水島広子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私たちはなぜかくも問題を複雑にしてしまうのだろうか。意識的にならなければ、パートナーとの関係は深まらないのだ。実践的な本でした。
・不安を汲み取る。そのために、言葉にする。
・攻撃ではなく、自分が困っていることを話す。
・攻撃すると、防衛本能から人は頑なになる。
・「完璧な妻 対 ダメ夫」から「強迫観念に苦しむ不安に苦しむ妻 対 支える夫」に。
・決まった時間にお互いが話し合いに集中する。ダメなときもキャンセルではなく、リスケする。
・過去の話の時も今に注目。
・離婚後の子どもへの悪影響は、パートナーだった人との関係が悪いままで続いているかどうかだけが関わっている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレコミュニケーション上手にならなきゃ!!という強迫観念にとらわれた心をほぐしてくれる1冊。
これ読んだだけじゃ自分のコミュニケーション力は変わらないけど、肩の力が抜けて会話がラクになったのはありがたい。
私的気付きはおおまかに以下5点。
・盛り上げ上手=コミュニケーション上手という考えを手放す。自分の個性に合ったコミュニケーション能力を磨けばいい。
・目的を持ってコミュニケーションする。「必要がないなら話さなくても良い」と思ってみる。
・コミュニケーションは自分と相手の領域を意識。話す時は基本は自分の領域内を心がける。無意味に相手の領域に踏み込まない(不信感に繋がる)。
・自分の弱味 -
Posted by ブクログ
ネタバレいきなり自分を好きになろう!とするのではなく、まずは他人に対する見方を変えて、ありのままを受けいれ、リスペクトする。
他人をリスペクトできると、自分も良い感じを抱け、自分自身もリスペクトできるようになるという流れ。
・意識しようと思ったこと
相手にも「何か事情があるのだろうな」と考え、
相手の「ありのまま」を受け入れる。
評価も条件もいらない。
決めつけは相手の領域を侵す。
自分を主語にして、自分の気持ちを話すことで、相手の領域を侵さず、リスペクトを示す話し方となる。
否定→〇〇したいが減る→自分が本当はなにをしたいかわからなくなる。
「べき」ではなく、「したい」で動く!
「ダメだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ本業ではないのですが、新しい環境にうまくなじめず、思春期以来の「居場所のなさ」を感じています。
それをきっかけに読んでみましたが、著者の体験談も踏まえての話なので、とても参考になりました。
「自分だけじゃなくて、どんな人でも居場所のなさを感じるものなんだな」という気持ちを持てました。
居場所のなさを、自分の心の中の問題としてとらえているのですが、周囲に居場所を作ろうとするよりも、居場所のなさを感じる心をどう変えていけば楽になれるのか、ということを話しているので、本書で話されている「目標」を意識したり、逆に他人に居場所を与えたり、ということを意識してやってみたいと思います。