水島広子のレビュー一覧
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私のための本だ…と思わずにいられない題名。多忙感にさいなまれ、「これが終われば…」「○月になれば…」といつも思いながら仕事をしているが、考える時間が多すぎて行動が少ない。本当にやりたいことを始めるには、今しかない。ヒントになることがいろいろあった。
○忙しさで思考停止せず、「やるべきことが何なのか」「どのくらい時間がかかるか」「今やっておいた方が後で楽なのか」などを検討して、実際にやるべきことを小さいタスクとして挙げ、着手する。そしてできたことに目を向ける。
○「今、そんなことをやってる余裕はない」ではなく、忙しいからこそとりあえずやる。やってみると案外ハードルは下がることもある。
○秘 -
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ネタバレ主にものごとの考え方を変えて、ストレスを軽減しようという内容の本。
以下、内容の抜粋と感想など。
・「◯◯すべき」は「◯◯したい」に置き換える
※自分のしたいことが整理されてくる
※自分の人生を大切にしている感覚も強まる
・負の感情に巻き込まれない
※人間誰しもに起こる反応と考える
※イライラするのをやめてみる
→そのときの何とも言えない解放感を味わう
・敵対視されても「それは相手の事情」
※被害者意識はストレスをためるだけ
※相手には相手の事情があるのだろうと考える
→「相手の問題」には踏み込まない
(アドラー心理学の課題の分離)
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Posted by ブクログ
ネタバレ⭐︎3.5
ネガティブ思考な人間からすると、共感することが多く、肝に銘じておきたい言葉もたくさんありました。
例えば、ネガティブ=悪いことと捉えがちだが、自分がその事象に対してなんらかのニーズがあるから、ネガティブな感情をいだくようになっている。体が痛いと感じるように心も痛いと感じなければ、それこそ心身のバランスを崩してしまうから、正常な反応だと納得。
また、ネガティブな人は嫌われるか?という作者の問いに対して、そこで何かを求めてしまうと嫌われるかもと言う先生の回答。
「『私はホントに価値のない人間です』といわれると、相手は『そんなことありませんよ』と答えないといけない感じがする。これは「 -
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ネタバレ水島先生6冊目。
本の題名が違っても、本質的には同じことを言っている気がします。
やはり、基本的には、
その怒りがどこからくるのか、それは防御であり衝撃であり自分を守ろうとしている反応なので、それを否定しないで受け止めることから始めること。
自分が怒る場合でも相手が起こってくる場合でも、本質はその人物が困っているからだということ。それを理解した上でどう対処するか、というお話です。
参考になったことは、
人は他人を怒らせることはできない。怒らせるきっかけを与えているだけ。
それにストーリーを加えているのは自分であって、それは大概、妄想である。
なので、勝手に色々と想像してストーリーを付け加 -
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誰かのブログで知り手に取ってみた。
自分の性格とは異なったのでパラパラと読んだけど、
そう育てられてきたのだからそうなって当然なのだ、と考えること
というのが、至極当たり前のようでなかなか出来ていなかった考え方だった。あぁそうやって柔らかく認めてしまっても良いのか、と思い心がほぐれた。
ずっと昔職場の先輩が「人はプラスの言葉じゃないと動かないからね」とつぶやいていたけれど、この本でも「人間の変化は現状の肯定からしかありえない」ときっぱり書いてある。認めた上で行動を変えて行けば良い方向へ変わっていける。自分を、他人を、認めるって大切だなぁと思う。