水島広子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ■うつ病は命に関わる病気
うつ病の症状の一つに「自殺したくなる」という気持ちがあります。
うつ病能症状として、そういう気持ちになる、というのは
うつ病を知っておく効用である。
■治療が必要な理由
実はうつ病は、治療しなくても治る病気だといわれています。
基本的には「休めば治る」病気だと言うことです。
実際に治療を受けずに回復している人は存在していますし、
特に思春期のうつ病は、ひっそりと病んで、ひっそりと治っている人の方が
多いと思います。
思春期のうつ病は発見され難いし、環境の影響をとても受けやすいので、
環境が好転することで改善することが多いのです。
では、うつ病は治療しなくてもよいのかというと、
そんなことはありません。
まず、症状によるマイナスが大きすぎます。
まず、症状によるマイナスが大きすぎます。
なんといってもつらいですし、社会的にも色々な支障をきたします。
思春期の場合は、大人に成長していく上で
症状に大きく足をひっぱられることもあります。
けれども、治療をすることによって、症状の重さも持続期間も短くすることができます。
そして、最も注意しなければならないのは「自殺したがる」といううつ病の症状です。
もしかしたら治療を受けなくてもなるかもしれないけれど
それまでに自殺してしまったら、取り返しがつきません。
うつ病の「繰り返しやすさ」も、治療が必要な理由の一つです。 -
Posted by ブクログ
職場に復職する方がいるので、読んでみました。
うつ病を知る、治療法を知る、対人関係療法を知る、再発と回復期をしる、家族・周りのすべきことを知る・・・という流れで、読みやすかったです。
メジャーな治療法ではない(薬物と認知療法が中心なんだそうです)とありましたが、とてもわかりやすかったです。
うつ病にかぎらず、対人関係で悩んだりすることはだれでもあると思います。特に、この本の中の「役割をめぐる不一致」(自分が相手に対して無意識にもっている「こうなるべき」と相手との不一致や、「相手はこうしてほしいと思ってるはず」と実際の要望との不一致)はしょっちゅう起きると思います。そんな時、自分と相手で考えがずれているのかもと気づき(伝わっているはずと決めつけず)、解決法を示唆する箇所などはとても役に立つと思います。 -
Posted by ブクログ
私は小学生の頃から、休み時間に群れてトイレに行く事に疑問を持っていて、誘われても断っていました。
それでイジメにあったこともあります。
子どもながらに「女ってめんどくさい」って思ってました。
出産して、子育てをしていた時は、いわゆる"ママ友"ってやつ。
集まって旦那や姑の悪口を言う。
それに何の意味があるの?
シングルだった私の僻みかもしれませんが、嫌なら離婚すればいいじゃん。この時間ムダ!と思って、ママ友との付き合いも辞めました。
そして思いました。
「女ってめんどくさい」
40代になった今も、女友達はあまりいません。
男友達と遊んだり、1人でいる事も多いですが、やっぱり女子と、あーだこーだ言いたい時もある!
だから少し女友達を作ろう!と思い、この本を読んでみましたが、結局途中でうんざりしてきて読むのを辞めました。
女って、めんどくさいなーっていう気持ちが少しでもなくなればいいなって思ったけど、やっぱりめんどくさかったです!
うまく付き合ってまで、女友達作らなくてもいいかな…と、そう思わせてくれた1冊です!笑 -
Posted by ブクログ
気にしすぎているなー、と感じた時は、
分厚い不安メガネをかけて、
何が起きているかよくわからない時。
一度深呼吸して、今に集中。
自責の念に駆られず、やすみやすみ日常を進める。
そしてありのままを受け入れる。
心の保護者になってあげる。
こんな感じかな?
水島先生の「女子の人間関係」に衝撃を受けてから
拝読するのは何冊目だろう。
角度を変えて、対人関係療法のコアを掴んだ感じ。
少し緩やかに読めるようになったのは、
体得したからだろうか。
本当に随分と息がしやすくなった。
心のあり方を文字を通じて諭されている時、
時々哲学っぽく感じる。
今回の収穫は「不安のメガネ」だね。 -
Posted by ブクログ
うーん、私の悩みには合わなかったかな。
合う人にはいい本だと思います。
コミックエッセイでとても読みやすかったです。
私は母の話を聞くのが本当に苦痛で、その助けになればと思って手に取りました。
でも、そもそもの読者層と私がズレていたみたいです。
私は貂々さんとちがって、そんなに自分にネガティブじゃないし、人も怖くないし、人の話を聞くのが元々好きなんですよね。
そして、母の話だけ無心で聞くのが大変難しいんです。
というのも、母は頭がこんがらがったまま話すので、突然「明日電話することにしたから~」のように話が始まるタイプで、そのまま謎は謎のまま話が進んでいってしまいます
聞いているときに「なんの話が始まったの?」「誰のことを話してるの?」という疑問ばかりで、そもそも頭をフル回転させて要点を整理しながら聞き返さないとなんの話かさっぱりわからないんです。
無心で聞いても何もわからないままで、心もほかぽかしないし、どっと疲れてなんの時間だったんだろう…となるばかりです。
また、母は自分の感情を認識することが困難な人で、自分の感情がわからないから、話の内容はすべて事実の羅列なんですよ。
誰々さんが誰々さんと喧嘩した、誰々さんがどこに旅行にいった、誰々さんはお母さんの介護でいま地元にいないらしい、そういった話のあとに湧き上がるはずの感情もなくて、「喧嘩するなんて子どもっぽいよねー」とか「旅行羨ましいー」とか、「介護って大変ねー」といった感情はなく、本当に近所の人、友達の近況、今日の自分の行動などを延々羅列して伝えられるだけなんですよ。
母はネガティブでもなく、悪口や愚痴を言うわけでもなく、事実の羅列だけなんです。
何を考えて感じる人なのか全くわからないんです。
(しかも、こういった話のときも、「どこどこに行ってきたらしくて~」と突然話が始まるので、「誰の話!?」となります。)
アドバイスしてあげなきゃとも思ってないし、何か言わなきゃとも思わないし、共感しなきゃとも思ってないし、母のためになりたいとも全く思ってないんですけど、なんの話かわからなくて、母が何を感じたかもわかりなくて、大量の球で壁打ちされているような気持ちになって、疲れるんです。
私は精神科に通っていますが、主治医は「本人を見ていないから確定診断はできないけれど、お母様はasdかもしれないですね」と言っていました。
そういったタイプの「話を聞くのに疲れる」タイプには役立たないかな…と思います。
「共感しよう、アドバイスしよう、相手のためにと、真剣に話を聞きすぎちゃって疲れちゃう」というタイプだと目から鱗になるんだと思います。
おそらく私の悩みの解決方法は、母が自身の心の動きを感じ取れるようになることなんだと思います。私は母と心の交流がしたくて苦しんでるんです。
けれど、母と私は他人ですから、母と楽しく話をしたい、普通に会話ができるようになりたい、変わってほしいと思うこと自体が間違っていて求めすぎなんだと思います。
そういった気持ちになった本でした。
-
Posted by ブクログ
水島広子さんの本はもう何冊読んだだろうか。
何冊も読んでいると、対人関係療法の芯みたいなものがぼやーっと浮かび上がってくる。
一方で、どの本を拝読しても
新たな発見があり、読むことをやめられない。
一つずつ、ほんの少しずつだけど重荷を下ろしていくような、融解していくような感覚。
今回は、自虐が相手の反応を束縛する、という考え方にハッとした。
人間関係において、相手より幸せに見えてはいけない、ということを大切にしていたから。。。
そもそも私は人より幸せそうに見えてはいけないという呪縛を抱えていたのか、という発見。
常に自己評価を下げ続ける苦しみを抱えていて、
じんわり血を流し続けていたことに齡30超えて気づくという。。
水島さんの著書をきっかけに自己分析が進みます。
そして傷が癒やされていきます。
血を流した分の時間はかかるだろうけど。
漠然と自身の価値を疑っている人は読む価値あり。