恐怖の谷

恐怖の谷

572円 (税込)

2pt

ホームズのもとに届いた暗号の手紙。時を同じくして起きた暗号どおりの殺人事件。サセックス州の小村にある古い館の主人が、散弾銃で顔を撃たれたというのだ。事件の背後には、宿敵モリアティ教授の影が垣間見える――捜査に当ったホームズが探り出したのは、20年前のアメリカに端を発する、恐怖の復讐劇だった。推理、冒険、恋、友情を描ききったホームズ・シリーズ最後の長編。

...続きを読む

恐怖の谷 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月14日

    久々に面白い長編でした!
    第二部でまさかの展開!
    驚いたし意外だったしそしてするすると読めた!
    それよりも怖いモリアーティ教授はどんだけ恐ろしいんでしょう
    対峙しているホームズもすごい人なんだろうなと思いました

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月07日

     ホームズ最後の長編。『緋色の研究』のように二部構成なので、後半はホームズを読んでいることを忘れてしまう。第一部はDNA鑑定が確立していない時代であることを忘れていたので、純粋に驚いてしまった。続く二部で登場する法も秩序もない犯罪者集団が蔓延る町は、今でこそ現実味がないものの当時はエンタメとして面白...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月30日

    長編4作品の中で一番面白かった。

    ミステリーとしての謎はともかく、前編の事件と後編の動機の物語の構成とバランスが良い。
    どちらも面白くてまとまりが良かった。

    後半に動機の物語を濃く語る構成って、いいな。こういうスタイルのミステリー他にもあるかな?ちょっと探してみよう。
    犯人の語る動機の薄っぺらさ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月06日

    前後2部作になっている長編であり、1部がホームズの活躍する場面ですが、2部だけでもミステリーとして非常に魅力的な作品だと思います。
    殺人事件があり、怪しい人物が何人かいて…、という展開なので、自分でも誰が犯人なのか考えながら読みました。しかし、やっぱりホームズの推理はそれを遥かに超えており、他の作品...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年09月11日

    シャーロック・ホームズ・シリーズの長編から始めて4作目。ホームズの推理にもだいぶ慣れてきた。ただ、意外性を演出するための脇役があまりにも間抜けすぎて、少々鼻についてきた。
    今回は推理小説として大変分かりやすい内容だったのと、宿敵モリアティ教授の存在が匂わされている事が新鮮で退屈しなかった。
    やはり発...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年08月08日

    シャーロック・ホームズシリーズの長編です。今作は、第1部の事件編と第2部の事件までの経緯編という2部構成です。
    事件編では、トリックで読者は騙されてしまいます。そして、意外な結末。途中、伏線がありますけど、読み通してみて初めて意味がわかります。
    経緯編では、事件編のある人物の活躍が記されていきます。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年04月16日

    最後の事件の直前の物語のような終わり方で、モリアーティとの対決間近を思わせる。

    この長編も前後半にてお話が分かれるいつものパターンだが、話自体、独立していてそれなりに楽しめる。

    0

    Posted by ブクログ 2015年03月26日

    面白い。とにかく面白い。
    1部も2部もそれぞれで1つの物語として読みごたえがあります。シャーロックはでてこないけど、2部の鮮やかな物語展開は本当に素晴らしい!

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    シャーロック・ホームズはテンポよく進んでいく短編がおもしろいが、長編のこの作品も二部に分かれている後半だけでも独立した物語として楽しめておもしろい。でも、もしかしてドイルはホームズを書くのに飽きていて違うものを書きたかったからこういう構成にしたのかなと思ってしまった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月18日

    一部で事件、二部でその事件の被害者が主人公の一部の事件が起こった原因が書かれてる

    二部に入る前に
    –一つの話も片付けもしないでおいて、他の話をおしつけるのかとはやまらないでいただきたい。〜諸君が過去のミストリーを解決しえたら、私たちはふたたびベーカー街のこの部屋に落ち合ってそこで話の結末をつけるこ...続きを読む

    0

恐怖の谷 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

恐怖の谷 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す