コナン・ドイルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
秘密の海軍条約の原文を盗んだのは誰か。怪しい人がいろいろいて読み手は惑わされるが、ホームズは冷静に推理していく。一芝居打って犯人を暴くところは痛快。先が気になってページをめくる手が止まらなかった。
助手のワトスンが語り手となっているのもいい。ホームズが何を考えているのか何も考えていないのか、ワトスンの信頼や困惑に寄り添いながら読み進めていくことができる。
最後の事件では、推理といった推理はなかったのだけど、まさかの最後で「えぇっ!」と驚愕した。「最後の事件」を最初に読んだのはちょっとミス。
一つの話の中で過去の事件にふれられることも多く、親切にも何巻にその話が載っているのか注がついている -
Posted by ブクログ
一つ前に読んでいたものに引っ張られて、のんびり買い集めているホームズの短編集を選択。シリーズは有名どころしか読んだ記憶がなかったので(不確かだが)、ほぼほぼ初見の心持ちで読み進めた。
滝からの復活から幕開けとなる13の短編は、殺人事件だけではない、バラエティに富んだ背景と人間模様とを描き出している。そんな多種多様な事件や舞台よりも印象に残るのは、ホームズとワトスンの関係性の深さ。優秀だけど危なっかしいホームズは、偏屈で孤高の存在のように見せかけながら全幅の信頼をワトスンに寄せている。ワトスンはワトスンでホームズへの好意を隠す気すらない。なんだこれ相思相愛じゃないか。そんな2人の関係性が、物語に