水島広子のレビュー一覧
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自信にはDOの自信とBEの自信の種類ある。
DOの自信とは、成果のようなものであり、何かができたから自信があるというもの。
BEの自信は、自分のあり方の自信であり、自分への感じ方がよいことの自信。こうあるべきではなく、こうしたいというもの。こうありたいというものなので、仕事は誠実に頑張りたい。心をこめて日々の暮らしを送りたいなど、ありたい自分、姿勢のこと。
ありたい自分を決め、それを愛おしく思う。結果は二の次。
自分の評価を気にしていたら、まな板の鯉状態。まさにDOの成果を気にしている状態。そうではなく、その状態を自分から心から楽しんでいるかという心のあり方に注意する。自分はどう思われるかと -
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「今はこれでよい」
の上に進歩を重ね、
それでもまた
「今はこれでよい」という
杭を打っていくことによって、
状況に左右されない、
しっかりした自信の土台が
できていきます。
(水島広子/精神科医・医学博士
『「本当の自信」を手に入れる9つのステップ』より)
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「もっとこうなりたい!」
という想いは
成長につながるけれど
「今のままではダメだ」
という思いからの行動だと
いつまでも自分を認められない
今の自分にできていないことは
いろんな事情があって
できていないこと
「自分がダメ」だからじゃない
「今はこれでいい」
すべてを受け入れた上に
積み重ねていきたい
「 -
Posted by ブクログ
自分の親に対して、ずっとモヤモヤしていました。
年をとるにつれて、そのモヤモヤは大きくなる一方でした。
自分の親が毒親かどうかは別にして、この本を読んで自分の父も母もASDタイプじゃないかと思い当たりました。
父も母も真面目すぎるくらい真面目な人たちで、僕は虐待は受けていませんが、一方で親から褒められたり、認められたと感じた記憶はありません。
母は言うことがその時でコロコロと変わり、いつも極端に僕から異性を遠ざけようとしていました。
父は交友関係と呼べるものはほとんどなく、「恥」となることを極端に嫌うため、人の力を借りることを自分にも子供にも認めませんでした。
まさか自分の親が発達障害 -
Posted by ブクログ
私たちはなぜかくも問題を複雑にしてしまうのだろうか。意識的にならなければ、パートナーとの関係は深まらないのだ。実践的な本でした。
・不安を汲み取る。そのために、言葉にする。
・攻撃ではなく、自分が困っていることを話す。
・攻撃すると、防衛本能から人は頑なになる。
・「完璧な妻 対 ダメ夫」から「強迫観念に苦しむ不安に苦しむ妻 対 支える夫」に。
・決まった時間にお互いが話し合いに集中する。ダメなときもキャンセルではなく、リスケする。
・過去の話の時も今に注目。
・離婚後の子どもへの悪影響は、パートナーだった人との関係が悪いままで続いているかどうかだけが関わっている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレコミュニケーション上手にならなきゃ!!という強迫観念にとらわれた心をほぐしてくれる1冊。
これ読んだだけじゃ自分のコミュニケーション力は変わらないけど、肩の力が抜けて会話がラクになったのはありがたい。
私的気付きはおおまかに以下5点。
・盛り上げ上手=コミュニケーション上手という考えを手放す。自分の個性に合ったコミュニケーション能力を磨けばいい。
・目的を持ってコミュニケーションする。「必要がないなら話さなくても良い」と思ってみる。
・コミュニケーションは自分と相手の領域を意識。話す時は基本は自分の領域内を心がける。無意味に相手の領域に踏み込まない(不信感に繋がる)。
・自分の弱味