水島広子のレビュー一覧

  • 「毒親」の正体―精神科医の診察室から―(新潮新書)

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    子どもから見た「毒親」という存在はただ恐ろしく理解し難い生き物だが、ではどうしてその親は「毒親」になったのだろうか?そこには様々な理由があり、また理由なく「毒親」となる親はいない。親が「毒親」になってしまった理由から対応の仕方を考えることで関係が改善することもある。(発達障害、不安定な愛着スタイル、病気、トラウマなどがあげられている)
    また、親の事情を理解することで自分と親を切り離して考えることができるようになり、心の安定を得ることができるという指南。
    毒親告発が流行り多くの人が毒親という存在に注目しているなかで冷静に毒親の毒親たるゆえんを分析しているのが興味深く、また現在毒親に苦しめられてい

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    2022年03月01日
  • 女子の人間関係

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    女は社会的に選ばれる性である、だから選ばれない事に傷つく。
    選ばれるために比べたり、敵味方を作ったり、群れたがったり。
    そう書くと女って面倒くさい。「これだから女は」って言われてしまうのも頷ける。でもやっぱり自分は女だなと思った。
    私も結構「女」度が高い。選ばれたいし選ばれないとモヤモヤするし、すぐ比べたがるし、マウントとるし。
    この本ではそんな女度が高い人とどう接するかが状況別に詳しく書かれている。私は自分が女度が高いと自覚あるので女度の下げ方も書いてありますが、ほんの少しなのがちょっと残念。

    仕事は仕事、ママ友はママ友、選ばれなくてもその状況に応じた対応を淡々とすれば良い(職場なら仕事だ

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    2022年02月26日
  • 自己肯定感、持っていますか?(大和出版) あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法

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    その人にはその人の事情がある、と考えることを意識するようになりました。まだまだ出来てない時も多いですが…。

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    2022年02月20日
  • 「対人関係療法」の精神科医が教える 「怒り」がスーッと消える本(大和出版)

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    親身で丁寧で良い本だった。会社ですぐ怒ってくるあの人も困ってるのかな。被害者モードに陥らず怒るかどうかも含めて自分で決められるようになろう。

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    怒りを感じるから状況や自分を(ここが相手を、でないところがポイント)変えることができる。
    他の人の事情はわからないし、ひとに変わることも強制できない。自分が相手に何を期待しているかを自分で理解したうえで、要求ではなく依頼する。
    怒ってる人は困ってる人。線引きをして、被害者モードにならない。ストーリーを手放すために、被害に遭ったといえるほど証拠ある?と考えてみる(証拠が固まったら怒ろう)

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    2022年02月17日
  • 誰と会っても疲れない「気づかい」のコツ 対人関係療法のプロが教える

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     相手を良い状態にしてあげるのではなく安心を与えてあげる、というところにハッとしました。良い方法を提案しても何時までも実行しない相手にヤキモキしていたのです。相手の領域に入り込んでいたのですね。
     傷つき易い人は確かに周囲が腫れ物に触るように扱っているが、注意しずらい人には自分に非があるように伝える。。。ですか。。図図しく横暴なのに傷つきやすい、なんていうのは手に負えない上に自分に非があるように伝えるって余程気を遣わなければならないって事ですよね。大変。
     苦手な人には挨拶するだけでもそれだけで気遣いということだったのでそれでやり過ごすしかないです。
     全ての人には事情がある。皆が「全ての人に

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    2022年02月13日
  • やっぱり、それでいい。 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法

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    ⭐︎4.5

    人の話を聞いて自分と比べて勝手に落ち込んだりすることが、毎回ではないけどよくあったので、本書を読んでしんどい聞き方をしていたのだと目から鱗でした。
    以下が特に印象的だった箇所↓

    「相手が話している時に、現在に集中すること。コツは大きく2つ。
    1つは、相手が話してくれてる時に思考が浮かんで来たらそれを脇におく。何度でも繰り返し、相手の話よりも相手の現在を聴くという感じ。
    もう一つは、相手の話を「問題」としてとらえて解決しようとしないこと。人は安心できる環境を与えられると、自ら前進していくのです。決めつけたり変なアドバイスをすると自己防御したり反抗するので、前向きな変化を妨げます。

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    2022年02月13日
  • 10才からの友だちとのつき合い方 (大人だって本当は知らない)

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    精神科医監修による、友達関係でのもやもや解消術。

    「横(周囲や友だち)でなくて、縦(過去や今の自分と将来の自分)の比較をしよう」とか、「「いじめ」はいじめる側の問題だよ」というメッセージが好き。

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    2022年02月08日
  • 空気が読めなくても それでいい。 非定型発達のトリセツ

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    私は非定型と診断されてはいないけれど
    いくつか当てはまる部分もあって、その出来事一つひとつに対してどう対処していけばいいのか細かく書いてあって参考になった。
    よく普通になりたいと私も思うけれど、犬が猫になれないように非定型が定型になることも非定型は先天的なものだからなれない。それなら非定型ということを受容し、どう生きるか模索することが大切なのかなと思った。
    非定型の方だけでなく、定型でも非定型の部分を持ち合わせている方も、定型で非定型の方との関わり方が分からない方にもおすすめの1冊。

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    2022年01月31日
  • やっぱり、それでいい。 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法

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    人の話を聞きながらあれこれ考えていた私。
    そして、考えることに疲れ、相手の言いたいことよりもよい話、有益な時間にしないとって思っていた。
    しかし、違った。自分に浮かんできた感想や考えは、一旦横に置く(これが大事)。ただ聞けばいい。
    なんて楽なの。楽なのに、相手にとってもいいなんて。これを実践するようになったら、アレコレ考えて言えなかった言わないといけないことも嫌味なく言えてるような気がする。読んでよかった。

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    2022年01月23日
  • イライラを手放す生き方

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    自分でもわかるぐらいイライラしてしまって、みっともなく怒って、謝って、こんな状態周りの人に暴力をふるっているのと同じだと思う(特に息子)。どうにかしたくて、読んだ。
    結論としては、べきを手放して、自分を被害者モードから脱すること。
    一つ目、周りの人の事情は分からないわけだから、こうあるべき、とは思わないこと。二つ目、こんな目にあっている被害者だ、と思わず、場の主役を自分にして、どうする?いつまで怒る?気持ち切り替える?折り合いつける?笑ってみる?など、イライラを手放す決意を固めよう、と思った。
    具体例が豊富で読みやすかった。

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    2021年12月16日
  • それでいい。 自分を認めてラクになる対人関係入門

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    ネタバレ

    漫画でさらっと読めた。
    私はてんてんさんほどネガティブクイーンではないけど、水島先生のお話が優しくて、読んでいて泣きそうになった。

    ネガティブな感情をネガティブにとらえない。
    そういう育てられ方をしてきたのだから、今の思考が生まれるのは当然。それでいいと認める。

    この考え方を私も心に留めて、自分を大事にして生きたい。

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    2021年12月02日
  • 「他人の目」が気になる人へ~自分らしくのびのび生きるヒント~

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    他人ばかりを気にしている自分を
    一度冷静に客観視させてくれる本。

    文章も優しく、他人の目が気になる原因をわかりやすく解説してくれている。

    表紙にも書いてあるように
    のびのび生きるヒントを与えてくれるような温かい本です。

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    2021年11月30日
  • 「自分の居場所がない」と感じたときに読む本

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    ◯居場所がないと感じたらまずは自分から居場所を与える。

    ◯居場所の与え方は相手の話を評価せずにただ聴くだけ。アドバイスは上下関係生まれるしいらない。そうすると相手も居場所与えてくれる。

    ◯併せて今の自分を認めてあげる。本当の自分を探しても、今の人生の延長線上にしかない。

    ◯自分の心が安らかであれば居場所気にならなくなる。自分の心が安らかどうかを気にする。

    ◯自分が「なじみにくい」と感じているように、 相手も「どんな人なのだろうか」と様子を見ているのかもしれない。

    ◯責任の所在を明確にして、自分のできることをやる。

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    2021年11月28日
  • 自己肯定感、持っていますか?(大和出版) あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法

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    今まで読んだ自己肯定感を上げる本とは、
    ちょっと切り口が違ってて、
    これならできそうかなって思えた。

    決めつけではなけ、相手にも事情があるんだね。

    ということに気づくこと。

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    2021年11月28日
  • プレッシャーに負けない方法

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    自分自身を大切にすることがまず大事だということがよくわかる本
    今はこれで良いと前向きに考え、マイナス完璧主義はやめることで楽になる

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    2021年11月22日
  • 空気が読めなくても それでいい。 非定型発達のトリセツ

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    発達障害ではないけど、生活がしんどいと感じている人たちは非定型発達として、
    どんな特徴があるのか?
    うまく生活していくためのコツ
    などを紹介している本

    気が楽になりますね

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    2021年10月20日
  • つい、「気にしすぎ」てしまう人へ

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    突飛なことが書かれていない。当たり前のことを当たり前にする内容。
    認知の歪みを直す入門書。
    人生を難しく考えて立ち往生している人にオススメ。

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    2021年10月15日
  • 空気が読めなくても それでいい。 非定型発達のトリセツ

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    発達障害の診断はつかないグレーゾーン=非定型発達の話。
    自分には、当てはまるところと当てはまらないところがあった。
    自分が非定型発達かどうかにこだわらず、参考になるところだけ参考にしたい。

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    2021年09月01日
  • 空気が読めなくても それでいい。 非定型発達のトリセツ

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    編集さんと水島先生が

    細川さんのグレーゾーンに生きづらさを

    定型の人の立場でどう感じるのか

    というのが書かれているのがいい



    定型と非定型の

    両方の目で

    え そんな風に感じるの

    という新しい発見があります



    そういう意味では

    非定型の方が 似通った部分を見つけて

    私と同じ と思うこともできるし

    関りのある人の ちょっと理解できない部分を

    わかるきっかけになると思います

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    2021年08月17日
  • やっぱり、それでいい。 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法

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    「話を聞いてるようで実は聞いてないって、こういうことか」と理解できた。
    他にも様々なポイントがあったが、個人的に最も印象に残ったポイントはここだった。

    自分が話す時こういう状況はイラッと感じるのでよくわかるが、自分が聴く側の時はちゃんとできているだろうか。意識して聴くようにしたい。

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    2021年07月07日