水島広子のレビュー一覧

  • 「心がボロボロ」がスーッとラクになる本

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    心がぼろぼろになることについて、衝撃という概念を使って説明されており、参考になる内容だった。ポジティブ思考や前向きに考えることを否定し、マイナスの感情を感じ尽くす、愚痴を言うという思想が新鮮だった。今に集中する、相手の問題と考える等アドラー心理学と重なる内容もあった。
    自分は他人の目を気にして「評価される対象」という立場にいたので、これからは自分の目で見て、自分で自分の価値を決める「感じる主体」でありたい。
    衝撃を受けて悩んでいるときに、この本を読んだが、 本書の言う通り衝撃によって人生を支配されたように感じた 。 前向きに考えようとしたり、気持ちを切り替えたりしようと思っていたが 、今のマイ

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    2020年09月20日
  • 対人関係療法でなおす 社交不安障害 自分の中の「社会恐怖」とどう向き合うか

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    社交不安障害の全容と対人関係療法を行うメリットについて理解することができました。認知行動療法のような宣言的な修正に注力することより、リアルな関係性を重視して実体験から思考を修正するというところに治療の効果の違いを感じました。

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    2020年09月12日
  • 上司・友人・家族・ご近所… 身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本(大和出版)

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    「攻撃してくる人は困っている人」と自らの認知を補正することで、自らの心持ちを変えて安定させるというもの。
    やり方は悪くないし、有用だろう。
    ただ、そのことに特化した一冊だから、内容としては薄い。

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    2020年09月06日
  • 小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ(大和出版)

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    本当の自信は成果(DO)ではなく、あり方(Be)であるという切り口から、あり方の自信の大切を説明する。
    ・自信がない人
    →成果だけでなく、自分の価値も低いと感じる。
    他人の評価や意見を気にする。
    人に評価してもらって始めて自分の存在を感じられる。
    自分の気持ちを押さえる=自分の気持ちが分からなくなる。

    【成果の自信(DO)】
    状況次第で簡単に折れる 。(他人の評価は相対的なものだから。)
    人からの承認を必要とする。
    「~べき」や 「自己イメージを上げる」悔しさ(相手を見返す)はDOの自信。
    自分はダメだと自虐的に追い込む=今に集中できていない。

    【あり方(Be)の自信】=自己肯定感。今

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    2020年09月06日
  • 臨床家のための 対人関係療法入門ガイド

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    なかなかロールプレイまでは一般外来で出来ないけど、患者さんと周囲の人とのズレを浮き上がらせて、それに対してどう取り組むかが分かってきます。いい本です。

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    2020年08月26日
  • 「毒親」の正体―精神科医の診察室から―(新潮新書)

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    カッコ付き「毒親」の解説。とくに発達障害をもつ人が子育てする時「そこで何が起こっているのか」の解説が分かりやすく、その困難を想像できる。

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    2020年08月23日
  • 小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ(大和出版)

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    ネタバレ

    サクサク読めるので甘く見ていたが、結構いいこと書いている。仕事に活かせそう。
    今に大切するマインドフルネスがデイケアなどで提供される理由もわかった。

    せっかくなので、わたしのありたい姿も残しておく。

    ・わたしは、強いではなく柔らかい心でありたい
    ・わたしは、人の願いに寄り添い、変化を喜べる人でありたい
    ・わたしは、自分自身も知らないことを学び、変わりたいと思うことを忘れないでいたい



    ☆DOの自信
    成果による自信は状況に左右される。評価によっても左右されるが、そもそも評価自体が評価者によっても変わるような不安定なもの。

    ☆BEの自信
    自分のあり方や姿勢(〇〇でありたい、〜したい)に対

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    2020年08月01日
  • 「毒親」の正体―精神科医の診察室から―(新潮新書)

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    自分の親を毒親と認めるのがまず難しい。
    だけれど、やはり読み進めると当てはまる所も多くて納得したし、勉強になった。
    親が発達障害という場合も多いそう。そう思うだけで救われる方も多いと思う。
    まずは自分は悪くないという事。何か親に言われても、それは親の問題であって、それと自分とは関係がないという事を理解する。その上で自分の人生を選択していく事が大事。

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    2020年07月11日
  • 大人のための「困った感情」のトリセツ(大和出版)

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    THE感情の女なので、感情に振り回されがちだけど、感情も用法容量守って適切に活用しよう!って思えた 結局感情はありのままそのまんま素直にぜ〜んぶ感じきれば良いんだ〜て感じだし、人は人、俺は俺、相手の領域と自分の領域をしっかり大切にすれば良!職場でも不法侵入してくんなや!ってよく腹立つけど、「あなたはそう思うんだ、へえ、了解。」って今後もやろ〜っと。

    〜まとめ〜
    感情は自分を守るために働くもの!本来の目的で活用しよう!
    怒り:困っている
    不安:安全が確保されていない
    不機嫌:今は本来の自分ではない
    悲しみ:何かを失った
    悔しさ:あったかもしれない可能性を失った、自分の尊厳が傷つけられた
    寂しさ

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    2020年06月21日
  • 上司・友人・家族・ご近所… 身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本(大和出版)

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    ●相手は単に脅威と感じるから攻撃してくるのだ
    原則:攻撃してくる人は困っている人。攻撃を攻撃ととらえれば傷つくだけ。攻撃してくる人は衝撃を受けた被害者と見れば余裕が生まれる。
    ・脅威1:相手の敷地に踏み込んでいる。詮索や干渉。媚びも相手の反応のコントロールで不愉快。
    ・媚び2:責められていると感じる。
    ・媚び3:相手が大切なものを踏みつけている
    ・媚び4:相手が我慢していることをしでかしてる

    ●被害者の座を降りる=自分を大切にしているから自信が取り戻せる。そういう人は攻撃されない。
    被害者役を引き受けてずっとそこにとどまると、自分を傷つけていることになる。
    自信とは付けるものでも、育てるもの

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    2020年06月22日
  • 「自分の居場所がない」と感じたときに読む本

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    守るべきは心の平和。穏やかさ。

    読み進めるにつれて、心が穏やかになり、安心感を取り戻すことができました。
    人との関係の持ち方の具体的な説明にとても納得がいき、ほっとしました。

    居場所のなさを感じたときの処方箋に。

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    2020年05月03日
  • 小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ(大和出版)

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    私としては、自信の源となるBEの自信をどう作るのか分からない部分がありました。
    ただ、すぐに行動に移すきっかけを作るために
    この本を読むのをお勧めします。

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    2020年04月17日
  • 夫婦・パートナー関係も それでいい。

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    重要な他者に特化した本。関係が良ければ、大きな支えになり、そのまた逆だと病気のきっかけにもなってしまうパートナーの存在。
    どうせうまくいかないと諦めずに、関係をより良くするために考えていきたいと思った。

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    2020年04月04日
  • 自己肯定感、持っていますか?(大和出版) あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法

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    自己肯定感を「自分」を見つめて高めていくのではなく、「他人」の見方を変えることによって高めていこうという本。

    よく見る自己肯定感を上げる本などでは、ワークがあったり過去の自分と向き合ったりする方法が登場するが、エネルギーを使うし1人で落ち着ける時間が必要だし...ということであまり実行できずにいた。
    しかし、この方法では日常生活の中で関わる人々を見ながら、捉え方を変えていくため、特別に時間を設ける必要もなく、継続的に実行できる。

    他人の評価をしないことで、自分の評価をしなくなっていき、自己肯定感が高まる。理論的だと思う。
    ただ、相手も相当自己肯定感低いだろうことから私を攻撃してくる人がいる

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    2020年03月25日
  • 「対人関係療法」の精神科医が教える 「怒り」がスーッと消える本(大和出版)

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    ネタバレ

    イライラ対処法。境界線を引いて、視野を広げて、柔軟に対応して。練習しよう。

    ・相手に対して最低限の配慮ができないということは、相手には何らかの事情があるということ
    ・アドバイスには常に毒があり、相手の現状を否定しており、本人の心の悲鳴である

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    2020年03月15日
  • 大人のための「困った感情」のトリセツ(大和出版)

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    部下を持つようになり、イライラ気味な自分。
    このままではマズイと思いこの手の本を読んでます。
    自分にとってはこのような本を読む事で心を落ち着かせる事ができます。

    この本の中では、感情の持つ意味が書かれていて、結構納得。こんな風に考えられたら、イライラは減りそう。
    そして親友ノートと表現している、自分の心の見える化
    最後に相手を思いやる事
    常に心を落ち着かせていればいいんだなと安心出来ました

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    2020年01月18日
  • 「自分の居場所がない」と感じたときに読む本

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    居場所がないと感じたときに誰かに与えられる受け身の姿勢ではなく、心の安らぎを得ることを目的とすること。そして、自分自身が居場所を他者に与えられる存在になる。という視点は最近の自分の考えに近く、参考になった。
    クラスや職員室に居場所がないと感じたり、今の学校は〜でダメという意見をよくSNSで見かけたりする。
    そんな人たちは自分自身も批判している組織の一員であることを自覚した方がいい。
    自分もその組織の一員であるという当事者意識をもち、
    「じゃあどうすれば居心地がよいと感じるのか?」
    という問いをもって行動につなげる。
    自戒もこめて、自らが居心地の良い環境をつくることができる実践者でありたい。

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    2020年01月13日
  • 自己肯定感、持っていますか?(大和出版) あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法

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    自己肯定感が低いと自分の正しさを相手に押しつける
    無条件のリスペクトが自己肯定感を高めるカギになる
    無条件のリスペクトとは○○だから尊敬しているではなく、相手の存在自体をリスペクトするという事

    誰もが与えられた事情や条件の中で生きている
    またその中で前進しようと頑張っているのが人間である
    頑張っている存在自体をリスペクトする
    リスペクトが通用しなさそうな人ほどリスペクトを必要としており、心を閉ざしている人ほど受け入れられたいと思っている

    ダメだと思う自分自身にも事情や条件がある
    その中で生きている自分を受け入れてありのままを認める
    自己肯定感を高めると○○すべきから○○したいに感覚が変わり

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    2020年01月06日
  • 「毒親」の正体―精神科医の診察室から―(新潮新書)

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    自分も毒親にならないためにと読んだけど もっと深刻なおうちはたくさんあるのだろう。よけいな解釈にエネルギーを使うのではなくただ知ればよい 自分が悪いわけではない そこから自分がどう生きるか考えればいいというアドバイスに納得。毒親カウンセラーによる読み物は 親への恨み感の代弁がすごくて読むのがつらいけど この本は精神医学的に心理学的に淡々と書かれていることも助かった。知ることで 自分もまた毒親にならないためにどうするかも考えられそう。
    でもこの毒親って言葉は 目にも心にもなんとなく慣れない。もう普及しちゃってるから仕方ないけど…

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    2019年12月24日
  • 「いつも忙しい」がなくなる心の習慣

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    心のゆとりを持つための、作業効率テクの話かと思ったらポジティブシンキング的なやつで期待と内容は違った。
    もう、充分備わってる。

    ただ、いつ自分がネガティヴで心に余裕の無い人間になるか分からないので、この本で学んだことは忘れないようにしたい。
    私は忙しいというフィルターをかけて、いつも忙しそうにしている人にはなりたくない。
    仕事や趣味、飲み会、勉強、ゴルフを「するべきこと」と考えて取り組むのでは無く、「したいこと」と捉えて主体的に取り組むことで心に余裕が生まれる。
    「したい」という気持ちで行動することを忘れないで生きたい。

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    2019年12月03日