水島広子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
●被害者になって、現実を歪め、自分を傷つけない。
「まぁ、何か事情があったんじゃないの」と思う場合、相手を許しているようで、実は自分を傷つけない選択をしている。
●自分を傷つけふのは現実ではなく、自分がそこに乗せたストーリー。
●ストーリーを手放すには、「そう確信できる証拠が揃っているのか?」と考える習慣を。そもそも相手の領域で起こっている事について確信できることは殆どない。確信できないことを断定して怒るのは不毛。証拠が固まったら怒ろう。
●自分がこしらえた勝手な評価やストーリーを乗せて、自分の心の負担を増やす必要はない。
●正しさの綱引きに勝利はない。まな自分こそが正しいと思っている。自分 -
Posted by ブクログ
ところどころ理想論っぽい内容もあったが、全体的には納得できる。何をしたかという成果ではなく、自分はどうありたいかというあり方を土台にする、という考え方は目から鱗だった。
また、「今」に意識を向けることの大切さや、他人の下す評価は他人に任せるといったことも説かれていたが、これらはそれぞれマインドフルネスやアドラーの考え方と共通するものだと感じた。
まるで自分のことを言われているような鋭い記述が多くあり、これまで抱えてきた生きづらさの根源、モヤモヤ感が言葉で説明され、その点でもスッキリできた。あとはこの本の考え方を意識しながら、生活できるかという点にかかっているが、周囲の環境や人間関係はそう一 -
Posted by ブクログ
ネタバレいわゆる「自己肯定感」は大切だと再認識しておくために購入。仕事をしている人、ほかの人と比べてしまう人など、様々な身近なシチュエーションにおいて「自己肯定」をするにはどうステップを踏めばいいのかわかりやすく書いてありました。面白かったのは、成果(見た目/数字/外見など)から得る自信を<DOの自信>と名付け、自分は今こうありたいという気持ちを<BEの自信>として解説していた点です。覚えておきたいのは、<DOの自信>はより優れた人が出てきたり、もっと自分を追い込まなきゃと思ってしまったり、常に成果を上げるのには不確定な要素が多かったり、自分のやり方を重視して人に寛容的になれなかったりすることが多い。
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Posted by ブクログ
ネタバレなるほどな、と思うこと多々あり、考え方の方向としてはいいのかなと思うのですが…
著者の方も多分に感じておられたのか「自慢のように聞こえてしまうかもしれませんが」のようなことを再々書きつつ、ご自分のエピソードを多用されていましたが…うん、申し訳ないけど私にはやはり自慢にしか感じられなかった(笑)
言ってることは正しいけれども鼻につく?
著者の方を存じ上げているわけではないけれども、これを読む限りでは「この方は思うことはほぼ思うとおりに成してこられて、自分が全き納得できる人生を歩んでこられたのだろうな」という一点の曇りも感じられないような輝かしい経歴に感じられます。…何だか読んでいるうちに卑屈 -
Posted by ブクログ
ざっと読んだだけになったが、理解したことがひとつ。
意外と発達障害の人は多いんだ、ということ。
「なんであの人ああいうことするんだろう。普段はいい人なのに」と思うことがあったが、「ああ、発達障害だったのか」と腑に落ちたことがあった。
自覚は難しいだろうけれど、関わる者としては、そういう病気があることを知っていた方が楽に付き合えるだろう。
親になるって大変。
「自分はこうならない」とは言い切れないと思う。
水島さんの著書『女子の人間関係』は好きだが、似たような内容の本が多くなってきたせいか、少し合わなくなってきた気がする。
「上から」を感じるのか、宣伝が多いせいか。