コナン・ドイルのレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズの思い出
    どんなことになろうとも、不安な疑惑よりも事実の方がましです。

    再読というのもあるが、展開がなんとなくパターン化している印象。とはいえ面白いのはホームズらの人物像に魅力があることと、短編ゆえのライトな設定とテンポのよさ。後は少し古いロンドンの描写。白銀号事件や入院患者が好み。マスグレーブや海軍条約文...続きを読む
  • 名探偵ホームズ 最後の事件
    秘密の海軍条約の原文を盗んだのは誰か。怪しい人がいろいろいて読み手は惑わされるが、ホームズは冷静に推理していく。一芝居打って犯人を暴くところは痛快。先が気になってページをめくる手が止まらなかった。

    助手のワトスンが語り手となっているのもいい。ホームズが何を考えているのか何も考えていないのか、ワトス...続きを読む
  • 憂国のモリアーティ 1
    とっても絵が綺麗!!ストーリーも奥深く引き込まれる内容でハマりました!!
    モリアーティというと悪役として有名ですが、斬新なストーリー展開でした。
  • シャーロック・ホームズの冒険
     シャーロック・ホームズの短編集。個人的には「ボヘミアの醜聞」、「赤毛組合」、「まだらの紐」がおすすめ。
  • 憂国のモリアーティ 19
    償いの明確な答えはないから、悩みながら探していく。人生には答えがないことが多いから、答えに生き急いでしまうのではなく、常に模索して悩みながら生きることも大事なのかな。

    シャーロックとウィリアムが和解したけど、この後どうやって最後の谷の展開に繋がるんだろう。またすれ違いが起きてしまうのかな。
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    「シャーロック・ホームズ」シリーズ第四短編集。『瀕死の探偵』『最後の挨拶』が特に印象深い。どちらもシャーロック・ホームズの演技に騙された。また、『悪魔の足』では、ホームズの化学者としての一面がより顕著で、トリックが解明されたときのカタルシスが大きかった。
  • シャーロック・ホームズの事件簿
    「シャーロック・ホームズ」シリーズ最後の短編集。「シャーロック・ホームズ」シリーズは推理だけでなく、冒険小説の要素もある。『マザリンの宝石』は、シャーロック・ホームズが巧みなトリックを用いて犯人を捕まえる。推理力だけでなく、犯人を騙す演技力も光った。
  • シャーロック・ホームズの冒険
    「シャーロック・ホームズ」シリーズ最初の短編集。ロンドンで起こる多くの事件をホームズが論理的推理で解決する。謎が解けたときのカタルシスがどれも大きい。特に印象に残ったのは『赤毛組合』。
  • 緋色の研究
    「緋色の研究」というタイトルからは想像できない程のスケールの大きい物語。始まりはロンドンの小さな空き家で起きた殺人事件が、終わってみれば発端はアメリカの宗教都市に始まった長い復讐劇の終幕。ホームズはホープを僅か3日で捕まえたが、ホープは何年も機会を逃し続けそれでも諦めるこなくヨーロッパを渡りロンドン...続きを読む
  • 憂国のモリアーティ 7
    ロンドン犯罪史上欠かすことのできない切り裂きジャック事件に大胆な仮説を立てていて、大変読みごたえがありました
    逃走シーンって見ているだけでなんでこんなに力が入るのでしょう?
    ドキドキハラハラの攻防にどんどんページが進み、あっという間に一冊読み終えてしまった感じです
    続きが気になります
  • 緋色の研究
    ホームズシリーズ第一作です。

    ホームズとワトソン、レストレードの初登場作品です。
    この作品は2部構成で1部が事件、2部が犯人の過去となっており、2部ではホームズ達は殆ど登場しません。
    翻訳されたのは昔ですが、かなり読みやすいです。
    何度も読み返してしまう程面白いです!
    発表時に評価されなかったのが...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの冒険
    子供のころ読んだきりで、今回久しぶりに読み返してみました。やっぱりホームズとワトソン博士のコンビは最高です。

    ミステリーだからと言って必ず人があ死ぬ事件ばかりではないため、不可解で不思議な事件であり、最後にホームズが解説してくれるので、なるほどな!っと思えて楽しめます。一番関心する部分は、ホームズ...続きを読む
  • 緋色の研究
    ホームズによる見事な推理に爽快!楽しめました。
    ワトスンとホームズの出会いの場面を知ることができて感動しました。
    ひと目見て「この人はどんな人か」当ててしまうホームズに驚愕。その観察眼が素晴らし過ぎます。
    ホームズ作品、またじっくり読んでいきたいと思います。
  • 名探偵シャーロック・ホームズ バスカビルの魔犬
    この本はすごくミステリーが多い本です。
    最初思ったのは、あらすじや登場人物が詳しく書いていたので読みやすかったです。
  • シャーロック・ホームズの冒険
     再読だが結末を覚えていない話がほとんどと、新鮮な気持ちで楽しめた。やはり『ボヘミアの醜聞』『赤髪組合』『まだらの紐』は安定の面白さ。加えて『青いガーネット』や『唇の捩れた男』も好きになった。『花嫁失踪事件』のセントサイモン卿はとても惨めで可哀想なのに、笑顔で祝福して許してほしい的なスタンスが厚かま...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの冒険
    初っ端から、"あの女"こと"アイリーン・アドラー"が登場する「ボヘミアの醜聞」。
    「シャーロック・ホームズさん、こんばんは」という台詞に思わずニヤニヤする。
    初めて読んだホームズ作品は緋色の研究だったが、長編ゆえ、真相に辿り着くまで派手な展開もなく退屈してしまったが、今作などは短編集なのでどの作品も...続きを読む
  • 憂国のモリアーティ 6
    大英帝国の醜聞編完結。これまでの中で一番壮大、なおかつ緻密なストーリーで、とても読みごたえがありました。
    アイリーン・アドラーの登場でシャーロックと犯罪卿の関係にも大きな変化が現れ、対立という構図を取りながらも、お互い目指すゴールは同じであると認識する、今後の展開の大きなターニングポイントになる巻で...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの帰還
    一つ前に読んでいたものに引っ張られて、のんびり買い集めているホームズの短編集を選択。シリーズは有名どころしか読んだ記憶がなかったので(不確かだが)、ほぼほぼ初見の心持ちで読み進めた。
    滝からの復活から幕開けとなる13の短編は、殺人事件だけではない、バラエティに富んだ背景と人間模様とを描き出している。...続きを読む
  • 緋色の研究
    名作古典、文章も古典古典していて読みにくかったら…と危惧していましたが、ものすごく読みやすくて驚きました。
    感情を揺さぶる人間味のあるストーリーも良く、大満足の一冊です。
    薄いなーと思ったのですが、大きな事件は丸々一冊でひとつを解決するので、深く、読み応えのある本でした◎

    ホームズシリーズは、20...続きを読む
  • 世界の名探偵2 ホームズ【試し読み】
    小さいころから色々なメディアでホームズ作品を見てきましたけど、ほんとにホームズやワトスンは色々な姿で出てくるなんて思います。