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《対人関係療法でなおすシリーズ》の3冊目。「双極性障害」(=「躁うつ病」)とは、気分の高揚とうつ状態とが繰り返し訪れる病気である。単極性のうつ病と誤診されたためにうつがなかなか治らなかったり、病気ではなく性格の問題だとされて、きちんとした治療を受けられずに何年も過ごしている患者さんも多い。また、きちんと診断されても、これまでは薬物療法しか有効な治療法がなかった。本書では、「対人関係」と「社会リズム」という、この病気を発症させる二つの大きな要因に焦点を当てて、薬物療法以外に、自分自身でコントロール可能な方法を日本で初めて紹介する。
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年08月27日
双極性障害は、遺伝子が関係する脳の病気であり、基本は薬物療法となる。加えて、基本的な生活リズムを、社会関係にといても構築する「社会リズム療法」と、「対人関係療法」を説明した良書。
<シリーズ対人関係療法>の第三弾である。
内容は、双極性障害の基本とそれに対する薬物療法の基本をまとめており、その上...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月07日
双極性障害について、本人のみならず
周りで支えてる方向けにも書かれた本です。
非常に読みやすく書かれています。
しかし、肝心な内容になると「対人関係療法でなおす うつ病」を
読んでくださいと、姉妹書を読むように書かれているので
これ1冊では、詳細を理解することはできません。
更に、どのよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月19日
双極性障害そのものについてはそれほど深い記述はないが,肥満が双極性障害の予後不良因子であることや,遺伝的背景があることなど細かい新情報はある。薬物療法とIPSRTの併用は効果が期待できそう。5項目SRMなら簡易だし継続もできるのではないだろうか。しかしまぁ,双極性障害については,最近色々な本が出版さ...続きを読む
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