水島広子のレビュー一覧
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臨床の視点から良く整理された本だと思う。ただ前提が神経症水準に近い人向けというか、やはり一般向けといった感じで、境界例水準以下のクライエントにそのままを当てはめるのは少し難しい印象を受ける。
しかし毒親の問題を愛着スタイル、ASDの側面から捉え直してある点はとても分かりやすい。個別の事例による配慮は必要だが、大枠として捉えておくには十分だ。心理教育で採用しても良いかもしれない。
親の話だけでなく、配偶者、子どもで悩む人にも応用可能な可能性を十分に秘めている。
自分のやっていることの不備も良く見えた気がする。
48時間の限界、これはとても重要な知見だ。
「48時間の限界」とは、毒親との関 -
Posted by ブクログ
ベスト&ロングセラー『それでいい。』の続編登場!「水島先生、人と関わることで一番大事なことは何ですか?」「人間関係で一番大事なことは、人の話を“聴く”ことです。」“人の話を聞くのがニガテ”な漫画家・細川貂々が、水島広子に“精神科医の聞く技術”を教わりに行く、体当たりの成長物語。疲れない聞き方、ムカッ!を手放す聞き方、あります。
人間関係の築き方で大事なのは、人の話を聴くこと。だが、相手の愚痴を聴くことが自分の負担になったりすることは、相手の話を聴くことが苦痛になってしまう。
水島広子さんが提唱する話の聴き方は、「アティテューディナル・ヒーリング」という自分の心の姿勢をベースにしたもの。「アティ -
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子供の保育園にある大人向け図書シリーズ。
今回のテーマは自己肯定感。自分を好きになるとか自信をもつとかそう言った印象が強い「自己肯定感」だが、そうすることはかなり難しい。本書では、相対的に手軽に取り組める「リスペクト」を推薦している。要するに、他者を、世界を、「ありのまま」に受け入れて尊重すること。自分の価値観をおしつけて、こうあるべきという思いを捨てる。
見かけのつながり、というのは興味深い言葉だった。SNS時代にたくさんのフォロワーやいいねを求める我々は、数という形だけのつながりに囚われがち。心のつながりってのは数では表されない。
あと、自分と他人の領域を区別して、自分の領域内で話すという