あらすじ
「描かれた世界は情熱的で、目が眩くらむほど壮大で、
遺伝子レベルで心を揺さぶる魅力を放つ」
解説・角幡唯介(探検家・ノンフィクション作家)
冒険SF小説の金字塔を読みやすい新訳で!
ロンドンの若き新聞記者マローンが恋焦がれる才女グラディス。
彼女との結婚の条件は「英雄的な行いを為すこと」。博覧強記で乱暴者の
科学者・チャレンジャー教授が話す「未知の台地と恐竜の存在」。
その真偽を確かめるため、マローンとチャレンジャーはロクストン卿、サマリー教授と船で旅立つ。
たどり着いた台地で彼らを待ち受けるものとは――。
心揺さぶる冒険SF小説の古典的傑作を読みやすい新訳で贈る。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白すぎる。王道の冒険小説。序盤、主人公マローンは自信過剰なきらいがあるけど、後半は臆病なのに強がろうとする。人間的でいい。
あり得ない設定だけど細かいことを気にしなければ、実際にそんな世界があってもいいような気がしてくる。
絶滅したはずの恐竜とか未開の地の猿人や原住民が次々登場して単純にわくわくする。都合のいいことは多いけど読みやすいしとにかく面白い。最近の訳だからってのは大きいと思うけど。