水島広子のレビュー一覧
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まさに自分。全ての項目あてはまった。そりゃ心がボロボロになるわけだ、と思う。
一方で、自分の考え方を変えるのは一朝一夕ではいかない。
特に難しいのは、未来への不安。
うつ病が再発し入院し、この先どうなるかわからない。子どもも大きくなりお金がかかるという不安。コロナで経済状況が不透明という不安。親が病気になり親を失うという不安。仕事をしててもすでに問題ばかり発生している仕事を無事に終わらせることができるのかという不安。
視点を現在に置くことは自分で選択できる。でも難しい。完璧主義の自分が出てきてそれすらできない、また不安に思っていることに対してすら不安を感じてしまう悪循環。
本著によれば、とりあえずこの瞬間だけはやすらかな心でいようと決めることが大切だという。今をやすらかに過ごす。そのことに意識を集中して生活を送るよう心がけていきたい。 -
Posted by ブクログ
気分変調性障害はパーソナリティの問題と断言できる人は存在しない,その根拠について(以下,引用)
P21
何と言っても,気分変調性障害が治ったときに,その人がどんなパーソナリティの人なのかということは誰も知らないからです…現在「パーソナリティの問題」に見えているもののうち,どれほどが病気の影響によるもので,どれほどがその人本来のパーソナリティなのか,ということは,病気が治ったときにしかわかりません。「気分変調性障害という病気はたしかにもっているのかもしれないけれども,同時にパーソナリティの問題もあるのではないか」と言うことができるのは,気分変調性障害が治ってもなお,パーソナリティの問題が残るときのみです。少なくとも,気分変調性障害の症状がフルに出ているようなときに言えるようなことではありません。
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自身が診断を受けたことから,病気のことを知りたいと思い,本書にたどり着きました。というか,うつ病に関する本はたくさんあっても,気分変調性障害に特化した本は全然なかったのです…。メジャーな大うつ病よりも有病率が高いというデータもあるこの病気ですが,まだまだマイナーなのです。
私の場合,本書で取り上げられている,気分変調性障害に独特の考え方,感じ方,生きづらさは終始「あるある…」と納得できるものばかりでした。心の底から出会えてよかったと感じています。
まだまだ,「気分変調性障害は治療でき,回復可能だ」という考え方に100%納得がいくわけではありませんが,この本はこれからも大事にしていきたいと思います。
このマイナーな病気について,周囲の人の理解を得るのにも,本章はかなり役立つと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分に自信がなかったり、他人に気を遣いすぎて疲れている自分を自覚しているときに見つけた本。
自分の中で腑に落ちた、今後生きる上でヒントになった言葉を備忘録として残します(※ネタバレあり)
①
"自信はつけるものではなく感じるもの
自分を肯定する気持ちを感じられることこそが本当の自信につながる"
↓
自分を肯定する気持ち本当に苦手、、
でも、自信はつけようとか無いなとかそもそも思わなくて良いものだということが分かって安心しました。
②
"現在の自分はベストを尽くしてきた結果であり、決して努力不足などではない"
↓
周りにはよく努力家だねと言われるけど、
自分の中では努力しきれていないとずっと思ってた。
でもいざ振り返るといつも全力で頑張ってたな〜って
そんないつも全力な自分を認めてあげようと思いました。
③
"その人が持って生まれたものや今まで経験してきたことを通してみた時にその状況がどう言う意味を持つか"
↓
同じことを経験しても感じることは人それぞれ。
逆に言えば絶望的な状況でも自分がどういう意味を持たせられるかでその後の行動は変わってくるってことだよね
④
"取り組むべきは他人から○○と思われるのが怖いから本当はやりたいけれども我慢するというような方向ではなく、ああ、これが自分の頭の中にある他人の目なんだなと気づき少しずつ自分を癒していくという方向にある"
↓
何をするにも頭ではわかっているのだけれど○○と思われたらどうしようというブレーキが働いてしまってた。
でも"自分の頭の中"にある他人の目で、あくまで空想で、実像はそこには無い可能性がある。
いきなり今までの思考を変えるのは難しいけど、そういう思考になる傾向があることは自覚して受け入れていってあげようと思いました。 -
購入済み
わかりやすい
自分が感情的になった際の考え方だけでなく、感情的な人とどう向き合えばいいかがわかりやすく書かれています。水島広子さんの本はたくさん持っていますが、この本は1番のお気に入りです。
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ネタバレ水島広子さんの著書は久しぶりです。
こちらは読魔虫さんの本棚にあったので読んでみました。
身体感覚が危険を知らせるが、感情にも何かを知らせる機能があるということで、いろんな感情を章ごとに独立して紹介されている。感情の「役割」と「基本」を押さえて上手にどう「活用」したらよいのか取説のように指南書としてどこから読んでもよい感じ。
親友ノートに状況、相手の言葉、自分の気持ち、親友ならなんていうかという記載をしたり、自動翻訳機の活用も自分と相手を置き換えて客観的な視点になれそう。
「不機嫌なのは意識が今にないから、過去の何かを引きづっている状態、現在に頭を切り替える」ということを試してみよう。
「不機嫌な人には相手の領域を尊重する」という対応は実践できそう。
「罪悪感の自動翻訳機で、相手にどんな影響があるか、どんな気持ちか、相手を主役にして行う」というのも役立ちそう。
ポジティブ思考にとらわれない、自分のありのままの感情とどう取り組むか、直視して対処した方がその感情を手放せるとのこと。怖れずにやってみよう。 -
Posted by ブクログ
自分のあり方や価値観を大切にする事で自分自身を愛おしく思うことができる。というお話。
今までの自分は、「何をやってもどうせ上手くいかない」と仕事ややりたい事から逃げる生活を続けていました。
この本を読んで、「今はこれで良い」と思う事、「今に集中する」生き方をすれば良いことに気づき、気持ちが楽になりました。
また、何か失敗して凹んだり、未来の事で不安になったりしても「人間だから凹んだり、不安になることは仕方ない」と考える様にしようと思います。
本の中にはレッスンとして、本当の自信を感じるための具体的な方法も載っていますので、おすすめです。 -
Posted by ブクログ
●イラッとするのは外的刺激に対する自動防御反応。イライラはその感情を手放さず内にもち続けることからくる。我慢すると膨張する。
●「なんで?」「べき」論からくるイライラは、現実を受け入れられず、コントロールできない無力感。困っている感情。
●なんで?には「現実とはこんなもの」などとさっさと自分で答えてしまい、無力感を手放し自分主体でコントロールし自由になることもできる。
●自分に衝撃を与えた人を要警戒人物として扱うことは、ストレスを自ら生み出していることになる。
●決めつけは領域の侵害。人にはそれぞれ事情がある。それを無視し踏み越えてくのはイライラの原因。
●イライラは自分が損していることを表す感情だから、手放すと損するという思い違い。最大の損は自分自身の力が奪われる事
●「〜のせいで」という被害者モードは相手が主役。何よりも自分を中心に据えていたわり、被害を取り除き癒すことの方が最優先。
●現実に対し、なんで?と問い続けることは、分厚い壁に、変われ変われと自分の身体をぶつけてるのと同じ。いつか壁が動く前に、自分が傷んでしまう。常に満身創痍な損する体質。イライラして現実が変わることはない。
●相手から自分を主役にするには、無力な被害者をやめ、力ある主役になること。被害者返上。
●イライラは相手問題として考えているので、自分が主役でなくなり、無力な存在にし、自分の幸せを別の何かに委ねているとき。イライラしない方を選ぶ。
●相手を主語にして注意するより、私が困っているのでお願いと言った方が聞いてくれる。
●イライラは自分が困っている状態。何に困っているのか、被害について考え、解決のため主体的に動く。むずかる子供ではなく、自分の面倒を見る力ある問題解決能力の高い大人になる
●なんで?や自分のべきを客観視する。気温は暑過ぎるべきでない笑
●立ち直りに必要なのは自分の感じ方をまず肯定すること。とにかく全部肯定。それから善後策。
●衝撃に対する強さは、そもそも驚かないこと、本来あるべき状態の幅が広いといちいち驚かない。ま、色んな人がいるね。
もう一つは受けた時の対応上手。衝撃を認知し、自分を手当てできる人。
●相手のしたことは不適切。でもこれが現実ということは、そうなるに至った事情があるなだろうと、現実を受け入れるならなんで?のイライラはおさまる。
●大きな視野を持ち全体を見ることで、「本来あるべき状態」の幅を広げ、自分を守れる。「本来あるべき状態」を修正していくなかで、ま、これも一つの必然かな、色んな事情の人がいると考えられ、寛大にどんなことでも受け入れられるようになっていける。
●べきは、不安からくる。これ以上不安になりたくないから、物事はこの範囲内に収まって欲しいという願望。しかし、べきは、自分を守るどころか自分に損をさせる
●イライラは過去と未来にしかない。今に集中するなら、余裕が生まれイライラから解放される。人生は今の連続。
●相手の態度が失礼だと感じた時、そらは自分が失礼な扱いを受けたのではなく、相手が無愛想だっただけ。自分が侮辱されたと意味付けするその思い出し方によって、勝手に被害を拡大させない
●許せない相手には。
許せない!と思い続けることは、酷いことをした相手が去り際に、一生許さないボタンを押していっで、自分ではリセットできなくなっているロボットになってるのと同じ。相手がやっぱ許しでいいというボタンを押す=相手が反省して心から謝るなど、それまで許せない!とイライラして生きていくのは完全に相手に依存した無力な存在に徹していること。ただでさえ酷いことをさらたのに!つまり、許せない!という気持ちは、自分にとって踏んだり蹴ったりを強いていることになる。
●どうせ…も決めつけ。過去の衝撃からの防御反応。でも長い目で見た時に、そのどうせが自分のメリットになることをも遠ざけてしまうことになるなら、今に合わせて少しずつ修正をした方が得。
●やらされてる感はイライラのもと。自分がしたいからやるという目的をもてば主役になれる。我慢ではなく美意識を持つ。
自分はやりたいからやっているという感覚を持つとら自分で選んでいることになり、相手の反応がどうであれ、感謝されなくて衝撃を受けたとしても自分をいたわりつつ、イライラしなくなる。私はやりたいからやっただけ。やはり大人として、こういうふうに生きていきたいという清々しさは自分に安定した大地となる。
●自分が住む環境を自分好みにコントロールしたいくのは可能。
●イライラを手放すのは中毒になるほど快感。イライラをどうすべきかという次元ではなく、なんだ、自分を縛り付けるものなんて何もなかったと、自分を解放しのびのび広がる人生を感じるられるのは力ある主役。
●口論になった時、目的は戦って勝つことではなく、違う事情を持った者同士の折り合いの場と考え、うまく折り合いをつけることに集中する。謝ることは、綱引きから自分がまず手を引くこと。相手は勝負にならない。張り詰めた綱引きから自分からスッと手を離すのは快感。過去やどうせに支配されず.今と目の前の相手に気持ちを伝えれば成果がある。
●どちらが正しいかを決めることには意味がない。人にはそれぞれの正しさがあるから、決着をつける必要はない。
●謝って相手が許してくれなくても、それは相手の問題。回復に必要なプロセス。そもそも許してもらうために謝るのではなく、自分のこととして謝りたいという気持ちから。それを許してと相手に迫って相手の許しのペースをみどしたり、許してもらうために自己正当化をしたり、許してくれない相手にイライラしたり…お互いに被害者モードを加速するなら未来はない。まず自分がそのモードから抜け出すこと。
●べきは百害あって一利なし。
●寛大な人ほど、現実に対して強い人はいない。
●イライラで相手をコントロールするのではなく、私が困っているので助けてと言える方が幸福。
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Posted by ブクログ
対人関係療法の日本における第一人者、水島広子先生の本。
摂食障害についての書籍を探している時に水島先生の本に出会いました。
摂食障害、アダルトチルドレン、毒親、PTSD、自己肯定感や自尊心等、対人関係の中で自分がぶつかる壁を越えるのに支えになる書籍が多いので、そういったテーマで探している方にはおすすめの著者です。
この本は自尊感情の高め方について9ステップで書かれています。
成果ありきの自信ではなく、環境や状況に左右されない揺るがない自信を持つにはどうしたらいいのか…?
難しいことは書かれていません。
分かりやすく、実践しやすい内容です。
成果主義の社会では自信を失いやすい、自尊心を失いやすい中で、この心の持ち方は頼もしい考え方だと思います。
また子育てにも応用できると思います。
子どもに揺るがない自信を持たせるための心のあり方、言葉かけに役立ちました。
子育て中のママに、働くパパに、自信が持てない、自尊心が持てないと悩める人すべてにおすすめです。