケースも含めてわかりやすく書いており、医療に従事していない私でも「なるほど」と理解できた。
医療従事者で「患者に対してジャッジメントをして苦しくなっている」という言葉で何か解決の手がかりを見つけたい方には、何かのヒントになる本なのかなと思った。
また、普通に働いていて仕事でうつ病となり自分を騙し騙し働いていて、なぜか自 -
Posted by ブクログ
近年話題の「毒親」について、著者自身の臨床経験から定義付け、その原因や対処法まで順序立てて記された一冊。
文中で何度も「納得できたら読み進めて」「必ず順番通りに読んで」とあり、読者が「毒親」の子であることを想定した作りになっているのがとても丁寧で良い。
ほかの毒親本に比べて、事例を元に「なぜ毒親と呼ばれる状況になってしまったのか」が丁寧に語られていて、攻撃的な記述が無いのが、読んでいて負担を感じない。
私自身も幼少期の体験から現在の状況、そして今後自分が子育てをしていく上で、思い当たることや参考になることがとても多く、今の時期に読めて良かったと思う。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「対人関係入門」と銘打たれてますが、より普遍的に、自己受容ができず苦しむ多くの方々にとって考え方が変わるきっかけになり得る本だと思います。
人間関係で生じる負の感情はストレスを知らせてくれる「心の安全センサー」であり、それを隠さず言葉でしっかり伝えお互いに相手への期待を現実的なものに妥協していくことで、ストレスを小さくできる。しかし自己受容ができていないとこの「隠さず言葉で伝える」のがなかなか難しいのは自分も痛感しているところです。
この本はそんな状況の人に寄りそいながら、人と関係を築くという行為の正体を平易な言葉と身近な例で示してくれます。
・相手から現実的に不可能だったりやりたくない役 -
Posted by ブクログ
ネタバレ<ポイント>
・頑張らなければ、心がボロボロになったりしない。まずはよくがんばってきた自分をねぎらう。
・頑張りすぎは、どれほど頑張っても足りないと感じてしまう心。これを手放すことである。うつ病は、頑張りすぎのひとつの結果。
・あらゆることには必然性がある、と思えば、楽になる。
・「全ての人が、できるだけのことをやっている」、つまり「今できていないことは、今はできないこと」という理解はとても重要で、心をボロボロにしないための鍵。
・「今の自分はこれでよいのだ」と思えると前進する。
・病気になるということは結果として自分を守る方向に働く。「頑張りすぎない」ことを学ぶ。病気になってもなお「これは病