水島広子のレビュー一覧

  • 女に生まれてよかった。と心から思える本
    好きな本です。女性論はフェミニズムの立場から語られることが多かったと思うのですが、この本はそうではありません。著者の精神科医の立場から何故女性は女性としての立場を選ばされるのか?と素朴に訴えかけています。「女子力」というのが「商品力」と同義であるというのに目からウロコの衝撃でした。女性は商品ではない...続きを読む
  • 対人関係療法で改善する 夫婦・パートナー関係
    私たちはなぜかくも問題を複雑にしてしまうのだろうか。意識的にならなければ、パートナーとの関係は深まらないのだ。実践的な本でした。

    ・不安を汲み取る。そのために、言葉にする。
    ・攻撃ではなく、自分が困っていることを話す。
    ・攻撃すると、防衛本能から人は頑なになる。
    ・「完璧な妻 対 ダメ夫」から「強...続きを読む
  • 「毒親」の正体―精神科医の診察室から―(新潮新書)
    毒親の正体のひとつに発達障害の可能性という本。
    うわーそうだったのか、というびっくり感。
    あるある大事典みたいだった。
    読後自分がすっきりするかというとそれは別で
    新しく知ることができた「あきらめ」も考えに入れつつ
    やっぱりこつこつ回復の道を辿らないといけない。
  • その不安、ニセモノではありませんか?(大和出版) 「決められない」「自信がない」「人間関係がしんどい」あなたに
    この本を読んで思ったのは病気をしてからいつも何かを想像して恐れていた。だから不安になった。リスクを考えるのが癖になっていた。この本のおかげでそれに気づいた。
  • プレッシャーに負けない方法
    完璧主義、「〜すべき」が膨れ上がって苦しい人にぜひ進めたい本。自己肯定感の上げ方を教えてくれるし、何より分かりやすい。
    特に「まし」を「増し」と考えるというのは、マイナスの完璧主義に陥っている人には良い助けになるのでは。
    水島先生の本は分かりやすくて好き。
  • 誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツ
    コミュニケーション上手にならなきゃ!!という強迫観念にとらわれた心をほぐしてくれる1冊。

    これ読んだだけじゃ自分のコミュニケーション力は変わらないけど、肩の力が抜けて会話がラクになったのはありがたい。

    私的気付きはおおまかに以下5点。

    ・盛り上げ上手=コミュニケーション上手という考えを手放す。...続きを読む
  • 「対人関係療法」の精神科医が教える 「怒り」がスーッと消える本(大和出版)
    各章ごとに「まとめ」があり、読みやすく、振り返りやすい本でした。

    ちょうど「怒り」を抱えた状態で読み始めたのですが、読み進むにつれて、ふわーっと緩み、ほどけ、主体性を取り戻す感覚を味わうことができました。

    水島広子先生の本、私には向いているようです。
    他の本も読んでいこうと思います。
  • 上司・友人・家族・ご近所… 身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本(大和出版)
    攻撃してくる人は困っている人。不安な人。だから攻撃された!と感じる自分の気持ちを改革できる本。顔色を読まず、言葉で伝えてこない事はなかった事にする、という記述にも共感した。
  • 自己肯定感、持っていますか?(大和出版) あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法
    いきなり自分を好きになろう!とするのではなく、まずは他人に対する見方を変えて、ありのままを受けいれ、リスペクトする。
    他人をリスペクトできると、自分も良い感じを抱け、自分自身もリスペクトできるようになるという流れ。


    ・意識しようと思ったこと

    相手にも「何か事情があるのだろうな」と考え、
    相手の...続きを読む
  • 「いつも忙しい」がなくなる心の習慣
    いつも忙しいは、不安感が根底にある。強迫神経症。焦る気持ち、できていないと感じる心。メリハリをつけ、今に集中する。とりあえずとりかかることを繰り返す。うまくいかない時は、疲れている時と認識する。やることを最低限に絞り込むこと。自分の能力に合わせて相手の気持ちに合わせない。自分の事情を話して断る。自分...続きを読む
  • その不安、ニセモノではありませんか?(大和出版) 「決められない」「自信がない」「人間関係がしんどい」あなたに
    不安を感じる時とは、他人の幸せに対しての衝撃、新しいことをするとき、相手にどう思われているかと考えるとき。強迫観念に支配されている不安は、ニセモノ不安。主観的な判断から客観的な評価(アセスメント)にかえる。不安に対する対処は、自分が相手にできることを考える。異なる意見を認める。自分を卑下せず肯定的に...続きを読む
  • 「自分の居場所がない」と感じたときに読む本
    聴くことに集中して今を生きる。相手の話をジャッジしない、話を尊重して聴く。人の信念や行動を変えようと考えない。自分の感情をさらけだすこと。一人一人をかけがえのない存在として尊重する。大切なのは一人一人のプロセス。今の自分を認めること。人が変わる時、その人の状況が整ったとき。人間は多様である。
  • 怒らないですむ子育て~そのイライラは手放せます~
    この本は、自分の気持ちを抑えることなく子供に接するという点がいいな。イライラした時の考え方を学ぶこと。子育てで悩む多くのお母さん方に読んでもらいたい。
  • 「他人の目」が気になる人へ~自分らしくのびのび生きるヒント~
    他人の評価は、決めけ、押しつけという暴力的な要素があり、これに振り回されていたら安定して生活できない。評価は、一時的なものであり主観的なものであることを認識すること。ありのままの自分を認めてもらうこと。現在の自分は、これまでベストを尽くしてきた結果なのだから。今はこれでよいという気持ちが大切。評価し...続きを読む
  • 対人関係療法でなおす 社交不安障害 自分の中の「社会恐怖」とどう向き合うか
    社交不安障害に対する対人関係療法のエッセンスが理解できた。病気として受け入れ、コミュニケーションをとるやり方を教えることが治療につながる。相手と自分の教会をはっきり区別できるように指導すること。
  • 大人のための「困った感情」のトリセツ(大和出版)
    診療内科の医師から勧められて読みました。
    認知の歪みや感情に気づく上で、どう消化するのかという点で参考になりました。最近瞑想を始めているので、気づきの瞑想と組み合わせてみると良いような気がしています。例えば怒りを捉えたら何に困っているのかについても気づくとか、避けて通れない不安だとか、気づきを深める...続きを読む
  • 「対人関係療法」の精神科医が教える 「怒り」がスーッと消える本(大和出版)
    怒りが起爆剤となってがんばれるときもあるけど、自分にとってはかなり疲れるのでどうにかしたいと思って手に取りました。

    書いてあることはどこかで読んだことがある内容もちらほらあるかもしれませんが、
    「怒りを抑える」ことにフォーカスされててよかったです╰(*´︶`*)╯♡


    よいのは「怒りによって損な...続きを読む
  • 「自分の居場所がない」と感じたときに読む本
    本業ではないのですが、新しい環境にうまくなじめず、思春期以来の「居場所のなさ」を感じています。
    それをきっかけに読んでみましたが、著者の体験談も踏まえての話なので、とても参考になりました。
    「自分だけじゃなくて、どんな人でも居場所のなさを感じるものなんだな」という気持ちを持てました。
    居場所のなさを...続きを読む
  • 対人関係療法で改善する 夫婦・パートナー関係
    様々なケースが書かれていましたが、私の場合男女逆のパターンでイライラしがちな人の気持ちが分かったような気がします。
    その他、様々な性質の方について、過去にいろいろあったのかもしれない、などという考えが良いと思いました。
    言わなくても分かると思っている人や、きちんと話をしない人はまず読んでみて欲しいで...続きを読む
  • 「むなしさ」を感じたときに読む本
    クライエントの簡単な質問に答える形で書いていて、その質問が自分にピンと心当たりがあるものだとぐっと親近感を感じることができた。