【感想・ネタバレ】「むなしさ」を感じたときに読む本のレビュー

あらすじ

「むなしい」「どうせ、意味がない」。こんな空気が、いつ頃からか社会を覆うようになってきています。右肩上がりの時代は終わった、と言われる時代背景を考えれば、人が「むなしさ」を感じがちなのは必然かもしれません。しかし、単にそんなムードに流されて生きる力を失ってほしくはありません。自分の中に内在している力に気づき、前向きな希望を見出してほしい。「むなしさ」を感じているときは自分を変えるべき、というサインでもあるのです。「むなしさ」が心に充満したとき、その空虚さに負けないためのヒントをまとめました。

水島広子(みずしまひろこ)1968年、東京生まれ。慶応大学医学部大学院修了。医学博士。「対人関係療法」の日本における第一人者。慶大医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月から国会議員として2期5年務める。『「怒り」がスーッと消える本』ほか著書多数。

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Posted by ブクログ

クライエントの簡単な質問に答える形で書いていて、その質問が自分にピンと心当たりがあるものだとぐっと親近感を感じることができた。

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2016年05月29日

Posted by ブクログ

精神科医らしい正論。べきをやめようとか、何のためにをやめようとか、確かにそうなんだけど、それが簡単にできないからむなしさに苛まれているのだけど。

やってみようと思うのは、与えることかな。見返りを求めず、ただ相手のことを思って与える。自分ができる範囲のことを。それを誰かと比べたり、評価して落ち込んじゃうんだけど、少しでもそれを減らしてやってみたい。

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2021年11月20日

Posted by ブクログ

事例は多いが短文のため、共感性が低かった。
対応方法も抽象的で頭に残らない。
永田町での著者の体験談が良い。ただこれは他書ですでに紹介されているんだな。
最後の章になって、うつ病との関連が扱われるが、ここからが実は本領を発揮しなければならないのではないだろうか。著者は精神科医なのだから。
ただ悪書ではない。むなしさは変化を求めるシグナルという主張は腑に落ちる。

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2018年05月13日

Posted by ブクログ

読んで納得する部分が多々あり。自分は心の中にむなしさを抱えていると実感した。むなしさからどう前向きに切り替えるか、気持ちの持ち方が解説してあるので、参考になった。

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2017年09月07日

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