あらすじ
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なんで自分は普通にできないんだろう…。いろんな“苦手”は、「非定型」からきている?! 「非定型発達」と診断された漫画家・細川貂々。それはいわゆる病名のつく「発達障害」ではないが、日常さまざまな生きづらさを抱える「グレーゾーン」だった。意外に身近で気づかれないその特質を、「対人関係療法」の第一人者で精神科医の水島広子が、数多の臨床経験から解説するコミックエッセイ。シリーズ10万部。
感情タグBEST3
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私も非定型のような所があり、悩むことも多かったけど、聞き役に徹する、相談役を見つけるなどためになるものがあった。自分は人と違うかも、発達障害かもと考えてるひとに
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「親が非定型発達である」ということに大人になってから気づいたわたしが、親を理解するためにカウンセラーさんから勧められたのがこの本だった。
この本のおかげで普段親が辿っている思考が分かった分、疑問と怒りが少しだけ減った感覚があった。
また、非定型発達者・定型発達者・精神科医という3つの目線があり、どの立場も尊重している点もすごく良かった!そのおかげで、自分が親のことを理解するだけでなく、親にも自分のことを理解してもらうことができた。
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『ツレがうつになりまして』の作者でも知られる細川貂々さんが、精神科医であり対人関係療法の第一人者である水島広子さんとの対話の中で、非定型発達について描いているコミックエッセイ。
細川さんがご自身が感じている「生きづらさ」を語っていき、それに対して水島さんがその気持ちを解きほぐしたり、解説したりしていくという流れ。
私自身、ADHDグレーゾーンの診断を受けている。
全てではないし、細川さんほど強くは感じないが、細川さんの悩みに共感できた。
そして、水島先生の解説で「そういうことなのか!」と膝を何度も打ちながら読み進めた。
「人への興味は薄いけれど、物への興味はある」
そうなんだよね。
水島先生の解説でも取り上げられているが、うつ病や摂食障害などの二次障害の原因を掘り下げていくと、非定型発達の生きづらさやストレスであることが多いという。
「普通になりたい。でも、なれていない」と感じている人、「生きづらさ」を感じている人にぜひ読んでほしい。
もしかしたら、光が見えるきっかけになるかもしれない。
Posted by ブクログ
周りの人がグレーゾーンの診断を受けたことがきっかけ。
自分自身もそうかもしれないなと思うところがあった。
非定型も定型もどっちもの話が出てくるから違いが分かりやすく、対処法も分かりやすかった。
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心に響く曲、華麗な演奏、迫真の演技、極上の料理、勇壮な景色。場は静まり、感動に浸る。そこに思いもかけぬ言葉が発せられる…雰囲気を壊す。顰蹙を買う。冷たい視線を受ける。トラウマになる。何故、他人と違うのか。できない。合わせられない。いつしか人を遠ざける。…報道しない自由。仕組まれた感動。異論反論は野暮。意図的に誘導しようという演出。世の中を衰退に導く。…あいまいが苦手。ifの話が苦手。嘘がつけない。ルールに厳しい。違って感じて場を壊す。それが流れを変える。非定型こそ大事な時代。空気が読めない。それでいい。
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非定型の貂々さんのことを例えとして、定型と非定型についての説明がされていて、とてもわかりやすかったです。
「解説者を作ること」が大きな収穫でした。
私も過ごしやすいと感じる場には「解説者」になってくださる方がいるな、と気付きました。(私は診断は受けていませんが、本書を読むと非定型寄りだと感じます)
伝え方がやわらかで親切で、安心して読める、「非定型」の本でした。
Posted by ブクログ
以前読んだ「それでいい」の続編、というか、今回はより非定型発達について掘り下げる本。これを読んでみると、元夫はやはり自閉スペクトラムなんだろうな…と思う。
ただいくら自閉スペクトラムと言えど、パートナーである私を傷つけていい理由にはならないし、私は自分と子供が傷ついてまで一緒にいることを選ばなかったので、あとは彼がどうするかだ。正直もう興味ないけど…。
作者はパートナーの方が本当に素敵だなと思う。男性が定型で包容力があるタイプで女性が非定型だとうまくいくけど、男性が非定型で女性が定型だとカサンドラ症候群になるっていうのもその通り過ぎて面白かった。
Posted by ブクログ
私は非定型と診断されてはいないけれど
いくつか当てはまる部分もあって、その出来事一つひとつに対してどう対処していけばいいのか細かく書いてあって参考になった。
よく普通になりたいと私も思うけれど、犬が猫になれないように非定型が定型になることも非定型は先天的なものだからなれない。それなら非定型ということを受容し、どう生きるか模索することが大切なのかなと思った。
非定型の方だけでなく、定型でも非定型の部分を持ち合わせている方も、定型で非定型の方との関わり方が分からない方にもおすすめの1冊。
Posted by ブクログ
発達障害ではないけど、生活がしんどいと感じている人たちは非定型発達として、
どんな特徴があるのか?
うまく生活していくためのコツ
などを紹介している本
気が楽になりますね
Posted by ブクログ
発達障害の診断はつかないグレーゾーン=非定型発達の話。
自分には、当てはまるところと当てはまらないところがあった。
自分が非定型発達かどうかにこだわらず、参考になるところだけ参考にしたい。
Posted by ブクログ
編集さんと水島先生が
細川さんのグレーゾーンに生きづらさを
定型の人の立場でどう感じるのか
というのが書かれているのがいい
定型と非定型の
両方の目で
え そんな風に感じるの
という新しい発見があります
そういう意味では
非定型の方が 似通った部分を見つけて
私と同じ と思うこともできるし
関りのある人の ちょっと理解できない部分を
わかるきっかけになると思います
Posted by ブクログ
発達障害とまでいえないグレーゾーン、非定型のひとについてのとっつきやすい本。
てんてんさんがその非定型ということで、当事者と支援者の双方の考えを漫画でさらさらと読めるのが心地よい。
結局は本人の自覚と対処意識なんだと思うけど、そこに至るまでの道筋が簡単な人と難しい人がいるよなぁと思う。
Posted by ブクログ
自分は自閉症スペクトラム障害と診断され、心療内科に通院しています。
『非定形』という新しい言葉を知って読みたくなりました。
漫画でとても解りやすく、なるほどと思った。
自分も生活や仕事に支障無いグレーゾーンなので、自閉症とかASDとか単純に言葉だけで怖がらないで欲しい。
自分はマルチタスクな仕事をしているし、定形が多いと言っても、非定形にも色々なタイプがいるので、その人の病気ではなく個性として扱ってほしい。
といっても、世の中色んな病気が解って病名がついているのは良いのか悪いのか解らない。
親世代とかは精神的な病気とか知らなかったり世に出回ってなかったり、それを検査することがなかったから、自分が遺伝って言われたらどうしようもない。
治せるものではないし、結婚とか子供とか正直望んでるけど諦めの気持ちが強くなる。